第五部
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欽明天皇(志帰島天皇治天下卅(正しくは縦線が4本)一年(辛卯年四月崩陵桧前坂合岡也)」)から推古天皇の治世年数とそれぞれの崩御年そして陵の所在地を書いている。ここでは、欽明天皇の治世年数(辛卯年より数えて41年前)から逆算した即位年が『日本書紀』(宣化天皇4年に即位)と相違し、学者の論争の的となっている。
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第五部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/22 03:19 UTC 版)
「スマッシュをきめろ!」の記事における「第五部」の解説
完結編 イギリス留学したさおりは、パトリシアの協力を得、限界説に挑みながら、ウィンブルドンを目指す。途中で練習の妨げになるからと、パトリシアがさおりのトレードマークともいうべき長い髪を切り落とすというショッキングなシーンがある。さいごに真琴と再会し、真琴が哲也に惹かれていることを知り、「私に気を使わないで」と、逆に真琴の後押しをしようとする。しかし、生前、父が言い残したように、姉妹が協力し合って父のテニスを完成させるといった場面は出てこないまま、かなり中途半端なかたちで終ってしまう。そのため、それぞれのストーリーは一部一巻の長さを持っているのにたいし、この第五部だけは、完結編といわれながらも極端に短い。それでいて舞台が海外ということもあり、テニススクールの話やエル監督の計画、ジャッキーの秘密など話自体は興味深く、この第五部も一巻にまとまるだけ連載されていたとしたなら、かなり充実した内容になっていたものと想像される。ちなみに集英社版で単行本化された当初、この完結編は割愛されてしまっていた。
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第五部
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グローシア ジェイダ左大公の娘でロンタルナとコーリキの妹。ノリコと同じ年頃で、明るくしっかり者な性格。父と兄とは別行動でザーゴから逃亡し、アイビスク国の農村で「ハンナ」という偽名を名乗って隠れ住んでいたところをノリコとイザークと出会う。追手が現れたことからノリコらに身分を明かし、以降は行動を共にする。当初ノリコたちの事を「駈け落ちした王女と国一番の騎士」と説明され信じていた。 ニアナ ジェイダの妻でグローシア達の母。マイペースな性格で好奇心に駆られては迷子になり、よく娘にお説教を喰らっている。 アレフ・エラザード ジェイダに仕える警備隊の隊長で、逃亡中のニアナとグローシアを護衛していた。バーナダムの上司にあたる。隠れ住んでいた農村ではグローシアの兄として「ロキ」と名乗り雑貨屋を営んでいた。陽気で口達者な性格で、寡黙なイザークとは対照的なため、ノリコ曰く「漫才コンビ」状態になることも。 クレアジータ アイビスク国の高官。「天上鬼」の破壊者以外の、光の可能性を示唆した人物。その発言をしたことで死刑囚に貶められたが、イザーク達により救出された。 カタリナ、ダンジエル、ウェイ クレアジータと志を共にする同志。 マードウッグ ドニヤ国に帰順する形は取っているが自治権を認められ、「砂隠れの町」とも呼ばれる光の伝説が伝わる聖地・エンナマルナに住む一族の族長。血気盛んだが、実直で真っ直ぐな若者。ニアナからイザークとノリコの正体を知らされても恐れることなく、闇に立ち向かってきた二人を労った。ラチェフ一派が闇の力を使ってエンナマルナに攻めてきた際は一族でノリコを匿い、闇の力に対抗した。 パロイ ザーゴ国の新国王。ナーダ王子およびケミル右大公の失脚後、己の不徳を恥じた前国王が退位し、新国王として即位した。国王としての初仕事は、ジェイダ左大公の復職だった。
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第五部
