antagonist
「antagonist」の意味・「antagonist」とは
「antagonist」は英語の単語で、日本語に訳すと「敵対者」、「反対者」、「対立者」などとなる。物語やドラマ、映画などの文脈では「主人公に対する敵役」を指すことが多い。また、生物学や医学の分野では、「受容体に結合してその作用を阻害する物質」を指す専門用語としても用いられる。「antagonist」の発音・読み方
「antagonist」の発音は、IPA表記では /ænˈtæɡənɪst/ となる。これをカタカナに置き換えると「アンタゴニスト」に近い。日本人が発音する際には、「アンタゴニスト」と読むと良い。「antagonist」の定義を英語で解説
According to the Oxford English Dictionary, an "antagonist" is "a person who actively opposes or is hostile to someone or something; an adversary." In the context of literature or drama, it refers to "a character in a story or play who opposes the chief character or protagonist." In the field of biology or medicine, it also refers to "a substance that interferes with or inhibits the physiological action of another."「antagonist」の類語
「antagonist」の類語としては、「adversary」、「opponent」、「rival」、「enemy」などがある。これらの単語も「反対者」や「敵」を意味するが、それぞれ微妙なニュアンスの違いがある。例えば、「adversary」はより強い敵意を含み、「opponent」は競争相手を指すことが多い。「antagonist」に関連する用語・表現
「antagonist」に関連する用語としては、「protagonist」、「conflict」、「drama」などがある。「protagonist」は「主人公」を意味し、「antagonist」と対をなす存在である。「conflict」は「対立」、「drama」は「ドラマ」を意味し、これらの単語は物語の中で「antagonist」が活動する舞台となる。「antagonist」の例文
1. "The antagonist in the story was a cruel and heartless man."(物語の敵役は、冷酷で無情な男であった。)2. "The drug acts as an antagonist to the receptor."(その薬は受容体に対するアンタゴニストとして働く。)
3. "She found herself becoming the antagonist in her own life."(彼女は自身の人生で敵役になってしまったことに気づいた。)
4. "In the play, the protagonist and the antagonist are brothers."(その劇では、主人公と敵役は兄弟である。)
5. "The antagonist's actions drove the plot forward."(敵役の行動が物語を進行させた。)
6. "The antagonist was not evil, but simply had different beliefs."(敵役は悪ではなく、単に異なる信念を持っていただけだった。)
7. "In the end, the antagonist realized the error of his ways."(最後には、敵役は自分の過ちに気づいた。)
8. "The protagonist and antagonist were forced to work together."(主人公と敵役は協力せざるを得なくなった。)
9. "The antagonist's motives were complex and misunderstood."(敵役の動機は複雑で誤解されていた。)
10. "The antagonist in the novel was a powerful and intimidating figure."(小説の敵役は、強大で威圧的な存在であった。)
アンタゴニスト【antagonist】
アンタゴニスト
拮抗筋
拮抗薬、アンタゴニスト
受容体拮抗薬
![]() | この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2023年1月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2020年5月) |
受容体拮抗薬(じゅようたいきっこうやく、英: antagonist)とは、生体内の受容体分子に働いて神経伝達物質やホルモンなどの働きを阻害する物質である。
アンタゴニスト、拮抗薬(きっこうやく)、拮抗剤(きっこうざい)、拮抗物質(きっこうぶっしつ)、遮断薬(しゃだんやく)、ブロッカーとも呼ぶ[要出典]。作用自体はないが受容体に可逆的に結合するため、濃度支配的に受容体が本来のリガンド分子と結合する部位を奪い合うことによってアゴニストの作用を阻害する競合的拮抗薬と、受容体の結合定数に影響をおよぼしたり受容体と不可逆的に結合したりするなどしてアゴニストの作用を阻害する非競合的拮抗薬がある。[1]
アンタゴニスト存在下で、アゴニストによる濃度-作用曲線(ドーズ・レスポンスカーブ)を描かせると、競合的拮抗薬の場合では高濃度側へのカーブシフトが起こり、非競合的拮抗薬の場合は最大反応の低下が起こる。[2]
リガンドの構造としてノルアドレナリンやドーパミンなどのカテコールアミンを例に取ると、カテコール環の部位が作用発現に必要な作用基で、炭素鎖をもつアミンの部位が結合基であると考えられる。したがって、作用基であるカテコール環に改変を加えるとアンタゴニストとして働く場合が多い。その一方、結合基に改変を加えると、受容体サブタイプへの選択性や作用濃度域の変化をもたらすことが多い。
有名なアンタゴニストの例
南アメリカの原住民が狩猟に用いるクラーレは、アンタゴニストとして有名な例である。これらはアセチルコリンのアンタゴニストとして作用することによって骨格筋の神経伝達の遮断を引き起こすが、消化管からは吸収されないために捕獲した動物を食べることができる[要説明]。
サイレントアンタゴニスト

サイレントアンタゴニスト(完全遮断薬)とは、受容体を活性化する本質的な活性を持たない競合的な受容体拮抗薬のことである。いわば、真のアンタゴニストである。完全に不活性なアンタゴニストを、弱い部分的アゴニストやインバースアゴニストと区別するために作られた用語である。
脚注
- ^ 『図解 薬理学』Toshitaka Nabeshima, Kazuhide Inōe, 鍋島俊隆., 井上和秀.、南山堂、Tōkyō、2015年、14-17頁。ISBN 978-4-525-72061-2。OCLC 922307421 。
- ^ 『新しい疾患薬理学』Katsunori Iwasaki, Shōgo Tokuyama, 岩崎克典., 徳山尚吾.、南江堂、Tōkyō、2018年、8-9頁。ISBN 978-4-524-40335-6。OCLC 1030482447 。
関連項目
- ミカエリス・メンテン式 - 競争阻害、非競争阻害について解説。
- 受容体作動薬
- antagonistのページへのリンク