喫煙 影響

喫煙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 05:30 UTC 版)

影響

社会

灰皿が設置されたベンチ
喫煙する女性

税収源

世界保健機構は、喫煙が世界経済に及ぼすコストは年間1兆ドルを超えるとする一方で、2013年-2014年におけるたばこ税の税収を約2,690億ドルと推定している[7]

経済的損失

世界銀行は喫煙の全経済効果を分析し、たばこを経済活動から締め出した場合、現役喫煙者がたばこに費やす金銭は他の商品・サービスに用いられて新たに雇用と経済活動が生まれ、大半の国ではたばこ産業で失われた雇用を穴埋めできると試算している[8]

アメリカ合衆国の場合、たばこ消費をなくしたならば13万人以上の雇用増加が見込めるという試算がある[9]。また保健社会福祉省は、喫煙が毎年1670億ドル(喫煙者一人当たり約3650ドル、現役喫煙者がたばこ購買に使う810億ドル[10] の倍以上)の経済損失になっていると試算している[11]

貧困

喫煙は、世界の貧困問題との関連性についてしばし議論される。国内外の研究においては、喫煙率と貧困状況の関連を示唆する統計が存在する[12]。 世界銀行は、2020年までには喫煙で死亡する10人のうち7人は低~中所得諸国が占めるようになると予測している[8]

死因

喫煙は、世界で最大の予防可能な死因であるとされる[13][注釈 2]

火事

タバコの火の不始末は火事の原因の上位となっている。

歩きタバコ

成人が手に持つタバコの高さがちょうど子供の目の高さあたりとなり、眼に接触した場合失明の危険性が有る。非常に危険かつ迷惑な行為とされ、各自治体に置いて条例で規制されている。

悪臭

たばこの煙にはアセトアルデヒドアンモニアスカトールをはじめとする臭いの元となる成分が数千種類以上含まれており、それらを燃焼させることでより強い悪臭となる。消臭剤・芳香剤市場では主な悪臭源のひとつに「たばこの臭い」が挙げられ[14]、アンケートでも嫌いな臭い第1位になることもある。喫煙者の中にも、たばこの臭いを忌避する傾向がある。また煙にはタールが含まれているため、衣服などに吸着した臭いは取れにくい[15]エアコンにこびり付いたたばこの悪臭除去は難しく、フィルターの交換やエバポレーターの洗浄など手間と費用を要する[16]

吸い殻

側溝にポイ捨てされた紙巻きたばこの吸殻

吸い終わったたばこを吸い殻といい、世界中で海岸ゴミを拾っている国際海岸クリーンアップキャンペーンによれば、上位十傑のプラスチックゴミ(2007年現在)を除くと、海岸ゴミの中では紙巻きたばこ関係が最も多く、残りの約3分の1を占める。

人体

喫煙が人体に与える影響

たばこの煙には有害物質が大量に含まれ、健康に著しい悪影響を与える。たばこの喫煙、また受動的喫煙環境はIARC発がん性でグループ1(発がん性あり)に分類される。世界保健機関 (WHO) によると、世界で喫煙による死亡者は年間600万人[17]、全世界で、今日喫煙をしている人々の半数である6億5千万人は、喫煙が最終的に原因で死亡するとし[18]、受動喫煙ががんなどの深刻な健康被害を引き起こすことに疑問の余地はないとしている[19]。 また世界医師会は、非喫煙者は受動喫煙によって、毎年数十万人が死亡しており[18]、職場の受動喫煙によって死亡する労働者は毎年およそ20万人いるとの声明を発表し、「喫煙をはじめとしたたばこ使用は、すべての臓器を侵し、ガン・心臓病・脳卒中・慢性閉塞性肺疾患・胎児への傷害などの主要な原因となっている。」とし、また「4000種以上の化学物質、50種以上の発ガン物質などの有害物質を含むたばこ煙にさらされる非喫煙者は、肺ガンや心臓病などの病気で命を脅かされている。」とした[20]

喫煙が健康に有害であることを前提とし、たばこ規制に取り組む国際組織は、世界医師会 (World Medical Association)、国際薬学連合 (International Pharmaceutical Federation)、国際歯科連盟 (World Dental Federation)、世界医療従事者協会 (World Health Professional Alliance)、世界理学療法連盟 (World Confederation for Physical Therapy) がある[21]

