カシオペヤ座 カシオペヤ座の概要

カシオペヤ座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 12:35 UTC 版)

カシオペヤ座
Cassiopeia
属格 Cassiopeiae
略符 Cas
発音 [ˌkæsi.ɵˈpiː.ə] Cássiopéia, 口語的に/ˌkæsiˈoʊpiː.ə/ Cássiópeia; 属格 /ˌkæsi.ɵˈpiː.iː/
象徴 カッシオペイア
概略位置:赤経  22h 57m 04.6s -  03h 41m 14.1s[1]
概略位置:赤緯 +77.69° - +46.68°[1]
20時正中 12月上旬[2]
広さ 598.407平方度[3]25位
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
53
3.0等より明るい恒星数 4
最輝星 α Cas(2.23
メシエ天体 2
確定流星群 ペルセウス座流星群[注 1]
6月カシオペヤ座μ流星群
カシオペヤ座ψ流星群
12月カシオペヤ座φ流星群[6]
隣接する星座 きりん座
ケフェウス座
とかげ座
アンドロメダ座
ペルセウス座
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星座名の正式な日本語表記は「カシオペヤ」と定められているが、いくつかの国語辞典では見出し語を「カシオペア座」とするものもある[9]

主な天体

恒星

α・β・γの3つの2等星がある[10][11][12]。5等星のρ星とV509星は、非常に珍しい黄色極超巨星に分類される大質量星である。

2023年9月現在、国際天文学連合 (IAU) によって8個の恒星に固有名が認証されている[13]

  • α星太陽系から約231 光年の距離にある、見かけの明るさ2.23 等、スペクトル型K0-IIIaの巨星で、2等星[10]。カシオペヤ座で最も明るく見える。固有名の「シェダル[4](Schedar[13])」は、アラビア語で「胸」を意味する言葉に由来する[14]
  • β星:見かけの明るさ2.27 等、スペクトル型F2IIIの巨星で、2等星[11]。ほぼ赤経0h に位置しているため、恒星時を計るための大まかな指針として使われる。2.30 等のA星と12.45 等のB星から成る連星系で、約27日の周期で互いを周回している[15]。A星はたて座デルタ型変光星に分類される脈動変光星で、約0.1 日の周期で0.03 等の振幅で変光する[16]。固有名の「カフ[4](Caph[13])」は、アラビア語で「染められた手」という意味の言葉に由来する[14]
  • δ星:太陽系から約102 光年の距離にある、見かけの明るさ2.680 等、スペクトル型A5IV の準巨星で、3等星[17]おうし座ヒアデス星団と同じ分子雲で生まれたヒアデス運動星団 (: Hyades Moving Group) の一員と考えられている[17]。固有名の「ルクバー[4](Ruchbah[13])」は、アラビア語で「膝」を意味する言葉に由来する[14]
  • ε星:太陽系から約466 光年の距離にある、見かけの明るさ3.37 等、スペクトル型B3Vp_sh のB型主系列星[18]。固有名の「セギン[4](Segin[13])」は、おそらくうしかい座γ星の固有名セギヌス (Seginus) が転訛したものであろうと考えられている[19]
  • ζ星:太陽系から約355 光年の距離にある、見かけの明るさ3.66 等、スペクトル型B2IV の準巨星で、4等星[20]。Aa星の固有名「フールー[4](附路、Fulu[13])」は、この星が中国の天文学において二十八宿の1つ「奎宿」にある星官「附路」に充てられていたことから認証された[13]
  • η星:太陽系から約19.3 光年の距離にある、見かけの明るさ3.44 等、スペクトル型F9V の主系列星で、3等星[21]。3.52 等のA星と7.36 等のB星から成る連星系で、A星の固有名「アキルド[4](Achird[13])」は、ε星と同じくスロバキアの天文学者アントニーン・ベチュヴァーシュが1951年に刊行した『スカルナテ・プレソ星図』に付された星表で初めて登場した由来不明の名称[19]だが、2017年にIAUの恒星の命名に関するワーキンググループ (WGSN) によって認証された[13]
  • υ2:太陽系から約196 光年の距離にある、見かけの明るさ4.622 等、スペクトル型G8.5IIIbFe-0.5 の化学特異星で、5等星[22]中心核での水素核融合を終えて、ヘリウム核燃焼を始めた水平分枝の段階にあると考えられている[23]。また、スペクトル中にバリウムの強い吸収線を示すことからバリウム星に分類されていることから、既に白色矮星に進化した未発見の伴星が存在しており、その星が漸近巨星分枝だった頃に合成されたs過程元素を多く含む物質が主星の表面に降着したものと考えられている[24]。A星の固有名「カストゥラ[4](Castula[13])」は、ヨハン・バイエルの天文書『ウラノメトリア』でυ星の位置を「ペチコートのようなもの」を意味する castulam と形容したことに由来する[25][注 2]
  • HD 17156:太陽系から約253 光年の距離にある、見かけの明るさ8.16 等、スペクトル型F9V の主系列星で、8等星[27]。IAUの100周年記念行事「IAU100 NameExoWorlds」でアメリカ合衆国に命名権が与えられ、主星はNushagak、太陽系外惑星はMulchatnaと命名された[28]

