十分な生活水準を保持する権利
(Right to an adequate standard of living から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 17:05 UTC 版)
自由 |
---|
概念 |
自由 (積極的自由 · 消極的自由) 権利 自由意志 責任 |
領域 |
学問 · 自由権 経済 · 知的 政治 · 科学 文化 · 芸術 |
権利 |
集会 · 結社 教育 · 情報 行動 · 報道 信教 · 表現 言論 · 思想 居住移転 |

十分な生活水準を保持する権利(じゅうぶんなせいかつすいじゅんをほじするけんり、right to an adequate standard of living)とは、基本的人権の1つである。1948年12月10日に国連総会で採択された世界人権宣言第25条第1項で、次のように規定されている[1][2]。
Everyone has the right to a standard of living adequate for the health and well-being of himself and of his family, including food, clothing, housing and medical care and necessary social services, and the right to security in the event of unemployment, sickness, disability, widowhood, old age or other lack of livelihood in circumstances beyond his control.—Article 25.1 of the Universal Declaration of Human Rights[1]
日本語訳(外務省による仮訳文)
さらに、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(国際人権規約A規約)第11条にも規定されている。
この権利は、アメリカ合衆国大統領フランクリン・D・ルーズベルトが1941年1月6日の一般教書演説で発言した「4つの自由」のうちの1つ「欠乏からの自由」(Freedom from want)を前身とするものである。ルーズベルトは、これは世界中のあらゆる人間が持つべき権利であると述べた。ルーズベルトは演説の中で、「欠乏からの自由」について次のように述べている[3][4]。
The third is freedom from want which, translated into world terms, means economic understandings which will secure to every nation a healthy peacetime life for its inhabitants, everywhere in the world.—President Franklin D. Roosevelt, January 6, 1941.[3]
日本語訳
第三は、世界のあらゆるところにおける、欠乏からの自由です。わかりやすく言えば、全ての国がその国民に対し健全で平穏な生活を確保するための経済的理解を意味します。—1941年1月6日の連邦議会でのフランクリン・D・ルーズベルトの演説より抜粋
脚注
- ^ a b United Nations, Universal Declaration of Human Rights
- ^ a b “世界人権宣言(仮訳文)”. 外務省. 2020年9月23日閲覧。
- ^ a b Roosvelt, Franklin Delano (January 6, 1941) The Four Freedoms, American Rhetoric
- ^ Alfreðsson, Guðmundur S.; Eide, Asbjørn (1999). The Universal Declaration of Human Rights: A Common Standard of Achievement. Martinus Nijhoff Publishers. p. 524. ISBN 90-411-1168-9
関連項目
「Right to an adequate standard of living」の例文・使い方・用例・文例
- その辞書をとってくださいto Aの形をとって
- 今年の1 月まで、「Premiumアイスクリーム」で知られるErnesto Dairyの副社長だったCarla Starkが、4 月20 日付けでHolman Health社の会長に就任することが今日発表された。
- Holman Healthの株主は、StarkがErnestoに行ったのと同じ魔法をかけてくれることを大いに期待していると報じられている。Starkは、Ernestoがグルメアイス市場において驚くべき20%というシェアを獲得することになった「Premiumアイスクリーム」のブランドを作り上げた人物である。
- Holman Healthを辞職し、Ernesto Dairyに勤めるつもりである。
- 今すぐ弊社のサイトcustomclosets.comをご覧になり、あなたのクローゼットを整理しましょう!
- 6 月4 日―Mertonスタジアムの取り壊しに伴い、6 月15 日から3 週間に渡り、Central通りとMerton通りの間と、9 番通りと11 番通りの間の全区域が通行止めになると、Bordertown交通局(BTA)が火曜日に発表した。
- 閉鎖区域を通る路線の4 番Central行きと11 番Uptown行きの市バスは、月曜から金曜の午前8時から9時と、午後4時から6時の間、改正された時刻表に基づいて運行する。
- 登録するには、(352) 112-3944 までお電話をいただくか、コミュニティーセンターのウェブサイトから登録用紙をダウンロードして、Addo通り948 番地、Mephisto、AZ85002 まで郵送してください。
- Dalton自動車からMark Halliwellを引き抜いてマーケティング部の部長にするって。
- タックマンモデルとは、チームビルディングにおける5段階、すなわち形成(Forming)、混乱(Storming)、統一(Norming)、機能(Performing)、散会(Adjourning)を示すモデルである。
- iStorage社は世界60か国以上でさまざまな倉庫機能を提供している。
- 「too」か「enough」を用いて文を完成させなさい。
- toのつかない不定詞を原形不定詞と言う。
- Boston Dynamicsのロボット「RHex」は、いろんな地形を走れるすごいやつです。
- ページが読み込まれたら更新情報をページ内に流し込む prototype.js
- needless to sayは不定詞の慣用表現として紹介されることが多いです。
- 動詞helpはto不定詞・原形不定詞の両方をとりますが、くだけた文体では原形不定詞が多いとされており、この例文でもそれが使われています。
- 【文法】 先行主語 《たとえば It is wrong to tell lies. の it》.
- (国際的)補助言語 《Esperanto など》.
- スギ (cryptomeria).
- Right to an adequate standard of livingのページへのリンク