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「みなさ〜ん!ボンバーマンですヨ!!」の記事における「第五部」の解説
ナガノオリンピックの会場でギャグ爆弾による低気圧の渦に巻き込まれ、異空間に飛ばされたボンバーキッドはあることから伝説の勇者と誤解され悪の大魔王を倒す旅に強引に駆りだされる。「ボンバーマンワールド」、「ボンバーマンウォーズ」のキャラクターや舞台設定が登場する。単行本未収録。
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第五部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:07 UTC 版)
ラウレンツ エーレンフェストの騎士見習い。旧ヴェローニカ派のギーベ・ヴィルトルの息子で、フロイデンの弟。 マティアスの親友で、二人で貴族院における旧ヴェローニカ派の子供たちを取りまとめていた。マティアスとともにエーレンフェストの情勢を見定めていたが、ローゼマインたち領主候補生の様子がおかしいと覚るや、親と道をたがえてゲオルギーネの陰謀を密告する。家族がゲオルギーネに名捧げをしていたため、ローゼマインに名捧げを行うことで連座を免れた。 性格に軽いところがあり、てらいもなく口説き文句を読むことができる。主であるローゼマインを含めて女性をからかうところがあるため、グレーティアからは敬遠されている。 ベルトラムという洗礼式前の異母弟がおり、彼の身を案じていた。 ベルトラム ラウレンツの異母弟。生母がすでに他界しているため、ラウレンツの母が引き取って洗礼式を迎える予定だった。しかしラウレンツの親が粛清されたため、神殿の孤児院に引き取られた。 貴族社会に戻るために勉学に励み、ラウレンツの説得もあって領主一族に対する感情も飲み込むところを見せたことで、アウブ・エーレンフェストを後見人として中級貴族として洗礼式を迎えることができた。ただし、洗礼式によって両親が決まる貴族社会では、公的にはラウレンツと兄弟ではなくなってしまう。 孤児院では孤児出身のディルクと張り合っていたが、貴族社会に復帰してからは貴族の常識を知らないディルクの面倒をみるようになった。 ミュリエラ エーレンフェストの中級文官見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。 親がゲオルギーネに名捧げしていたことで領主候補生に名捧げを行わなくてはならなくなったとき、恋愛小説が好きなためエルヴィーラへの名捧げを希望していたが、貴族院を卒業するまでローゼマインに名捧げを行うことになる。のちに加護の取得に名捧げが関係するかの実験のために、前倒しでエルヴィーラに名捧げを行った。 グレーティア エーレンフェストの中級側仕え見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。 実は神殿の青色神官と青色巫女の間に生まれた子供であり、外聞を気にした貴族の実家に母親ともども引き取られた。魔力があったため洗礼式は貴族の両親のもとで貴族として行われたが、その生い立ちのため貴族の家族とは仲が良くない。内気で引っ込み思案なため男子にからかわれやすく、そのため他人の顔色を伺うことと悲観的なものの見方をするようになる。 計算高いところがあり、旧ヴェローニカ派の粛清では名捧げの強要を利用してローゼマインに名捧げをすることで、実家との縁を切ろうとしていた。しかし名捧げをする必要がなくなったとき、ローゼマインにその計算高いところも含めて事情を話したことにより、名捧げを受け入れてもらえることになる。 灰色の髪と年齢の割には豊満な胸をからわかれてきたため男子が苦手で、ローゼマインには一生独身で仕えることを希望している。 バルトルト エーレンフェストの文官見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。 旧ヴェローニカ派の粛清では、ヴィルフリートに名捧げを行った。ただしアウブやヴィルフリートには反感を抱いていたらしく、名捧げで命令に逆らえないという信用を利用して甘言を吹き込んだり、領主候補生どうしの情報交換ができないように裏で工作をしていた。 