P-HT/HU23、HT/HU27系とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > P-HT/HU23、HT/HU27系の意味・解説 

P-HT/HU23、HT/HU27系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)

日野・ブルーリボン」の記事における「P-HT/HU23、HT/HU27系」の解説

ブルーリボン ツーステップP-HT235BA新常磐交通 1985年ブルーリボン観光型の後期型(P-RU60/63B系)へのモデルチェンジ同時に、RT/RU22系とHT/HU22系を統合する形で発売日野車体製の純正ボディはリアスタイルの変更が行われ、角張った形状から丸み帯びた形状となった。 このシリーズではエンジン2種類設定された。P-HT/HU23系は、RT/RU系のEM100型をボアアップ水平式改良したM10U型エンジン9.9L (230ps) を搭載。P-HT/HU27系はRC7系のEK200エンジン13.3L (270ps) の高出力エンジン搭載したホイールベースは、短尺(4.8m、型式末尾が3)・標準尺(5.2m、末尾が5)・長尺(5.67m、末尾が6)の3種類が用意された(当初高出力短尺車と低出力HU長尺車設定はなかった)。サスペンションHTリーフサス)・HUエアサス)の2種類路線用は床の高さがツーステップ標準床と低床車(一般低床都市型低床)の3種類が設定されていた。 またこのシリーズでは、同年発売され2階建てバスグランビュー (RY) で初採用されフィンガーシフトFFシフト」が設定され電気空気圧使用した軽いシフトチェンジ操作運転者負担軽減図った。特にシフトチェンジ時のエアー音がその後日野バスの特徴ともなったさらなるイージードライブ化を目指し世界初となる電子機械式オートマチックEEドライブ」を1986年追加。これはトルクコンバーター式のオートマチックとは異なりマニュアルシフトベースシフトチェンジ自動化したセミオートマチックトランスミッションで、高トルク仕様のみの設定であった。 「EEドライブ搭載車は、日野車の大口ユーザーであった近畿日本鉄道皮切りに機械式AT車積極採用した京王帝都電鉄関東バス公営事業者東京都交通局横浜市交通局大阪市交通局などに投入された。実際に発進時変速時のショック運転者意図するシフトチェンジが行われないなどの欠点多く上記事業者除けば京都バス奈良交通西日本鉄道京都市交通局神戸市交通局仙台市交通局などで少数採用にとどまる程度普及はしなかった。また採用事業者でも通常HOLD段に入れておいて手動シフトチェンジを行うことが一般化し経年変化による乗り心地悪化招いたほか、手動シフトチェンジを行うために燃費ばらつきもあった。整備面でもギアチェンジを行うアクチュエーター関連故障多かったとされる。 なお、KC-HT/HU2M系にもEEドライブ搭載車存在するが、こちらは横浜市営および大阪市営に数台が在籍しているのみだと思われる1998年のKC-HT/HU2M系のマイナーチェンジ時にEEドライブ設定抹消された。 「セミオートマチックトランスミッション#バス」も参照 広島電鉄P-HU273BAトップドア仕様、RU6B系に準じたボディ架装したもの 都営バスP-HU233BA前扉グライドスライドドア、逆T字窓 関東鉄道P-HT235BA 東武バスP-HT235BA3扉仕様中扉引戸・後扉折戸 阿寒バスP-HU276BA 阿寒バスP-HU276BAの運転席 宗谷バスP-HT276BA3扉仕様中扉4折戸・後扉折戸 札幌市交通局P-HU236BA 琉球バス交通P-HT235BAトップドア仕様富士重工架装車 (5E) 熊本バスP-HT233BA西工架装車 (58MC) 西日本鉄道P-HU235BA西工架装車 (58MC)

※この「P-HT/HU23、HT/HU27系」の解説は、「日野・ブルーリボン」の解説の一部です。
「P-HT/HU23、HT/HU27系」を含む「日野・ブルーリボン」の記事については、「日野・ブルーリボン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「P-HT/HU23、HT/HU27系」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「P-HT/HU23、HT/HU27系」の関連用語

P-HT/HU23、HT/HU27系のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



P-HT/HU23、HT/HU27系のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日野・ブルーリボン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS