黄色超巨星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/04 10:32 UTC 版)
黄色超巨星(おうしょくちょうきょせい、Yellow supergiant、YSG)は、スペクトル型がFまたはGの超巨星である[1]。通常、質量は、太陽質量の15倍から20倍である。超巨星は、古い恒星で、核で消費する元素の種類によって、青色と赤色の間を揺れ動く。現在のところ、過渡的な黄色の段階で生涯の多くの時間を過ごす超巨星はほとんどないと考えられている。黄色超巨星の段階で超新星爆発を起こすと、珍しい形の超新星爆発になる。このような超新星は、ごくわずか観測されているが、多くの超新星爆発は、青色(熱い)か赤色(冷たい)の段階で起こる。
出典
- ^ p. 366, The evolution of massive stars with mass loss, Cesare Chiosi and Andre Maeder, Annual review of astronomy and astrophysics 24 (1986), pp. 329–375. Bibcode: 1986ARA&A..24..329C. doi:10.1146/annurev.aa.24.090186.001553.
関連項目
|
黄色超巨星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 04:26 UTC 版)
スペクトル型がF型 - G型の薄黄色ないし黄色く輝く超巨星。狭義のケフェイド変光星、すなわちDCEP型は全て黄色超巨星であり、DCEP型とともにCEP型(普通ケフェイドといえばこの型を指す)を構成するCW型変光星も明るいものは黄色超巨星である。
※この「黄色超巨星」の解説は、「超巨星」の解説の一部です。
「黄色超巨星」を含む「超巨星」の記事については、「超巨星」の概要を参照ください。
- 黄色超巨星のページへのリンク