OG世界のパーソナルトルーパー
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「パーソナルトルーパー」の記事における「OG世界のパーソナルトルーパー」の解説
『OG』世界におけるPTとは、異星人が保有すると思われる、10m以上の多脚型機動兵器や人型機動兵に対抗するための対異星人用人型機動兵器に、連邦軍が与えたコードネームのことを指す。 人型である理由としては、異星人が人型兵器を保有しているという理由のほか、マニピュレーターで各種の武器を持ち替えることによりあらゆる事態に対応できる人型こそ究極の汎用性を有した形状であり、量より質を追求することで人的物的損失を抑える、という理由付けが成されている。 新西暦179年におけるメテオ3の落下から年内のうちに、連邦軍はマオ・インダストリー社(以下、マオ社)を含む複数の重機メーカーにPTの開発を打診し、以下のような要求スペックを提示した。 人型で四肢を持ち、マニピュレーターによる武装の換装が可能。 人体に近い挙動と反応速度。 外部からの供給に頼らず、内部動力のみで長時間の作戦行動が可能。 堅牢な装甲と、被弾しても作戦行動を継続できる機体耐久性。 全長20メートル前後、総重量80トン以下。 これらの厳しい要求基準はメテオ3より得られた異星人の兵器を基準としたものであり、互角以上に渡り合う上で最低限必須とされた性能であった。このスペックの実現のため、軍から各社へEOT(厳密には解析済みのEOTは、EOTと呼ばれず通常技術として扱われている)が極秘扱いで提供されており、結果、マオ社がわずか1年という短期間で開発した人類初の人型機動兵器ゲシュペンストが各社との競作に勝利した。このことからもわかる通り、PTとはマオ社がつけた名称ではなく、競作を経て勝ち取った名称といえる。 PTの試作機はL型・R型の2機、または3機が製造される例が多い。3機の場合、うち1機はテスト用やトライアル用であることが多い。 現実における近代の軍事兵器と同様、なんらかの戦術データ・リンクにより戦術レベルで情報を母艦などと共有している。 エイタ・ナダカ伍長の「PTへ乗ることになったら、最低でも曹長扱い」という発言から、PTパイロットは曹長以上の階級でなければならない模様。『OG』にてタスク・シングウジ伍長、リオ・メイロン伍長、クスハ・ミズハ(元階級不明)はPTパイロットに転向した際に曹長へ戦時昇進している。
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