カサンドラ エーレンフェストの側仕え見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。 旧ヴェローニカ派の粛清では、シャルロッテに名捧げを行った。 イージドール エーレンフェストの側仕え見習いで、ヴィルフリートの側近。 側仕え見習いの中ではブリュンヒルデと並んで魔力量が多かったため、嫁取りディッターに参加して後方支援を担った。 ニコラウス カルステッドの息子でローゼマインの異母弟だが、母親のトルデリーテが旧ヴェローニカ派であるため接触を避けられていた。 旧ヴェローニカ派の粛清でトルデリーテが拘束されたため、青色神官として神殿に入ることでローゼマインとの接点ができた。本人はローゼマインの護衛騎士になることを望んでおり真面目に頑張っているが、コルネリウスたちから警戒されているため希望がかなわないでいる。 ラザファム エーレンフェストの下級側仕えで、フェルディナンドの館の管理人をしている。 貴族院時代にヴェローニカの嫌がらせでフェルディナンドの側近につけられたが、主の信頼を勝ち取るために名捧げをした。しかしフェルディナンドがアーレンスバッハに移動したときには、戦闘力がなく自分の身を守れない者は危険だからと置いて行かれた。それ以降はローゼマインの図書館となった館の管理をしながら、情勢が落ち着いてフェルディナンドに呼ばれる日を待つ生活を送っている。 ギーベ・キルンベルガ エーレンフェストの上級貴族。中立派。 ローゼマインに国境門を案内し、エーレンフェストの成り立ちを説明した。ローゼマインのアウブとしての資質を高く評価し、彼女にアウブになってほしいと思っている。 アレクシス ヴィルフリートの護衛騎士で、ギーベ・キルンベルガの息子。 母親はライゼガング系貴族であるが、本人はヴェローニカ派ともライゼガング系とも距離を置いている。 ヴィルフリートの派閥を中立派からライゼガング系に寄せたいというランプレヒトに誘われて側近入りした。汚点があっても腐らず努力するヴィルフリートを評価していたが、3年次の貴族院より戻ってから変わってしまった主の姿を嘆いている。 トリステン ヴィルフリートの文官の上級貴族。旧ヴェローニカ派。 次代のアウブ夫妻を支えるために、婿入りする形でリーゼレータと婚約した。しかし、その後ローゼマインの中央入りがほぼ内定すると破談になった。 リュールラディ ヨースブレンナーの上級文官見習い。 おっとりとした性格で領主候補生の側近には向かないため、祖母に古い言葉を教えられた。 エーレンフェストとダンケルフェルガーの共同研究である奉納式の儀式に参加し、そこで本当の神事を再現したローゼマインの姿を見て感激する。恋愛小説が好きなものどうしでミュリエラと仲がよく、ローゼマインとフェルディナンドの仲を一緒に妄想するほどである。そこでミュリエラに2人をモデルにした物語を書いてみることを勧められ、2人の仲をメスティオノーラとエアヴェルミーンに仮託した切ない恋物語を構想する。 オルタンシア 中央の上級文官。クラッセンブルク出身でラオブルートの第一夫人。 貴族院の図書館からローゼマインを引き離し、王族の魔導具であるヴァイツとシュバルツの新たな主となるためにラオブルートから送り込まれた。本人はまじめに司書を務めあげているが、図書館の維持には上級貴族が3人は必要で彼女1人では魔力が足りないため、ローゼマインたちは引き続き図書委員として協力することになる。 夫であるラオブルートのことは職業上人を疑うことが仕事であると理解を示してはいるが、アナスタージウスの命令で口外禁止のトルークの調査をしているうちに夫の近辺を探ることになる。そのためか次の年は病気を理由に貴族院から引き離され、貴族院攻防戦の時点ではラオブルートに魔石にされていた。 ロヤリテート 中央騎士団の副団長。 マグダレーナ ツェント・トラオクヴァールの第三夫人で、ヒルデブラントの母親。 ダンケルフェルガー出身の元領主候補生。貴族院にいるときにダンケルフェルガーをディッターで打ち負かしていたフェルディナンドとの婚約話が持ち上がったが、本人がトラオクヴァールとの縁談を取りまとめてしまったため立ち消えになった経緯がある。