modo501
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 15:16 UTC 版)
2010年12月24日にmodo501日本語版発売。 Pixar社のサブディビジョンサーフェイス(P-Sub)のサポートが大きなトピックであった。 またレンダリング速度の大幅なスピードアップも驚きをもって迎え入れられた[誰によって?]。 modo501新機能 Mayaなどと互換させるため、P-Subという旧式のサブディビジョンサーフェスが搭載された。(モデリングビューでShift+tabキーで切り替え) スカルプトに、「マルチレゾリューション」チェックボックスが追加され、より快適にスカルプティングがしやすくなった。 レンダリングスピードが大幅に高速化。(同時にプレビューレンダリングも高速化された) 「RayGL」の追加され、最終画面に近い状態で作業できるようになった。(プレビューレンダリング内で作業できるような感覚である) スケマティックビューの搭載。(いわゆるノード表示) P-Subモードのときのみ「エッジウェイト」が使用でき、より簡単な操作で角の丸みが表現できるようになった。 モーションブラーを後処理で表現できるようになり、短いレンダリング時間でブラーエフェクトを表現できるようになった。 見えないファーの除去機能の搭載。(Fur materialのプロパティ中段の「View Frustum Culling」チェックボックス) 分割された巨大なテクスチャーが利用できるようになった。 「Displacement as Bump」の追加され、非常に重いディスプレースメントマッピングを使わなくても、通常のバンプより高性能な凹凸の表現ができるようになった。 被写界深度の改善:「カメラ」アイテムにある「カメラエフェクトタブ」上から4番目に「羽の枚数」が選べるようになった。同、上から五番目に「エッジウェイト」が選べるようになりぼけ味のシャープさを設定できる。 アンチエイリアスのサンプル数が1024pixelまで選べるようになった。(従来は256pixelまで) マテリアルに物体が消えていくような効果「ディソルブ量」が設定できるようになった。 立体視レンダリングのサポート。(赤青メガネを使用することにより、立体的に見えることができる) マテリアルの表と裏に別々のグラデーションを設定することができるようになった。 輪郭線レンダリングができるようになった。([シェーダツリー]>[最終カラー]>「輪郭」>「サーフェイス境界」) カラーピッカーがカスタム可能になりHDRもサポートされた。 プレビューレンダリングウィンドウでマテリアルなどの上で右クリックをすると、現在のマテリアル設定値が表示されるようになった。 メニューバーの「レンダー」ーのメニュー一番下に「レンダーリージョンツール」が追加。これを選択してドラッグすると矩形の部分のみがレンダリングされる。 等間隔にクローン:「duplicateタブ」の「clone」で1つ複製を作成>「clone」ツールプロパティ中腹にある「between」チェックボックスにチェック > 一番上に必要な数値を入れることで等間隔にクローンをつくることができる COLLADA 入出力オプションの追加 バグなど 501よりバンプシステムが大幅に変更になり、modo401からmodo501に持ってくるとバンプが強くなってしまうので、modo501用に修正する必要があった。 バンプなどにバグが残っており、一部改善されていない。 modoオリジナル方式のSDSに比べ、決してP-SUBは優れた方式ではない。あくまで他ソフトとの互換性を高めるものである。 参考 modo501ツアー
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