R-9Ø RAGNAROK <ラグナロック>
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 20:51 UTC 版)
「R-9」の記事における「R-9Ø RAGNAROK <ラグナロック>」の解説
『R-TYPE III』、『R-TYPE FINAL』、『R-TYPE FINAL2』に登場。火星基地で製造された機体でR-9Sのフレームを流用しつつも基本設計から一新されている。正式な読みは「アールナイン・スラッシュ・ゼロ」。0はØのように斜線付きの0を用いる。ラグナロク・ラグナロックは開発コード名であり、「ELIMINATE DEVICE(抹殺装置)」という別名も持つ。 新たなフォースコンダクタユニットによって、従来のラウンド・フォース(スタンダードフォース)、ビットの本来の目的である完全人工のシャドウ・フォース、バイド素子をエネルギー体ではなくゲル状にして制御コアを埋め込んだサイクロン・フォース(プロトタイプ)、以上の三基のフォースデバイスの使い分けが可能になった。さらには波動砲も性質の異なる「メガ波動砲」と「ハイパードライブシステム」の二種を備え、あらゆる局面で従来機を大きく上回る攻撃能力を実現している(ただしハイパードライブモードは機体への負担が大きく、オーバーヒートにより波動砲のチャージが一時的に出来なくなる欠点もある)。 『R-TYPE FINAL』、『R-TYPE FINAL2』ではフォースはシャドウ・フォースのみ、波動砲もハイパードライブのみとなっている。ハイパードライブはオーバーヒートしなくなったものの爆風の攻撃判定がなくなりやや弱体化、メガ波動砲がなく瞬間的な火力が低いこともあって扱いが難しい機体となった。ただしIIIとは異なりハイパードライブと各種レーザーの併用が可能なため、重装備時の総攻撃力と手数は非常に優秀である。散らかりがちなレーザーやシャドウユニットの支援をうまく当て、ハイパードライブの運用をきちんとパターン化すれば本領を発揮していく。接近時の集中砲火は全機種中でもトップクラスの火力で、密着すればステージ1.0のボスであるXelf-16をビーム攻撃の前に撃破可能なことが確認されている。 TACTICSシリーズではバイド兵器の放棄を訴えるグランゼーラ革命軍の強化戦闘機として開発されたことから、精製にバイド体を必要としないシャドウ・フォースを運用する、革命軍唯一のフォース装備機体となっている。『FINAL』同様波動砲はハイパードライブのみだが、フォースやレーザーのみならず追尾ミサイルや爆雷等の通常兵器も充実しているため火力は高い。反面波動砲の威力が低い、バルカンを装備していない、シャドウ・フォースの耐久性が低いなどの弱点はあるものの、グランゼーラ革命軍、バイド討伐艦隊の主力として終盤まで活躍出来る性能である。 初戦である『III』のパイロットは肉体年齢を14歳相当に幼体固定した23歳の女性で、機体に直結されているという(公式設定上では噂話止まりで、軍は否定している)。分かりづらいがアイレムの資料で名前が確認できる。(記されている名前は「スゥ=スラスター」と見ることが出来る。) レールガン メガ波動砲/ハイパードライブシステム(『FINAL』『FINAL2』ではハイパー波動砲のみ) ラウンド・フォース/シャドウ・フォース/サイクロン・フォースの3択(『FINAL』『FINAL2』ではシャドウのみ)シャドウ・サイクロンはどちらも当時としては革新的なフォース。詳細は『R-TYPE III』を参照。 ストラグル・ビット(『FINAL』『FINAL2』ではストラグル=ラウンドに共用化され、他にシャドウ・ビットの装備が可能) エレクトロン・ミサイル(『FINAL』『FINAL2』ではオミットされ追尾ミサイル/爆雷)
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