R90V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 01:15 UTC 版)
1990年、1991年のJSPC及び1990年のWSPC第1戦鈴鹿、ル・マン24時間レースにチーム・ルマンがR89CをベースとしたマシンR90Vで出場したのでここに記す。R90VはR89CにR90CPのサスペンションを組み込んだマシンでルマンがメンテナンスを行い、タイヤはヨコハマタイヤを使用した。 1990年はJSPC第3戦富士500マイルでの6位入賞以外目立った成績を残していないが、雨で中止になった第2戦富士1000kmでポールポジションを獲得している。他車がレインタイヤで予選を行うなか、和田孝夫がカットスリックでアタックしてのポール獲得であった。 1991年の開幕戦富士500kmにはR91Vとして出場し4位入賞。第2戦からルマンはニューマシンR91VPを登場させるが、第3戦のレースでR91VPは大破炎上し使用不能になり、第4戦鈴鹿1000kmから再びR90Vを登場させる。その後第5戦 - 第7戦はR90VPとしてエントリーし第5戦菅生500kmでは5位に入賞した。
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