日本でも健康に影響する最大の原因である[22]欧州委員会は、喫煙による死亡を70万人、交通事故を4.3万人、自殺3.3万人、他殺1.8万人としている[23]

スポーツや武道の世界でも喫煙は認められないといわれるほどに害悪とされている風潮が強い[24]

たばこ関連疾患

依存症
使用人口に対する依存症になった人の割合[要ページ番号][25](1999年)
依存薬物 依存
タバコ 32%
ヘロイン 23%
コカイン 17%
アルコール 15%
抗不安剤(鎮痛剤や睡眠剤を含む) 09%
大麻 09%
  • ニコチンは極めて強い依存性を持つ。
  • 喫煙者の約七割がニコチン依存症であり(約四割が無自覚)、その中の過半数が将来自身が肺癌になる可能性が高いことを自覚している。ニコチン依存症の多くが禁煙を希望し、実際に禁煙を試みてみたものの失敗している[26][27]
  • ニコチンは、神経伝達物質であるアセチルコリンに分子構造が類似し、ニコチン性アセチルコリン受容体(受容体)に作用することで、中枢神経のドパミン神経系、特に脳内報酬系を活性化する。そのため、摂取後に一時的に快の感覚や覚醒作用を得られる。動物実験などの知見からもニコチンは明らかな依存性を持つ。このような報酬系を介した薬理作用は、覚醒剤など依存性を有する他の薬物と共通する特性がみられる[28]
がん
喫煙と肺がんの相関関係(アメリカの男性)。1年ごとの喫煙率の増加(左)と肺がんの罹患率(右)を示している。喫煙率増加に約20年遅れて肺癌の罹患率が増加している。ただしこのグラフには大規模調査の行われていない1960年以前の出所不明のデータが合成されており注意が必要である。
  • 喫煙はがんの原因になる[29]。喫煙が「がん」を引き起こすメカニズムは、たばこ煙に含まれる発がん物質が、細胞内のDNAを傷つけるためである。例えば、たばこ煙に含まれる発がん物質のベンツピレンは体内で代謝される時に、ベンツピレンジオールエポキシドに変わり、これは「究極発がん物質」と呼ばれる。ベンツピレンジオールエポキシドは細胞のDNAと結合した「付加体」となり、これが一般に「DNAの損傷」といわれる。特に常習的にタバコを吸い続ける人らを「チェーン・スモーカー[30]、ないしはヘヴィー・スモーカー[31]」といわれる。
  • 厚生労働省健康日本21は、たばこが、肺癌喉頭癌口腔癌・咽頭癌、食道癌胃癌膀胱癌、腎盂・尿管がん、膵癌など多くのがんの危険因子であるとしている[32]
  • 喫煙は誰でもがんに罹りやすくするが、特定の遺伝的素因を持つ人は特に罹りやすい[33]。喫煙は肺がんリスクの高い遺伝子を持った人が喫煙を続けると肺がんリスクがより大きいとして、注意喚起が行われている。
  • 千葉大学大学院医学研究院准教授の廣島健三による肺がんに関する遺伝子異常の研究によると、喫煙者の気道上皮には、癌になる前に既に、喫煙がもたらす遺伝子異常が起きており、多くの遺伝子異常が蓄積されて癌が発生する[34]。この研究では、「肺癌による死亡率を減少させるためには、厳重な禁煙が重要である」としている。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の肺。肺気腫に罹患し、黒色炭素(black carbon)が見られる。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)所蔵。1973年。
喫煙が肺に及ぼす影響を示した図を広げる米海軍の衛生兵。保健衛生の講義に訪れた、横須賀米海軍基地の小学校にて。2003年。
呼吸器疾患
  • 喫煙により慢性気管支炎肺気腫など2つの疾患のことをまとめて慢性閉塞性肺疾患COPD)ともいう。ヒトのは、数億個の直径約0.1mmの肺胞で構成され、その総面積は約50~60m2であり、この肺胞を介して血液と空気中の二酸化炭素、酸素などのガス交換を行っている。肺胞がたばこの煙に曝露されることで肺胞壁の炎症、破壊が生じ、結果的にガス交換可能な面積が減少してしまう。これが肺気腫の状態である。通常の空気を呼吸するだけでは充分なガス交換を行えず、また肺胞の破壊によって生じた肺の空洞によって胸郭の動きが制限され、呼吸困難となる。重症になると運動制限や酸素吸入を要する状態になる。喫煙は気管支喘息も悪化させることが知られている。
  • たばこの煙に含まれる活性酸素は、血管内皮細胞を障害する。そのため、動脈硬化が促進され、狭心症心筋梗塞脳血栓脳塞栓動脈硬化動脈瘤閉塞性血栓性血管炎(バージャー病)などのリスクが増加することが統計的に示されている。高血圧症治療に用いられる、β遮断薬の降圧効果を減じる作用がある[35]
妊娠、胎児
免疫低下・感染症
  • 小児において、喫煙環境と中耳炎の因果関係が明らかであるとする意見がある[41]。また喫煙は、インフルエンザへの感染リスクも数倍高く、感染症のリスクを増加させる。喫煙者は呼吸器を傷害するなどのメカニズムにより肺結核の危険も高い[42]
歯科疾患