このほか、以下の恒星が知られている。

  • γ星:太陽系から約382 光年の距離にある、見かけの明るさ2.39 等、スペクトル型B0.5IVpeの化学特異星で、2等星[12]。強力なX線を放出しており、スペクトル中に水素の強い輝線が見られるBe星の主星Aと白色矮星の伴星BからなるX線連星であると考えられている[29]。主星のA星は「カシオペヤ座γ型変光星」のプロトタイプとされる爆発型変光星で、その明るさを1.60 等から3.00 等まで大きく変化させる[30]。中国の天文学において二十八宿の1つ「奎宿」にある乗馬に使う鞭を表す星官「策」に充てられていたことから「ツィー[31](Tsih[32])」という名前で呼ばれることもある。また、アメリカ合衆国宇宙飛行士アポロ1号の搭乗員であったガス・グリソムのミドルネーム Ivan の綴りを前後逆にした Navi という通称でも知られる[33]
  • μ星:太陽系から約25 光年の距離にある、G型主系列星のA星と赤色矮星のB星からなる連星系で、5等星[34]。2020年の研究では、連星系の年齢は127億±27億 歳で、おそらく肉眼で見える恒星としては全天で最も古い星であるとしている[35]
  • ρ星:見かけの明るさ4.59 等、スペクトル型G2_0 の黄色極超巨星で、5等星[36]1901年エドワード・ピッカリングの下で写真乾板の解析をしていたLouisa Wellsによって変光星であることが発見された[37]。1945年以降、4回の大きなアウトバーストを起こしている[38]主系列星から低温で巨大な赤色超巨星に進化した後に、再び高温の星となる段階にあると考えられている[39]
  • R星:太陽系から約568 光年の距離にあるミラ型変光星[40]1853年イギリスの天文学者ノーマン・ポグソンによって発見された[41]。約430日の周期で最大4.7 等から最小13.5 等までの範囲で見かけの明るさを変える[41]が、1周期の光度の振幅は6等級前後である[42]
  • V509星:見かけの明るさ5.13 等、スペクトル型G4_0 の黄色極超巨星で、5等星[43]。ρ星と同じく赤色超巨星の段階から再び高温の星となる段階にあると考えられている[44]1978年の研究からB型主系列星の伴星の存在が示唆されている[44]
  • HD 221568:太陽系から約773 光年の距離にある、見かけの明るさ7.55 等、スペクトル型 A0p のA型特異星で、8等星[45]日本の天文学者大沢清輝が先駆的な研究を行ったことから「大沢スター[46](Osawa's Peculiar Star[47])」の別名で知られる。分光スペクトル中にストロンチウムクロムユウロピウムの強い吸収線が見られるA型特異星(Ap星、磁変星)に分類される[46][47]。変光星としては、159日の周期で色指数が変光するりょうけん座α2型変光星に分類されている[48]

アステリズム

α・β・γ・δ・ε の5つの星が形作る「W」字のアステリズムは、北極星のある方角を知るための指極星として用いられている[49]

カシオペヤ座のWから北極星を見つける方法。βとα、εとδ をそれぞれ結んだ線分を2つの線が交わるまで拡張する。2つの線の交点からW字の中心の星 (γ) に向けて線で繋ぎ、その線分を5倍に伸ばしたあたりに天の北極や北極星を見つけることができる。

星団・星雲・銀河

メシエ天体に数えられる散開星団が2つ位置している。また、6つの天体がパトリック・ムーア英語版がアマチュア天文家の観測対象に相応しい星団・星雲・銀河を選んだ「コールドウェルカタログ」に選ばれている[50]。また、16世紀から17世紀にかけて地球に光が届いた2つの超新星爆発残骸がある。