マグダレーナの評によると、フェルディナンドは感情を抜きにした人の配置ができても、対人関係がからっきしだったという。 政争の終盤で第五王子だったトラオクヴァールのもとに嫁いだため、中立だったダンケルフェルガーが第五王子側について政争に勝利した経緯がある。ただしそれまでトラオクヴァールを支えていた中領地出身の第一夫人や第二夫人に遠慮して、大領地出身であるにもかかわらず第三夫人の地位に納まった。また息子であるヒルデブラントを王位に就けることを望まず、臣下として育てることに異を唱えていないことからも、権力欲はもっていない。 貴族院攻防戦では、ラオブルートに毒を盛られて動けないトラオクヴァールの代わりに鎧を着て参戦した。 フェルディナンドが王命でアーレンスバッハに赴いた件では、婚約者であるディートリンデの横柄な態度に「躾がなっていない」と評した。その後ヒルデブラントがラオブルートに唆されてシュタープを取得した上にランツェナーヴェの者たちにもシュタープを取得するのに利用されていた件では、逆にフェルディナンドに「躾がなっていない」と返されている。 トラオクヴァール ユルゲンシュミットのツェント。 先王の第五王子で、中領地出身の第三夫人の子供であるため臣下となるべく育てられたが、グルトリスハイトが失われた先の政変でクラッセンブルクに担ぎ出されて勝利し、そのまま王位に就いた。そのため聖典原理主義者や負け組の領地の貴族たちからは、「グルトリスハイトを持たぬ偽りの王」として正統性に疑問を抱かれている。 物腰が柔らかく生真面目な性格ではあるが、自己評価が低くどこか投げやりな部分も持ち合わせている。 グルトリスハイトをもたないまま薬漬けになってまで魔力を捧げているが、それでも国の維持や統治に無理がきていることを誰よりも承知している。そのためディートリンデであろうが(トルークで洗脳されていたとはいえ外国の侵略者である)ジェルヴァージオだろうが、正統な王が起つならばそれで構わないという態度をとってしまう。またローゼマインが最もグルトリスハイトに近い次期ツェント候補であると判明した時は、彼女にすべてを丸投げにするような意見をだしていた。ただし、ローゼマインの統治能力を不安視して押し込めに近い案を出したアナスタージウス王子には激怒し、ローゼマインと接触禁止にしている。 貴族院攻防戦ではラオブルートの裏切りによって毒を盛られて動けずにいた。 またその戦後処理では、フェルディナンドがメスティオノーラの書を持っていると判断して彼にツェントを押し付けようとしたため、その自分にとって都合のいい態度が息子であるジギスヴァルト王子にそっくりであると返された。最終的には中央が治めていた土地と廃領地の一部を切り分けて大領地のアウブとなる。 ジャンシアーヌ クラッセンブルクの領主候補生。ローゼマインの3学年下にあたる。 アウブ・クラッセンブルクの提案によりエーレンフェストと共同研究することになった、奉納式をはじめとする古い神事の再現のクラッセンブルク側の責任者となった。 レティーツィア アーレンスバッハの領主候補生。アウブ・アーレンスバッハと第一夫人の養女にして血縁上の孫にあたる。 政変によって領主候補生の数が足りなくなってしまったため、ドレヴァンヒェルに嫁いだ娘の子供を第一夫人が引き取り、アウブ・アーレンスバッハと第一夫人を親として洗礼式を受けた。そのため、公的には二人の娘ということになる。 アウブに就任すると同世代の領主候補生は上級貴族に身分を落とすというアーレンスバッハの慣習を避けるため、ディートリンデが中継ぎのアウブとして就任するとともにフェルディナンドと王命により婚姻して二人の養女になること、さらに王命によってヒルデブラント王子と婚約し、成人とともに婚姻してアウブに就任することが決定している。フェルディナンドがアーレンスバッハにやってきてからは、彼の厳しい教育にくじけそうな日々をおくっている。 フェルディナンドの教育の一環としてエーレンフェストにいるローゼマインとの文通をおこなうようになり、心配したローゼマインからはフェルディナンドを諫める言葉や実の両親の声を録音したシュミルのぬいぐるみを贈られるようになるまで親しくなる。 