喫煙によるニコチンが歯周病のリスクファクターとなることが報告されている[43][44]皮膚粘膜から吸収されたニコチンによりサイトカイン好中球マクロファージ線維芽細胞に影響を与える事で免疫応答炎症反応歯周組織の再生や修復に影響を与えるほか、歯肉の血管収縮により酸素分圧の低下した歯周ポケット内部で歯周病の原因となる細菌の定着や増殖が促進される可能性も指摘されている[44]。疫学的には喫煙によるオッズ比が1.66[45] と報告されているのみならず、受動喫煙でもオッズ比1.57[46] と報告されている[44]。さらに、喫煙者においてニコチンの血管収縮効果により炎症反応が抑制されていることから実際には歯周病の患者が喫煙者では隠れている可能性も指摘されている[44][47]。カナダのたばこの包装には、進行した歯周病の写真と「たばこは歯周病を起こす」というメッセージが表示されている[48]

精神疾患
  • 喫煙する人ほど自殺願望を抱きやすいとする研究が、ドイツの青年層を対象としたインタビュー調査でなされているが、因果関係が示されているわけではない[49]
  • 禁煙は治療の有無を問わず様々な症状を伴うことが報告されており、基礎疾患として有している精神疾患の悪化を伴うことがある[50]
神経疾患
  • トゥレット症候群が改善したという報告がある[51]
  • 振震を悪化させるとの報告がある[51]
  • 小脳性運動失調を悪化させるとの報告がある。機序としてアセチルコリン系の機能亢進が考えられている[51]
  • ミオクローヌスてんかん患者の症状を悪化させるとともに下肢の脱力を誘発したという報告がある[51]
  • 多発性硬化症患者の動作の迅速性を低下させたとの報告がある[51]
その他の疾患
  • 糖尿病2007年に発表されたメタ分析[52](対象論文25、調査人数1200万人)によれば、現役喫煙者は非喫煙者よりも2型糖尿病の罹患率が1.6倍高いという。
  • 勃起不全(ED):現役喫煙者は非喫煙者よりも2倍以上勃起不全の罹患率が高いという[53]

受動喫煙

非喫煙者が喫煙者のたばこ煙を吸う受動喫煙により、肺がんや虚血性心疾患、呼吸器疾患、乳幼児突然死症候群などの危険因子になっている[32] とされる。受動喫煙者の死亡率は10万人に5000人、すなわち20人に1人であると言われている[54]

受動喫煙を及ぼすたばこ煙を環境たばこ煙と呼ぶこともあるが、1997年2月にカリフォルニア州環境保護庁(Ca-EPA)が発表した「環境たばこ煙曝露による健康影響」(Health Effect of Exposure to Environmental Tobacco Smoke)では、環境たばこ煙は、肺がん、副鼻腔がん、心臓病、冠状動脈疾患、乳幼児突然死症候群、低体重児、未熟児、気管支喘息、慢性呼吸疾患などの原因になると言われている。また伊佐山芳郎は、アメリカでの受動喫煙が原因の肺がん死亡率は10万人中700~1000人であり、心筋梗塞死は10万人中3000人が死亡すると推定されると主張した[55]

