せんじゅつ‐データリンク【戦術データリンク】
戦術データ・リンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 06:27 UTC 版)
戦術データ・リンク(せんじゅつデータ・リンク、英: Tactical Digital Information Link, TADIL)は、軍隊の作戦行動に用いられる情報を伝達、配信及び共有するためのデータ通信システムの総称である。
- ^ 一般的な概念で言えば、携帯電話で通話しているときに音声だけでなく映像(テレビ電話)やGPSによる位置情報を同時に送信できることに似ている。
- ^ Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. ISBN 9781557502629
- ^ Richard S. Deakin『Battlespace Technologies: Network-Enabled Information Dominance (Artech House Intelligence and Information Operations)』Artech House、2010年、403頁。ISBN 978-1596933378。
- 1 戦術データ・リンクとは
- 2 戦術データ・リンクの概要
- 3 概要
- 4 主な戦術データ・リンク
- 5 脚注
戦術データ・リンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:16 UTC 版)
「E-2 (航空機)」の記事における「戦術データ・リンク」の解説
当時、空母航空団においては、水上艦および航空機との要撃管制用2-wayデータ・リンクとしてリンク 4が運用されており、本機においても、作戦機に対する要撃管制用として運用されている。また、これに加えて、本機はリンク 11にも対応しており、NTDS対応の水上艦艇との間で共通戦術状況図を生成することができる。これによって本機は、搭載するレーダーのほか、艦隊の各艦が搭載する対空レーダーの情報を利用して要撃管制を行えるようになった。 また、E-2C グループ2では、統合戦術情報伝達システム(JTIDS)クラス2Hを搭載して、新しい標準規格であるリンク 16に対応した。さらにホークアイ2000ではより緊密な情報連携を可能にする共同交戦能力(CEC)に対応、E-2DではNIFC-CAに対応するとともに、リンク 16の端末もMIDS-JTRSに更新する予定である。 コンソール(グループ0) コンソール(ホークアイ2000)
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戦術データ・リンク
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「イギリス軍のC4Iシステム」の記事における「戦術データ・リンク」の解説
1960年代後半より、リンク 10が標準的なデータ・リンクとして運用されてきたが、現在、リンク 16によって段階的に更新されつつある。
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戦術データ・リンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 07:20 UTC 版)
「海軍戦術情報システム」の記事における「戦術データ・リンク」の解説
NTDSは、各艦の戦術情報処理装置を戦術データ・リンクによって連接し、コンピュータネットワークを構築して、目標情報を共有することも重視されていた。 戦術データ・リンクの規格としては、標準的に使用する双方向リンク(A-Link; 後のリンク 11)、NTDS非搭載艦にデータを送信するリンク(B-Link; 後のリンク 14)、近距離で使用する高速リンク(C-Link; 後のリンク 12)、そして艦上戦闘機の管制用リンク(後のリンク 4)が盛り込まれていた。ただしこの時期、戦術核兵器の使用に備えて艦隊は分散配備されるようになっており、C-Linkを使う状況は稀であると考えられたため、これは装備化されなかった。 その後、NTDSモデル5では、リンク 16の運用に対応した。
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