ランツェナーヴェの侵攻ではディートリンデとゲオルギーネに誘導され、フェルディナンドに毒を盛ることに利用されてしまう。さらにランツェナーヴェの船に拉致されて連れていかれそうになるが、アーレンスバッハに逆侵攻をかけたエーレンフェスト・ダンケルフェルガーの連合軍に他の人質とともに救出される。ランツェナーヴェ戦のあとはローゼマインとフェルディナンドの温情により反逆した領地の領主一族ではなく被害者の一人として扱われ、そのまま新領地アレキサンドリアの領主候補生の地位に留まった。 ロスヴィータ レティーツィアの筆頭側仕え。アーレンスバッハの出身だが第一夫人の娘がドレヴァンヒェルに輿入れしたときに側近として同行し、レティーツィアがアーレンスバッハ引き取られたときに側近につけられてアーレンスバッハに戻ってきた。そのため、養父母がすでに亡く実の両親から離れて暮らすレティーツィアにとっては母親代わりの存在である。 貴族らしく神殿への偏見や平民への無知があり、レティーツィアが祈念式への参加を要請されたときは怒ったが、ディートリンデの側にいるよりは安全だと受け入れた。 ランツェナーヴェの侵攻が開始される数日前から行方不明になる。実際にはその時点でもうランツェナーヴェ側に魔石にされていたが、ロスヴィータの身を心配したレティーツィアがフェルディナンドに訴えるためにランツェナーヴェからの玩具を持ち出し、結果としてフェルディナンドに毒を盛るきっかけとなってしまった。 ゼルギウス アーレンスバッハの側仕え。レティーツィアが引き取られたときに、母親のロスヴィータとともにドレヴァンヒェルから同行してきた。 アーレンスバッハにやってきたフェルディナンドに側近として付けられた。フェルディナンドの監視役であると同時に、レティーツィア派の貴族たちとの連絡役でもある。 シュトラール アーレンスバッハの騎士団長だったが、国境門の警備に関してディートリンデよりもフェルディナンドの意見を優先して警備の騎士を配置したことでディートリンデの不興を買い、騎士団長を解任された。その後、フェルディナンドの護衛騎士として側近に引き立てられる。 ランツェナーヴェの侵攻ではレティーツィア派の貴族たちに隠し部屋に隠れるよう指示した。またローゼマインが領地の礎の魔石を乗っ取ると降伏し、そのままエーレンフェスト側の戦力として連れ去られた貴族たちの救出、ベルケシュトック系騎士の摘発をおこない、アーレンスバッハの騎士団を率いてゲルラッハ防衛戦や貴族院防衛戦にも参戦した。 マルティナ アーレンスバッハの上級側仕え。ディートリンデの側近でアウレーリアの妹。 主であるディートリンデのことは、レティーツィア派からもゲオルギーネ派からも中継ぎとしか見られないことには哀れに思っているが、同時にその考えなしの言動には内心呆れてもいる。要領の良い部分があり、ディートリンデの言動を諫めて不興を買うようなことはせず、むしろ彼女と調子を合わせている。 姉のアウレーリアについては、せっかくエーレンフェストの騎士団長の息子に嫁いだのに情報の一つも送ってこれない役立たずと見下している。また主の婚約者であるフェルディナンドについても、神殿にいたという経歴から軽んじている。 アルステーデ アーレンスバッハの上級貴族で元領主候補生。ゲオルギーネの長女でディートリンデの姉にあたる。 政変により上級貴族に身分に落とした元領主候補生のブラージウスに嫁いでいる。彼との娘であるベネディクタはゲオルギーネ派の貴族たちからディートリンデの次のアウブとなることを期待されている。 主体性がなく母親のいうことに従順なタイプ。レオンツィオに熱を入れ上げたディートリンデの監視役だったが、実際には母親と妹の陰謀に加担していた。 レオンツィオ ランツェナーヴェの王孫にしてアーレンスバッハとの通商と外交における使者。シュタープを持たないため王位継承権はない。 ランツェナーヴェの姫の受け入れをユルゲンシュミット側に申し入れるが、それを拒絶されるとディートリンデを誘惑してランツェナーヴェ側に引き入れる。翌年の領主会議の時期の前にアーレンスバッハに再びやってきて、ディートリンデと組んで中央の貴族院に侵攻をかける。