アド・とは? わかりやすく解説

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ad

別表記:アド、エイディー

「ad」とは、広告テニスのアドバンテージ・ネットワーク管理組織という意味の英語表現である。

「ad」の基本的な意味

「ad」は、英語の略語で「advertisement広告)」のことを指す。広告とは、商品サービス宣伝するために、一定の形式媒体利用して伝えられる情報のことである。この場合広告とは、新聞や雑誌テレビラジオポスターフライヤーなど様々な媒体のことを指す。「ad」という略語は、主にビジネスマーケティング分野用いられる例えば、企業自社製品やサービス広告する際には、「We're running an ad for our new product in tomorrow's newspaper明日新聞新商品広告を出す予定だ)」などの表現使われる

また「advantageアドバンテージ)」や「administratorネットワーク管理組織)」など、「ad」で始まる単語の略としても使われることがある一方「ad」は、「add加える)」という単語発音似ているため、スペル間違えやすい言葉でもある。そのため、「add」が正し場合は、「ad」を使わずにきちんと「add」を使うように注意が必要である。

「ad」の語源

「ad」という言葉は、ラテン語の「ad」から派生したのである。さらに「ad」の元々の意味は「to, toward, near」であり、ラテン語前置詞として用いられた。中世ラテン語では、商業取引関連する単語一緒に使用されることで、現代英語での「ad」の意味形成された。現在では、テレビインターネットなどの広告媒体でも使用されるようになり、世界中で広く認知されている。また、「ad」は時にad hoc」という表現として使用され特定の目的のために作られた・即席の・臨時の」という意味がある。ほかにも、数学科学分野使用されている。スポーツテニスにおいても「advantageの略」として使用されている。

「ad」の発音・読み方

「ad」という英単語は、一般的には「ˈæd(アド)」と読まれる。ただし、状況によっては「エイディー」と読まれることもある。「ad」の発音比較的簡単で、最初の音は「ア」の音である。舌を下あごに付け口を開いた状態で発音する。続く「ド」の音は、舌先上歯につけ、口を開いた状態で発音する。この音は「ド」の音のように聞こえるが、実際には「タ」や「ソ」の音に近い音である。「ad」の発音正確にするためにはゆっくりと発音し徐々にスピード上げていくのがコツである。また、口の形や舌の位置確認することも大切である。

「ad」の使い方・例文

「ad」という単語は、以下の例文のように使用することができる。
「I saw an ad for a new smartphone on TV last night.」(昨晩テレビで新しスマートフォン広告見た。)この例文では、「ad」は「advertisement」の略語として使用されている。「ad」という単語が「広告」を意味する場合新聞や雑誌インターネットなど、あらゆる種類広告媒体において使用することが可能である。
My friend always ad-libs and exaggerates when he's trying to advertise his new business.」(友達新しビジネス宣伝しようとする時、いつも即興大げさなことを言う。)「ad」は「advertise」という動詞略語としても使用される。この場合、「ad」は「宣伝・広告をする」という意味を表す。
Can you give me an ad five minutes to finish my work?」(仕事終えるまで、追加の5分間いただけないか?)「ad」は「additional」の略語としても使用される。この場合、「追加の・余分の」という意味を表す。
「We went on a road trip and visited all the ad states along the way.」(ロードトリップ行って途中で通過した全ての隣接した州を訪れた。)「ad」は「adjoining」の略語としても使用される。この場合、「ad」は「隣接する接続した広範囲の」という意味を表す。

上のように、「ad」という単語は、「広告」を表す略語として最も一般的であるが、「宣伝」や「追加」、「広範囲」という意味でも使用される文脈によっては、どのような意味で使用されているのかを正確に理解することが重要である。

ad

読み方:アド

「ad」とは・「ad」の意味


「ad」の主な意味は「広告」あるいは「西暦」である。

英単語における「advertisement」の略称として「ad」は広く用いられている語だ。「advertisementの意味は「宣伝をする」「広告する」「公表する」などである。ラテン語の「adverto(注意を向ける)」が語源複数形として「ads」として使われる場合もある。なお、「advertisement」の略称としては「advert」という語も存在している。「advert」が「advertisement」の略称として用いられるのは、イギリス英語を話す際の口語表現においてだ。一般動詞としてのadvert」は「言及する」と訳す。

