ハービッグAe/Be型星とは? わかりやすく解説

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ハービッグAe/Be型星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/16 17:03 UTC 版)

ハービッグAe/Be型星[1](はーびっぐ・えいいー・びいいーがたせい、英:Herbig Ae/Be stars[1])は年齢1000万年未満の若い前主系列星である。スペクトル型はA型かB型であり、まだガスと塵のエンベロープに埋もれて星周円盤に取り巻かれている。スペクトル中に水素カルシウムの輝線がみられる。太陽質量の2-8倍の天体で、星形成(自己重力による収縮)の過程にあり、主系列に至る前段階(つまり中心で水素の核連鎖反応が始まる前)にある。HR図上ではこの天体は主系列の右側に位置する。1960年に初めてこの種の天体を特定したアメリカの天文学者ジョージ・ハービッグにちなんでこの名がつけられた。ハービッグによる当初の分類基準は次のとおりである。


  1. ^ a b 『シリーズ現代の天文学別巻 天文学辞典』(第I版第I刷)日本評論社、318頁頁。ISBN 978-4535607385 


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