平山論文

国立がんセンター長の平山雄は1966年(昭和41年)から1981年(昭和56年)にわたって、40歳以上の健康な妻91,540人の中から発生した200人の肺がん患者を疫学調査し、夫が喫煙する家庭では、非喫煙者の妻が肺がんにかかって死亡する危険性があるとした[56]。この平山論文は受動喫煙が持つリスクを世界で初めて指摘したものだが、調査手法の不備について批判も受けている[57]。 1985年2月12日、フランスのリヨンでWHOの機関である国際がん研究機関の医学専門家が50人集まり、たばこ煙はヒトへの発がん性があるか否かについて最終的な結論をだす会議が開かれ、平山も参加した。化学的、生物学的、疫学的に検討され、受動喫煙についても日本を含む各国の研究内容の一つ一つについて詳しい検討、批判、議論を行った。会議最終日には満場一致で「たばこの煙(主流煙、副流煙)のヒトへの発がん性の証拠は十分」であると結論された[58]

有益な効果

ニコチン
ニコチンが結合するニコチン性アセチルコリン受容体

2002年と2007年に行われたメタアナリシスでは、たばこの喫煙がパーキンソン病リスクを低減することが示された[59][60]

これらの研究の根拠として、タバコに含まれるアルカロイドであるニコチンの神経保護および認知能力の改善作用が挙げられる。これは複数の研究及びメタアナリシスの結果により支持されている。41件の二重盲検研究を使用したメタアナリシスにおいて、ニコチンは認知能力を向上させる作用があると結論付けられた[61]。また、1960年から2004年の研究を調べた2007年のメタアナリシスでは、性別・年齢にかかわらずニコチンがパーキンソン病の防御因子になると報告された[60]

ニコチンはニコチン性アセチルコリン受容体に結合することで作用する。アメリカ合衆国において、ニコチンと同じくアセチルコリン受容体に作用するアセチルコリンエステラーゼ阻害薬であるガランタミンアルツハイマー病の薬としてFDAに承認され、販売されている。

ただし、たばこの喫煙の場合はニコチンだけでなくタールを多量に含むため、別のリスクが生じる。ニコチン単体の低用量長期投与はうつ病リスクを低下させた[62] が、その一方で女性のたばこ喫煙ではうつ病に罹患するリスクが高まるとの研究結果がある[63]。喫煙ではなく食事によるニコチンの摂取でもパーキンソン病の治療および予防になり得る[64]

電子機器

精密機器であるコンピュータはタバコの煙のような微粒子による汚染に弱く、故障の原因となる。マイクロソフト社はハードウェアの問題を最小限に抑える方法のひとつとして、コンピュータの周囲で喫煙しないことを薦めている。各金属接点に付着することにより接触不良を起こす原因となる。また空気の通り道にタールが付着することによりそこへゴミが張り付き、温度上昇やトラブルの原因となる。たばこの煙は、かつて汎用機などで使われた半密閉型ハードディスクドライブ等に対し特に悪影響があり、その寿命を縮めるといわれた。これは精密機器である磁気記録ディスクの表面にある磁性体の溝が、たばこの煙の粒子より当時は大きく(溝が小さいから不安定というのは誤解)、この溝に煙がかかることで読み書きが安定しないからである。


注釈

  1. ^ ブリティッシュ・メディカル・リサーチ・カウンシル、デンマークノルウェースウェーデンおよびオランダのがん学会、米国癌学会米国心臓学会、カナダ保健福祉省など
  2. ^ WHOは、たばこを世界で2番目に多い死因で、10人に1人がたばこが原因で死亡(毎年540万人)し、現在喫煙している者のおよそ半数(約6億5千万人)が最終的にはたばこが原因で死亡するという。世界銀行の出版物 Jha P, Chaloupka FJ. Curbing the Epidemic: Governments and the Economics of Tobacco Control. Washington, DC: The World Bank; 1999. では、2030年までに、6人に1人(年間約1000万人)が喫煙によって死亡すると予測されている
  3. ^ それぞれイギリス、アメリカのたばこ会社。BAT社はB&W社の親会社にあたる。
  4. ^ この経緯は映画『インサイダー』に詳しい。

出典

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