ナル【NAL】
航空宇宙技術研究所
名称:航空宇宙技術研究所/National Aerospace Laboratory of Japan(NAL)
国名:日本
所在地:東京都調布市
設立年月日:1955年7月
航空宇宙技術研究所は、1955年7月に航空技術研究所として設立され、1963年に宇宙部門が追加されて航空宇宙技術研究所と改称、2001年に独立行政法人航空宇宙技術研究所となりました。東京都調布市に本所があり、職員数409名(2002年度)の、わが国唯一の航空宇宙技術の研究機関です。
設立以来、航空機やロケットの航空宇宙輸送システムとその周辺技術に関する研究・開発に取り組むとともに、研究者や技術者の養成と資質向上に努めてきました。
航空宇宙研究所は2003年10月、宇宙科学研究所および宇宙開発事業団と統合して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)として新たにスタートしました。
1.どのような組織になっているの?
「技術実証部門」、「技術開発部門」、「技術研究部門」の3部門に分かれて、 航空宇宙技術に関する基礎研究および基盤的研究開発に取り組みました。拠点としては、 本所の他に、調布飛行場支所(東京都三鷹市)、角田宇宙推進技術研究所(宮城県角田市)があります。
航空宇宙技術研究所(NAL)
日本の航空畿ロケット開発を支える研究機関
航空宇宙技術研究所(NAL)は1955年に航空技術研究所として設立され、1963年に宇宙部門の研究が加えられて航空宇宙技術研究所と改名されました。2001年4月に独立行政法人化され、その後2003年10月1日、宇宙科学研究所(ISAS)および宇宙開発事業団(NASDA)と統合して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)として新たにスタートしました。
設立以来、航空機やロケットなどの航空宇宙輸送システムの基礎研究に取り組むいっぽう、大型試験設備の整備拡充、研究者・技術者の養成と資質の向上を目指し、わが国の航空宇宙技術の開発を支えてきました。
次世代超音速機と再使用型スペースプレーンの研究開発
航空宇宙技術研究所では将来に向けた航空宇宙技術の獲得を目指して各種の研究・実験が行われ、それらは現在、宇宙航空研究開発機構へと受け継がれています。次世代超音速機技術(SST)研究もその一つで、小型超音速実験機の開発と実験飛行により、SSTの設計に必要な技術データを蓄積し、21世紀をになう、わが国独自の航空技術の開発・確立を目指しています。
また再使用型の宇宙輸送機(スペースプレーン)の研究開発も進められており、1996年の極超音速飛行実験(HYFLEX)、2002年の高速飛行実証実験フェーズI(HSFD1)など実験・研究開発を重ねています。
写真:次世代超音速丘NEXST-1」(想像図)
NAL
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