cop・per

実用日本語表現辞典

copper

別表記：コッパー

「copper」の意味

「copper」は、銅という金属元素を指す言葉である。化学記号はCu（カッパー）であり、周期表では29番目の元素である。銅は、電気伝導性や熱伝導性に優れ、また抗菌性も持っているため、電気配線や配管、硬貨など様々な用途で使用されている。

「copper」の発音・読み方

「copper」の発音は、IPA表記では/ˈkɒpər/であり、IPAのカタカナ読みでは「コッパー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「コッパー」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「copper」の定義を英語で解説

A copper is a chemical element with the symbol Cu and atomic number 29. It is a soft, malleable, and ductile metal with very high thermal and electrical conductivity. Copper is used as a conductor of heat and electricity, as a building material, and as a constituent of various metal alloys, such as brass and bronze.

「copper」の類語

「copper」の類語には、以下のような言葉がある。

銅に関連する言葉

bronze（青銅）、brass（真鍮）、cuprous（銅の）、cupric（銅の）

金属に関連する言葉

metal（金属）、alloy（合金）、iron（鉄）、aluminum（アルミニウム）

「copper」に関連する用語・表現

「copper」に関連する用語や表現には、以下のようなものがある。

銅関連の用語

cupric oxide（酸化銅）、copper sulfate（硫酸銅）、copper wire（銅線）、copper pipe（銅管）

銅を利用した製品

bronze statue（青銅像）、brass instrument（真鍮楽器）、copper coin（銅貨）、copper kettle（銅製のやかん）

「copper」の例文

1. Copper is a good conductor of electricity.（銅は電気の良い導体である。） 2. The statue is made of copper.（その像は銅でできている。） 3. Copper wires are used in electrical circuits.（銅線は電気回路で使用される。） 4. Copper pipes are commonly used for plumbing.（銅管は配管に一般的に使用される。） 5. Copper is a key component in many alloys.（銅は多くの合金の重要な成分である。） 6. Copper has antimicrobial properties.（銅には抗菌性がある。） 7. The copper mine produces a large amount of ore.（銅鉱山は大量の鉱石を産出する。） 8. Copper is a reddish-brown metal.（銅は赤褐色の金属である。） 9. Copper is used in the production of electrical cables.（銅は電気ケーブルの製造に使用される。） 10. The copper kettle is used for boiling water.（銅製のやかんはお湯を沸かすために使われる。）

（2023年6月20日更新）

デジタル大辞泉

カッパー【copper】

読み方：かっぱー

１ 銅のこと。

２ 銅のような、赤黒くつやのある色。あかがね色。

鉄鋼用語

銅

copper

銅99.90％以上の金属。 参考 代表的なものに無酸素銅、タフピッチ銅、りん脱酸銅などがある。

日本化学物質辞書Web

カッパー

分子式：	Cu
その他の名称：	M 1、M 3、Cu M3、M 3S、Copper、C.I.77400、C.I.Pigment Metal 2、Allbri Natural Copper、カッパー、アリブリナチュラルコッパー、コッパー、C.I.ピグメントメタル2、Cu
体系名：	銅

「日化辞Web」で詳細を見る

分子構造リファレンス

物質名

銅

英語名

Copper

元素記号

Cu

原子番号

29

分子量

63.546

原子半径（Å）

1.28

融点（℃）

1084.5

沸点（℃）

2580

密度（g/cm³）

8.93

比熱（cal/g ℃）

0.092

イオン化エネルギー（eV）

7.726

電子親和力（eV）

1.226

特徴

銅族元素のひとつ。天然自然の銅は存在するが少ないもので、多くは化合物の形で産出される。しかし銅の精錬は比較的簡単であり、最も古い時期から金属材料として利用されてきた。建築材料から電線、合金材料など、ひろく用いられている。ちなみに「Copper」の名は、銅がキプロス島からローマへもたらされたことに由来する。

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鉱物図鑑

自然銅(Copper)

Prospect Point,Keeweenaw County,Michigan,USA
Cu　標本の幅約２．５ｃｍ

海外のコレクターから送って頂いた鉱物標本。
とても大きな銅単結晶で結晶面も綺麗に出ている貴重標本です。

自然銅(Copper)

Minnios mine,Pima County,Arizona,USA
Cu　画像の幅約１ｃｍ、５ｍｍ

透石膏(Selenite)の中に樹枝状に集合した自然銅の結晶が入っています。
透明な透石膏の中に入っているため、繊細で美しい樹枝状の結晶がよく
保存されたユニークな標本です。

自然銅(Copper)

Bisbee,Cochise Co.,Arizona,USA
Cu　画像の幅約２ｃｍ

黒い黒銅鉱(Tenorite)に覆われた母岩上に付く自然銅です。
自然銅に特徴的な樹枝状の結晶集合体をしています。

銅(Copper)

Caledonia mine,Ontonagan Co.,Michigan,USA
Cu　標本の幅約９ｃｍ

外国人名読み方字典

Copper

名前 コッパー； コパー； カパー

ウィキペディア

銅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/13 12:40 UTC 版)

銅（どう、英語: copper、ラテン語: cuprum）は、原子番号29の元素。元素記号は Cu。周期表では金、銀と同じく11族に属する遷移金属である。金属資源として人類に古くから利用され、生産量・消費量がともに多いことからコモンメタル、ベースメタルの一つに位置づけられる。歴史的にも硬貨や表彰メダルなどで金銀に次ぐ存在とされてきた。