ディートリンデとしては次期ツェントの後ろ盾としてランツェナーヴェを選びレオンツィオを王配とするつもりだったが、レオンツィオはシュタープを手に入れてランツェナーヴェの王になるためにディートリンデを利用しているにすぎなかった。 ジェルヴァージオ ランツェナーヴェの王族。幼名はテルツァ。ユルゲンシュミットの傍系王族として育てられ、シュタープを入手して次の王としてランツェナーヴェに返された経歴を持つ。 もともとランツェナーヴェはユルゲンシュミットの王族が作った国であり、ユルゲンシュミットへの侵攻では帰還を望む貴族たちを率いていた。エアヴェルミーンからグルトリスハイトを授かる最中にローゼマインの妨害にあい、完全なメスティオノーラの書を得ることができなかった。その後ユルゲンシュミット側と戦闘になり、さらにエアヴェルミーンの介入とメスティオノーラの仲裁もあってローゼマインやフェルディナンドとツェントレースを行うことになる。 エアヴェルミーン ユルゲンシュミットの建国神話に登場する、元命の神の眷属にして縁結びの神。現在は神の力を失っており、始まりの庭で白い木に姿を変えている。 もともとユルゲンシュミットでは、次期ツェントはエアヴェルミーンからメスティオノーラの書を授かる習わしとなっていた。現在ではグルトリスハイトが失われており、ユルゲンシュミットが崩壊することを案じている。人の話を聞かない傾向があり、ローゼマインは3回エアヴェルミーンに会っているが、3回とも大変な目にあわされている。 メスティオノーラ 風の女神の眷属にして英知を司る女神。図書館の女神でもあるため、ローゼマインが一番祈りを捧げている。エアヴェルミーンをじじさまと慕っており、ユルゲンシュミットの建国にも関わっている。 エアヴェルミーンとフェルディナンドの仲裁のため、ローゼマインの体を借りて降臨する。その際ローゼマインに体を貸してもらうため、女神の図書館への入室と大切な記憶の封印を行った。
※この「第五部」の解説は、「本好きの下剋上」の解説の一部です。
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第五部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:59 UTC 版)
「タイタス・クロウの帰還」の記事における「第五部」の解説
タイタスはエリシアの地で、鳥人エシュや、喋るドラゴンオス‐ネスに出会う。ドラゴンの池で水浴びをした後、オス‐ネスに騎竜してティアニアのもとに向かう。(5-1) タイタスはティアニアと出会い、2人は寝所を共にする。ティアニアは、少女時代からずっと、クタニド帝からタイタスが来ると予言を告げられており、彼が来る日を待っていた。(5-2) タイタスはティアニアの案内のもとに、エリシアの各地を巡り、最後に氷河にある水晶と真珠の宮殿に赴く。彼女は「クタニドさま」の住居と説明するが、「蛞蝓が這ったような跡」を見たタイタスは不安に駆られる。(5-3) クタニド帝はティアニアに、タイタスはエリシアを去らねばならない定めであると説く。クタニドはタイタスに、旧神と旧支配者の真実を語る。曰く、すべての旧支配者は、かつては旧神であった。力に溺れて堕落した者たちが現れたことで、旧神は同胞を幽閉した。だが幽閉された彼らは、封印を解こうと試みるようになる。そこで旧神は、異種混交能力を用いて、宇宙の各地に、自分たちの遺伝子を受け継いだ新生命を産み出した。タイタスも、旧神と地球人の女性の、遠い子孫である。ティアニアは、父が地球のムーの科学者、母がクタニド王の血を継ぐ女であり、地球で生まれ、宇宙船でエリシアに来て育った。 旧神の王クタニドの姿は、邪神の王クトゥルーに瓜二つであった。クタニド帝は、旧神は同胞を処刑できず幽閉にとどめたと言い、旧神自身が監視者になってはならず、人間がやるのだと強調する。タイタスは、死んだと思っていた友アンリが生きていることを知り、ティアニアに帰還を約束して、大時計に乗り込み地球に向かう。(5-4)
※この「第五部」の解説は、「タイタス・クロウの帰還」の解説の一部です。
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