Pope Dionysiusとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Pope Dionysiusの意味・解説 

ディオニュシウス (ローマ教皇)

(Pope Dionysius から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 09:07 UTC 版)

ディオニシウス
第25代 ローマ教皇
教皇就任 259年7月22日
教皇離任 268年12月26日
先代 シクストゥス2世
次代 フェリクス1世
個人情報
出生 200年
死去 268年12月26日
ローマ帝国ローマ
テンプレートを表示

ディオニシウス(Dionysius, 200年 - 268年12月26日)は、ローマ教皇(在位:259年7月22日 - 268年12月26日)。

生涯

おそらくギリシャの生まれだが、確かではない。258年に殉教したシクストゥス2世を継いで教皇となった。キリスト教徒が直面していた迫害によって新教皇の選出は困難だったため、教皇座は1年近く空席になっていた。迫害がおさまり始めると、ディオニシウスはローマ教皇に就いた。迫害を主導した皇帝ウァレリアヌスはペルシアのシャープール1世に捕らえられ260年に殺された。新皇帝ガリエヌスは信仰寛容令を発し、迫害を終わらせ教会を合法化した[1]。ディオニシウスは混乱に陥っていたローマ教会の再建を背負った。

サベリウス主義に関して、サベリウスの郷里キュレナイカ地方で論争が生じ、サベリウス派と反サベリウス派の双方がアレクサンドリア司教ディオニュシオスに訴えを起こした。アレクサンドリア司教はサベリウス派を論駁し、御父と御子との区別を強調する手紙を書き送った。これを受け取ったキュレナイカの人々はローマ司教のディオニシウスにアレクサンドリア司教ディオニュシオスを訴えた。ローマのディオニシウスは会議を開いて検討し訴えを却下し、その旨を手紙にしてキュレナイカの人々とアレクサンドリア司教のディオニュシオスに書き送った[1]

ディオニシウスは、ゴート人の襲撃により荒廃したカッパドキアの教会に多額の金を送り、教会を再建させ捕虜の身代金を払った。303年まで続く信仰寛容令によって、教会は秩序と平和が保たれ、ディオニシウスは殉教せずに死んだ最初の教皇となった。

脚注

  1. ^ a b 『原典 古代キリスト教思想史<1>』p.415

参考文献

  • 『原典 古代キリスト教思想史<1>初期キリスト教思想家』小高毅/編、教文館、1999年6月初版。ISBN 4-7642-7185-0

外部リンク


「Pope Dionysius」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Pope Dionysius」の関連用語

Pope Dionysiusのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Pope Dionysiusのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディオニュシウス (ローマ教皇) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS