じゅん‐きょせい【準巨星】
準巨星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:03 UTC 版)
準巨星[1](じゅんきょせい、subgiant[1]、subgiant star[1])とは、同じスペクトル型の通常の主系列星よりやや明るく、巨星ほどは明るくない恒星の分類の1つである。ある種の準巨星は、金属の多い水素核融合星であるが(同様に準矮星は金属量が少なく、比較的暗い水素核融合星である)、これらは核での水素核融合が終わっているかほぼ終わりかけていると考えられる。質量はほぼ太陽質量程度であり、そのため核は収縮し、核の外でも水素核融合が起こるほど温度が高くなる。この過程で星は膨張し、真の巨星になる。
- ^ a b c 『シリーズ現代の天文学別巻 天文学辞典』日本評論社、第I版第I刷、182頁。ISBN 978-4535607385。
- 1 準巨星とは
- 2 準巨星の概要
「準巨星」の例文・使い方・用例・文例
- 準巨星のページへのリンク