「ad」は、日本語で「西暦もしくは紀元」と呼ばれる。「紀元」とはある出来事起こった年を起点にして、年数を示す「紀年法」の一種である。西暦もまた紀年法一種だ。起点イエス・キリスト誕生したとされる年に合わせている。西暦では始まりの年を1年とする。それより前の年は、紀元前bc, before christ, キリスト誕生前1年として記す。つまりは紀元前2年から西暦2年までを並べると、bc1年・bc2年・ad1年・ad2年となる。ad0年は存在しないので注意しなければならない

西暦における「ad」の語源となった言葉は、ラテン語の「anno Domini」だ。「anno Domini」は「主の年に」という意味を持つ。ときおり、「ad」はキリスト亡くなった年であるとして「After Death」の略称と解説なされることがある。しかし、これは間違いだ。なぜなら、「ad」が起点としているのはキリスト死後ではなくキリスト誕生であるからだ。ただし、現在では歴史解釈変わりキリスト生誕したのはad1ではなくBC4年ごろではないかとされている。

「ad」は「広告advertisement)」「西暦anno Domini)」の略称のほかにも、スポーツにおける「advantage, アドバンテージ」や、マスコミにおける「assistant director, アシスタントディレクター」、あるいは「art director, アートディレクター」の略称として用いられている。また、英単語前置詞として「ad」が用いられる場合は「〇〇方向へ」「○○へ」という意味を持つ。トルコ語では主に人名を表す固有名詞としてハンガリー語では「〇〇与える」「〇〇開催する」といった意味の他動詞として使われている。

「ad」の読み方


「ad」は「エーディー」と読む。ただし、「ad」は多く場合略称として用いられているため、元となる語で呼ぶことも珍しくない例えば「advantage」の略なら「アドバンテージ」と読む。英語の前置詞ハンガリー語としての使い方では、「アド」あるいは「エド」と読むのが元の発音に近い。

「ad」の熟語・言い回し


広告」という意味合い使われる言い回しには次のようなものがある。
・a classified ad三行広告
・an ad agency広告代理業
・a want ad求人広告
interest based ad(パーソナライズ広告インタレストベース広告
西暦の意味の「ad」は、「その事件が起きたのはad1年のことだ」のように、歴史年数述べ場面言い回し使われる

ad連携とは


ad連携とは、Active Directoryとほかのツール協調させることを指す。

Active Directoryとは、Microsoftから提供されている、ユーザーアカウント端末情報管理するツールだ。このツールは、サーバーOSであるWindows Serverプリインストールされているため、利用するのにコスト発生しない企業や組織において、管理されデータ誰もがアクセスできる状態は、セキュリティの面から考えると好ましいことではない。Active Directory用いることで、アクセス権限が発行されユーザーのみが、管理されデータアクセスできるようになる

Active Directoryとクラウドツールなどを連携(ad連携させればアカウント端末一度登録するだけで、接続状態やアカウント一元的管理できるうになる現在の業務環境は、さまざまな場所や端末あるいはツールから、内部管理されデータアクセスする機会増えている。その全てをばらばらに管理していたのでは、不正アクセスがその中に混じっていても見つけることが難しい。ad連携していれば、アカウント一元管理できるので、不正アクセス検出発見早くなるだろう。偶発的なセキュリティ事故防いでくれる。結果的に管理者業務負荷削減効果期待できる

add

読み方:アド

「add」とは・「add」の意味


「add」とは、英語で加える、合計する付け加える、書き足すなどの意味をもつ英単語である。

「add」の三人称単数現在形は「adds」、現在分詞形は「adding」、動名詞形は「adding」、過去形は「added」、過去分詞形は「added」と変化する。「add」は、接尾語の「tion」と接合することで「addition」という名詞になる。「addition」には、追加加算添加付加などの意味がある。また、addition」は接尾語の「al」と接合することで「additional」という形容詞になる。「additional」には、付加的な追加の、添加した加算されるなどの意味がある。さらに、「additional」は接尾語の「ly」と接合することで「additionally」という副詞になる。「additionally」には、さらに、付け加えると、加えてなどの意味がある。

英単語の「add」は他動詞であり、目的語を取る。「add (目的語)」という文では、「(目的語)を加える」という意味になる。例えば、「add a lump of sugarの意味は、「角砂糖一つ加える」となる。「add (目的語) to (A)」と表現することで、加え対象明確に伝えることができる。例えば、「add a lump of sugar to a cup of coffeeの意味は、「コーヒー一杯に、角砂糖一つ加える」となる。