  • M52:太陽系から約5,400 光年の距離にある散開星団[51]1774年9月7日、シャルル・メシエが発見した[52]
  • M103:太陽系から約6,700 光年の距離にある散開星団[53]1781年ピエール・メシャンが発見した[54]。メシエが編纂したメシエカタログで最後に収録された。すぐ隣にあるNGC 663 のほうが星が多く見栄えもすることから、M103と間違えられることもある[54]
  • NGC 559:太陽系から約9,400 光年の距離にある散開星団[55]。コールドウェルカタログの8番に選ばれている[50]
  • NGC 663:太陽系から約9,600 光年の距離にある散開星団[56]。コールドウェルカタログの10番に選ばれている[50]。7 等級と明るい星団で、東西に2つの星の集団が並んでいる姿を馬の蹄に喩えて Horseshoe cluster と呼ばれることもある[57]
  • NGC 7635:太陽系から約7,900 光年の距離にあり、M52のすぐ隣に見える散光星雲[58]。コールドウェルカタログの11番に選ばれている[50]1787年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された[59]。そのシャボン玉のような見た目から「バブル星雲[60](Bubble Nebula[58])」という通称でも知られる[58]。星雲内にあるO型の大質量星BD +60°2522 から放たれる恒星風によって形成されたと考えられており、BD +60°2522は1000万-2000万年後に超新星爆発を起こすと予測されている[59]
  • NGC 457:散開星団[61]。コールドウェルカタログの13番に選ばれている[50]。5等星のφ1と7等星のφ2が目のように見えることから「ふくろう星団 (Owl Cluster[61])」や「ET星団 (ET Cluster[61])」と呼ばれることもある。
  • NGC 147:天の川銀河から約248万 光年の距離にある矮小楕円銀河[62]。コールドウェルカタログの17番に選ばれている[50]1829年9月8日にイギリスの天文学者ジョン・ハーシェルが発見した[63]1944年、ドイツ生まれのアメリカの天文学者ウォルター・バーデによって、近くにあるNGC 185とともに局所銀河群に属していることが発見された[63][64]。NGC 185と共にM31(アンドロメダ銀河)の伴銀河となっているが、現在はM31よりも天の川銀河のほうがより近い位置にある[63]
  • NGC 185:天の川銀河から約215万 光年の距離にある矮小楕円銀河[65]。コールドウェルカタログの18番に選ばれている[50]。1787年11月30日にウィリアム・ハーシェルが発見した[66]。2016年の研究によると、NGC 147では約69億年前から約30億年前にかけて盛んに星形成されたが3億年前にはほとんど星形成されなくなったのに対して、NGC 185では約83億年前に星形成のピークを迎えた後、率は大きく落ちたもののある程度コンスタントに星形成が続いている、とされた[67]
  • SN 1572A1572年に観測された超新星で、ティコ・ブラーエが詳細な観測記録を残したことから「ティコの超新星[68](Tycho's Supernova)」の名前で知られる[69]。その超新星残骸のX線のスペクトルからIa型超新星と推測されており、周辺の残骸から届く光エコーのスペクトルを解析した2008年の研究により、標準的なIa型超新星であったことが判明した[70][71]
  • カシオペヤ座A:全天で最も強力な電波源の1つとされる超新星残骸[72]。超新星残骸の膨張速度からの逆算により、1681±19年頃に超新星爆発の光が太陽系に到達したと推測されている[73]が、明らかな観測記録は残されていない[74]。周辺の残骸から届く光エコーのスペクトルを解析した2008年の研究により、IIb型超新星であったことが判明した[74]

流星群

カシオペヤ座の領域内に放射点がある流星群のうち、IAUの流星データセンター (IAU Meteor Data Center) で確定された流星群 (Established meteor showers) とされているものは、ペルセウス座流星群 (Perseids)[注 1]、6月カシオペヤ座μ流星群 (June mu-Cassiopeiids)、カシオペヤ座ψ流星群 (psi-Cassiopeiids)、12月カシオペヤ座φ流星群 (December phi-Cassiopeiids) の4つである[6]。毎年8月13日前後に極大を迎えるペルセウス座流星群は、12月のふたご座流星群、1月のしぶんぎ座流星群とともにいわゆる三大流星群の1つとされる[75]


注釈

  1. ^ a b ペルセウス座流星群放射点は、ペルセウス座きりん座、カシオペヤ座の境界近くのカシオペヤ座の領域内に位置している[4][5]
  2. ^ 原恵ケフェウス座の項にこの固有名と由来を記述している[25]が、実際はカシオペヤ座のページにその記述がある[26]。また『ウラノメトリア』のケフェウス座にはυ星は存在しない[26]
  3. ^ 現在の東亜天文学会

出典

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