戦術システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 04:01 UTC 版)
「U.S.S.エンタープライズE」の記事における「戦術システム」の解説
主な攻撃システムは、反物質弾頭・光子魚雷を数百発搭載。魚雷ランチャーが3門あり、一度に12発の発射可能。素粒子ビーム兵器・フェイザーは連邦最強の出力を誇るタイプXIIを装備し、D型と比較して大幅に火力が向上している。フェイザー・アレイが第1船体上面に7ヶ所、下面に5ヶ所あり死角はない。また通常の連邦艦には装備されない真空エネルギー弾頭・量子魚雷をも搭載しており、U.S.S.エンタープライズDとは比較にならない戦闘能力を色濃く示している。 防御シールドはコンピューターにより最適な防御効果を得る再生式シールドを採用している他、船体外部隔壁には断熱被膜塗装(アブレーティブ装甲)がされている。 また地球暦2378年の時点では改修を受けており、第1船体上面(メインブリッジとシャトル格納庫の中間辺り)と第2船体下面(メインディフレクター盤の下部後方)に連装光子魚雷ランチャー、左右ワープナセル・パイロンの上下両面にフェイザー・アレイが増設され、主に船尾方向への攻撃力が格段に増強されている。武装以外にもナセル・パイロン角度が変更され全長がわずかに短くなり、第2船体腹部船尾の傾斜角変更、第1船体背面後部に構造物が追加され第2船体との繋ぎ目が太くなっているなどの改修が加えられている。これは映画『ネメシス/S.T.X』でCGI担当が、それより前のインダストリアル・ライト&マジックからデジタル・ドメインに変わった際に、デザイナーのジョン・イーブスらが手直ししたかったという部分を修正したためである。 なお量子魚雷は、エンタープライズEの就役と前後して宇宙ステーション・ディープ・スペース・ナインに配備されていたU.S.S.ディファイアントや、一部の大型航宙艦などに装備されるようになり、ボーグの2回目の地球侵攻時やドミニオン戦争時などに使用された。
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