他にも、算数において足し算を「addition」と表現し、数を足す時に「add」を用い場合がある。例えば、「When we add 1 and 2, we get 3.」という文は「1に2を足すと3になる。」という意味になる。この場合、「add」の代わりにplus」を用いて、「When we plus 1 and 2, we get 3.」と表現することもある。

「add」は「to以外の前置詞取ってイディオムになる場合がある。「add in」は、付け加えるという意味になり、例えば、「add in a salt」なら「塩を加える」という意味になる。「add up」は、合計するという意味になり、例えば、「add up the bill」なら「伝票合計する」という意味になる。「add up to」は、結局はという意味になり、例えば、「add up to zero」なら「結局はゼロになる」という意味になる。また、「add (目的語) for (A)」という使い方もできる。例えば、「add bell for christmas decoration」なら「クリスマス飾りベル付ける」という意味になる。

「add」は、「address」、「attentional deficit disorder」の略語として用いられる場合がある。「address」は、アドレス住所宛先のことである。日本語で「アドレス」と聞くと「メールアドレス」を連想する場合もあるが、英語の場合住所(所在地)を意味していることが多い。「telephone」が「TEL」と略して表記されることがあるように、「address」は「ADD」と略されることがある。「attentional deficit disorder」とは、「注意欠陥障害」という発達障害のことであり、各単語頭文字取って「ADD」と略される似た障害に「attention deficit hyperactivity disorder」があり、こちらは「ADHD」と略される。「ADHD」が「注意欠陥・多動性障害」であるのに対して多動性認められない場合には「ADD」と診断される

その他に「add」が使用される場面として、空港コードプログラミングメソッドを指す場合がある。空港コードの「add」は、エチオピア連邦民主共和国にある「ボレ国際空港」を指す。プログラミングメソッドとして使われる「add」は、プログラミング言語により動作異なる。「Python」や「Java」のaddメソッドは、リスト(集合)に要素追加したり、リストリスト結合したりする時に用いられる例えば、「(リスト名).add(”要素”)」とすることで、リスト新し要素追加することができる。「VBA(Visual Basic for Applications)」のaddメソッドは、シート追加したり、表とグラフ同時に表示させたりする時に用いられる例えば、「 (シート名).Add(引数)」とすることで、引数指定してシート追加することができる。引数には、指定するシートの後に新しシート追加する「After」や追加するシートの数を指定することのできる「Count」などがある。

「add」の読み方


「add」の発音記号は「ǽd」である。カナ表記だと「アド」と読む。

あど

(ふつう「アド」と書く)狂言で、主役であるシテ(またはオモ)に対す相手役

話し手調子を合わせる応答相づち

老いの繰り言細やかに、詞の—も針を持つ」〈浄・二つ腹帯


あど

[副]上代東国方言といわれる

疑問を表す。どのように。いかに。

高麗錦(こまにしき)紐解き放(さ)けて寝(ぬ)るが上(へ)に—せろとかもあやにかなしき」〈万・三四六五〉

(あとに係助詞「か」を伴って反語を表す。どうして…なのか。

上野(かみつけ)の安蘇のま麻群(そむら)かき抱(むだ)き寝(ぬ)れど飽かぬを—か我がせむ」〈万・三四〇四〉


アド【ad】


アド

アドレス」の略。


迎合

読み方:アド(ado

狂言で、主役シテ)に対す相手役


迎合

読み方:アド(ado

狂言シテ助ける役。


アド

読み方:アド

アドとは、狂言で、シテ以外の演者のこと。

関連用語
狂言シテ


アド

名前 AdoAdAddo

アド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 06:50 UTC 版)

アドあど

add

人名

架空の人物名




「アド」の続きの解説一覧

アド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:27 UTC 版)

星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧」の記事における「アド」の解説

『3』に登場アドレーヌ参照のこと。

※この「アド」の解説は、「星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧」の解説の一部です。
「アド」を含む「星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧」の記事については、「星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧」の概要を参照ください。


アド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 09:08 UTC 版)

星のカービィ3」の記事における「アド」の解説

ポップスターに絵の修行にやって来た人間女の子。『星のカービィ2』に登場したボスキャラクターの絵をキャンバス描き実体化させて攻撃してくる。全てのボスを倒すと彼女自身体当たり攻撃をしてくる。『64』のアドレーヌ同一人物思われるが、実のところ不明

※この「アド」の解説は、「星のカービィ3」の解説の一部です。
「アド」を含む「星のカービィ3」の記事については、「星のカービィ3」の概要を参照ください。

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