MenuItemBindingCollection クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文解説MenuItemBindingCollection クラスは、Menu コントロールに存在する MenuItemBinding オブジェクトのコレクションを格納および管理する場合に使用されます。Menu コントロールは、その DataBindings プロパティのデータ型として MenuItemBindingCollection クラスを使用します。DataBindings プロパティを使用して、Menu コントロールに定義されているメニュー項目のバインディングを格納します。
.gif) メモ |
|---|
| MenuItemBinding オブジェクトがコレクションに表示される順序は、これらのオブジェクトが Menu コントロールのメニュー項目に適用される方法には影響しません。 |
MenuItemBindingCollection クラスは、コレクション内の項目にアクセスするための複数の方法をサポートしています。
MenuItemBinding オブジェクトを追加および削除することにより、MenuItemBindingCollection オブジェクトをプログラムによって管理できます。コレクションにメニュー項目を追加するには、Add メソッドまたは Insert メソッドを使用します。コレクションからノードを削除するには、Remove、RemoveAt、または Clear の各メソッドを使用します。
MenuItemBindingCollection クラスには、コレクション自体の情報を取得できるプロパティとメソッドが格納されています。コレクション内の項目数を確認するには、Count プロパティを使用します。コレクションに特定の MenuItemBinding オブジェクトが含まれているかどうかを確認する場合は、Contains メソッドを使用します。コレクション内の MenuItemBinding オブジェクトのインデックスを取得するには、IndexOf メソッドを使用します。
使用例MenuItemBindingCollection オブジェクトを宣言によって設定する方法のコード例を次に示します。この例を正常に動作させるには、以下のサンプル XML データを、Map.xml という名前のファイルにコピーする必要があります。
<%@ Page Language="VB" %> <html> <body> <form runat="server"> <h3>Menu DataBindings Example</h3> <asp:menu id="NavigationMenu" staticdisplaylevels="1" staticsubmenuindent="10" orientation="Vertical" target="_blank" datasourceid="MenuSource" runat="server"> <DataBindings> <asp:menuitembinding datamember="MapHomeNode" depth="0" textfield="title" navigateurlfield="url"/> <asp:menuitembinding datamember="MapNode" depth="1" textfield="title" navigateurlfield="url"/> <asp:menuitembinding datamember="MapNode" depth="2" textfield="title" navigateurlfield="url"/> </DataBindings> </asp:menu> <asp:XmlDataSource id="MenuSource" datafile="Map.xml" runat="server"/> </form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" %> <html> <body> <form runat="server"> <h3>Menu DataBindings Example</h3> <asp:menu id="NavigationMenu" staticdisplaylevels="1" staticsubmenuindent="10" orientation="Vertical" target="_blank" datasourceid="MenuSource" runat="server"> <DataBindings> <asp:menuitembinding datamember="MapHomeNode" depth="0" textfield="title" navigateurlfield="url"/> <asp:menuitembinding datamember="MapNode" depth="1" textfield="title" navigateurlfield="url"/> <asp:menuitembinding datamember="MapNode" depth="2" textfield="title" navigateurlfield="url"/> </DataBindings> </asp:menu> <asp:XmlDataSource id="MenuSource" datafile="Map.xml" runat="server"/> </form> </body> </html>
MenuItemBinding オブジェクトをプログラムによって MenuItemBindingCollection オブジェクトに追加する方法のコード例を次に示します。この例を正常に動作させるには、以下のサンプル XML データを、Map.xml という名前のファイルにコピーする必要があります。
<%@ Page Language="VB" %> <script runat="server"> Sub Page_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As EventArgs) If Not IsPostBack Then ' Create the menu item bindings for the Menu control. Dim binding As MenuItemBinding binding = CreateMenuItemBinding("MapHomeNode", 0, "title", "url") NavigationMenu.DataBindings.Add(binding) binding = CreateMenuItemBinding("MapNode", 1, "title", "url") NavigationMenu.DataBindings.Add(binding) binding = CreateMenuItemBinding("MapNode", 2, "title", "url") NavigationMenu.DataBindings.Add(binding) End If End Sub ' This is a helper method to create a MenuItemBinding ' object from the specified parameters. Function CreateMenuItemBinding(ByVal dataMember As String, ByVal depth As Integer, ByVal textField As String, ByVal navigateUrlField As String) As MenuItemBinding ' Create a new MenuItemBinding object. Dim binding As New MenuItemBinding() ' Set the properties of the MenuItemBinding object. binding.DataMember = dataMember binding.Depth = depth binding.TextField = textField binding.NavigateUrlField = navigateUrlField Return binding End Function </script> <html> <body> <form runat="server"> <h3>MenuItemBindingCollection Add Example</h3> <asp:menu id="NavigationMenu" staticdisplaylevels="2" staticsubmenuindent="10" orientation="Vertical" target="_blank" datasourceid="MenuSource" runat="server"> </asp:menu> <asp:xmldatasource id="MenuSource" datafile="Map.xml" runat="server"/> </form> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" %> <script runat="server"> void Page_Load(Object sender, EventArgs e) { if(!IsPostBack) { // Create the menu item bindings for the Menu control. MenuItemBinding binding; binding = CreateMenuItemBinding("MapHomeNode", 0, "title", "url"); NavigationMenu.DataBindings.Add(binding); binding = CreateMenuItemBinding("MapNode", 1, "title", "url"); NavigationMenu.DataBindings.Add(binding); binding = CreateMenuItemBinding("MapNode", 2, "title", "url"); NavigationMenu.DataBindings.Add(binding); } } // This is a helper method to create a MenuItemBinding // object from the specified parameters. MenuItemBinding CreateMenuItemBinding(String dataMember, int depth, String textField, String navigateUrlField) { // Create a new MenuItemBinding object. MenuItemBinding binding = new MenuItemBinding(); // Set the properties of the MenuItemBinding object. binding.DataMember = dataMember; binding.Depth = depth; binding.TextField = textField; binding.NavigateUrlField = navigateUrlField; return binding; } </script> <html> <body> <form runat="server"> <h3>MenuItemBindingCollection Add Example</h3> <asp:menu id="NavigationMenu" staticdisplaylevels="2" staticsubmenuindent="10" orientation="Vertical" target="_blank" datasourceid="MenuSource" runat="server"> </asp:menu> <asp:xmldatasource id="MenuSource" datafile="Map.xml" runat="server"/> </form> </body> </html>
<MapHomeNode url="~\Home.aspx"
description="Home">
<MapNode url="~\Music.aspx"
description="Music">
<MapNode url="~\Classical.aspx"
description="Classical"/>
<MapNode url="~\Rock.aspx"
description="Rock"/>
<MapNode url="~\Jazz.aspx"
description="Jazz"/>
</MapNode>
<MapNode url="~\Movies.aspx"
<MapNode url="~\Action.aspx"
description="Action"/>
<MapNode url="~\Drama.aspx"
description="Drama"/>
<MapNode url="~\Musical.aspx"
description="Musical"/>
</MapNode>
</MapHomeNode>
.NET Framework のセキュリティ継承階層System.Web.UI.StateManagedCollection
System.Web.UI.WebControls.MenuItemBindingCollection
スレッド セーフプラットフォームWindows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報参照MenuItemBindingCollection プロパティ
パブリック プロパティ| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
.gif) | Count | StateManagedCollection コレクションに格納されている要素の数を取得します。 ( StateManagedCollection から継承されます。) |
| | Item | 指定されたインデックス位置にあるMenuItemBinding オブジェクトをコレクションから取得します。 |
参照MenuItemBindingCollection メソッド
パブリック メソッド| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
.gif) | Add | 指定された MenuItemBinding オブジェクトをコレクションの末尾に追加します。 |
| | Clear | StateManagedCollection コレクションからすべての項目を削除します。 ( StateManagedCollection から継承されます。) |
| | Contains | 指定した MenuItemBinding オブジェクトがコレクション内にあるかどうかを確認します。 |
| | CopyTo | オーバーロードされます。 現在の MenuItemBindingCollection オブジェクトの内容をコピーします。 |
| | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
| | GetEnumerator | StateManagedCollection コレクションを反復処理する反復子を返します。 ( StateManagedCollection から継承されます。) |
| | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
| | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
| | IndexOf | コレクション内の指定した MenuItemBinding オブジェクトのインデックスを確認します。 |
| | Insert | 指定したインデックス位置に、指定した MenuItemBinding オブジェクトを追加します。 |
.gif) | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
| | Remove | 指定した MenuItemBinding オブジェクトをコレクションから削除します。 |
| | RemoveAt | 指定したインデックス位置にある MenuItemBinding オブジェクトをコレクションから削除します。 |
| | SetDirty | 強制的に StateManagedCollection コレクション全体をビューステートにシリアル化します。 ( StateManagedCollection から継承されます。) |
| | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |
プロテクト メソッド| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
.gif) | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
| | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |
参照MenuItemBindingCollection メンバ
MenuItemBinding オブジェクトのコレクションを表します。
MenuItemBindingCollection データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。
パブリック プロパティ| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
| | Count | StateManagedCollection コレクションに格納されている要素の数を取得します。(StateManagedCollection から継承されます。) |
| | Item | 指定されたインデックス位置にあるMenuItemBinding オブジェクトをコレクションから取得します。 |
パブリック メソッド| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
| | Add | 指定された MenuItemBinding オブジェクトをコレクションの末尾に追加します。 |
| | Clear | StateManagedCollection コレクションからすべての項目を削除します。 (StateManagedCollection から継承されます。) |
| | Contains | 指定した MenuItemBinding オブジェクトがコレクション内にあるかどうかを確認します。 |
| | CopyTo | オーバーロードされます。 現在の MenuItemBindingCollection オブジェクトの内容をコピーします。 |
| | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
| | GetEnumerator | StateManagedCollection コレクションを反復処理する反復子を返します。 (StateManagedCollection から継承されます。) |
| | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
| | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
| | IndexOf | コレクション内の指定した MenuItemBinding オブジェクトのインデックスを確認します。 |
| | Insert | 指定したインデックス位置に、指定した MenuItemBinding オブジェクトを追加します。 |
| | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
| | Remove | 指定した MenuItemBinding オブジェクトをコレクションから削除します。 |
| | RemoveAt | 指定したインデックス位置にある MenuItemBinding オブジェクトをコレクションから削除します。 |
| | SetDirty | 強制的に StateManagedCollection コレクション全体をビューステートにシリアル化します。 (StateManagedCollection から継承されます。) |
| | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |
プロテクト メソッド| 名前 | 説明 | |
|---|---|---|
| | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
| | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |
参照- MenuItemBindingCollectionのページへのリンク
