JapaneseLunisolarCalendar

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

JapaneseLunisolarCalendar クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

月、日、年などの区分で時間を表します。年の計算には、和暦と同じ方法が使用されます。日および月は、太陰太陽暦を使用して計算されます。

名前空間: System.Globalization
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<SerializableAttribute> _
Public Class JapaneseLunisolarCalendar
    Inherits EastAsianLunisolarCalendar

Visual Basic (使用法)

Dim instance As JapaneseLunisolarCalendar

C#

[SerializableAttribute] 
public class JapaneseLunisolarCalendar : EastAsianLunisolarCalendar

C++

[SerializableAttribute] 
public ref class JapaneseLunisolarCalendar
 : public EastAsianLunisolarCalendar

J#

/** @attribute SerializableAttribute() */ 
public class JapaneseLunisolarCalendar extends
 EastAsianLunisolarCalendar

JScript

SerializableAttribute 
public class JapaneseLunisolarCalendar extends
 EastAsianLunisolarCalendar

解説

JapaneseLunisolarCalendar クラスは、太陰太陽暦を表す EastAsianLunisolarCalendar クラスから派生しています。EastAsianLunisolarCalendar クラスでは、太陽暦と、太陰太陽暦、年が時代 (年号) に関連付けられ 60 年周期を持つ暦、および年の任意の月の後に閏月を置くことができる暦との間の日付の変換がサポートされます。

閏月は、年の任意の月の後に置くことができます。たとえば、GetMonth メソッドは、特定の日付に関連付けられた月を示す 1 ～ 13 の範囲の数値を返します。閏月が 8 番目の月と 9 番目の月の間にある場合、GetMonth メソッドは、8 番目の月に 8 を返し、8 番目の閏月に 9 を返し、9 番目の月に 10 を返します。

現在、JapaneseLunisolarCalendar は CultureInfo クラスがサポートしているどのカルチャでも使用されていません。したがって、このクラスは、日本の太陰太陽暦での日付を計算するためだけに使用できます。

各 CultureInfo は一連の暦をサポートしています。Calendar プロパティは、カルチャの既定の暦を返し、OptionalCalendars プロパティは、そのカルチャがサポートしているすべての暦の配列を返します。CultureInfo が使用する暦を変更するには、CultureInfo.DateTimeFormat の Calendar プロパティを新しい Calendar に設定します。

継承階層

System.Object
   System.Globalization.Calendar
     System.Globalization.EastAsianLunisolarCalendar
      System.Globalization.JapaneseLunisolarCalendar

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
JapaneseLunisolarCalendar メンバ
System.Globalization 名前空間
JapaneseCalendar クラス

JapaneseLunisolarCalendar コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

JapaneseLunisolarCalendar クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Globalization
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New JapaneseLunisolarCalendar

C#

public JapaneseLunisolarCalendar ()

C++

public:
JapaneseLunisolarCalendar ()

J#

public JapaneseLunisolarCalendar ()

JScript

public function JapaneseLunisolarCalendar ()

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
JapaneseLunisolarCalendar クラス
JapaneseLunisolarCalendar メンバ
System.Globalization 名前空間

JapaneseLunisolarCalendar フィールド

パブリック フィールド

	名前	説明
	JapaneseEra	現在の時代 (年号) を指定します。

参照

関連項目

JapaneseLunisolarCalendar クラス
System.Globalization 名前空間
JapaneseCalendar クラス

JapaneseLunisolarCalendar プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	AlgorithmType	現在のカレンダーの暦法 (太陽暦、太陰暦、または両者の組み合わせ) を示す値を取得します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	Eras	オーバーライドされます。 この JapaneseLunisolarCalendar オブジェクトに関連する時代 (年号) を取得します。
	IsReadOnly	この Calendar オブジェクトが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 ( Calendar から継承されます。)
	MaxSupportedDateTime	オーバーライドされます。 JapaneseLunisolarCalendar クラスでサポートされている最大の日付と時刻を取得します。
	MinSupportedDateTime	オーバーライドされます。 JapaneseLunisolarCalendar クラスでサポートされている最小の日付と時刻を取得します。
	TwoDigitYearMax	年の 2 桁表記で表すことができる 100 年間の範囲内で最後に当たる年を取得または設定します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)

参照

関連項目

JapaneseLunisolarCalendar クラス
System.Globalization 名前空間
JapaneseCalendar クラス

JapaneseLunisolarCalendar メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	AddDays	指定した DateTime から指定した日数が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddHours	指定した DateTime から指定した時間が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddMilliseconds	指定した DateTime から指定したミリ秒が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddMinutes	指定した DateTime から指定した分数が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddMonths	指定した日付から指定した月数が経過した後の日付を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	AddSeconds	指定した DateTime から指定した秒数が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddWeeks	指定した DateTime から指定した週数が経過した後の DateTime を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	AddYears	指定した日付から指定した年数が経過した後の日付を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	Clone	現在の Calendar オブジェクトのコピーである新しいオブジェクトを作成します。 ( Calendar から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetCelestialStem	干支 (60 年周期) における指定した年の天干を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfMonth	指定した日付の日を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfWeek	指定した日付の曜日を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfYear	指定した日付の年の年間積算日を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDaysInMonth	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の指定した月の日数を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDaysInYear	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の日数を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetEra	オーバーライドされます。 指定した DateTime オブジェクトに対応する時代 (年号) を取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetHour	指定した DateTime の時間の値を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	GetLeapMonth	オーバーロードされます。 指定された年と時代 (年号) の閏月を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetMilliseconds	指定した DateTime のミリ秒の値を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	GetMinute	指定した DateTime の分の値を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	GetMonth	指定した日付の月を返します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetMonthsInYear	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の月数を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetSecond	指定した DateTime の秒の値を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	GetSexagenaryYear	指定した日付に対応する、干支 (60 年周期) における年を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetTerrestrialBranch	干支 (60 年周期) における指定した年の地支を計算します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	GetWeekOfYear	指定した DateTime の日付を含むその年の週を返します。 ( Calendar から継承されます。)
	GetYear	指定した日付の年を返します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapDay	オーバーロードされます。 指定した時代 (年号) の指定した日付が閏日かどうかを確認します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapMonth	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の指定した月が閏月かどうかを確認します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapYear	オーバーロードされます。 指定した時代 (年号) の指定した年が閏年かどうかを確認します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ReadOnly	指定された Calendar オブジェクトの読み取り専用バージョンを返します。 ( Calendar から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToDateTime	オーバーロードされます。 指定した日付、時刻、および時代 (年号) に設定された DateTime オブジェクトを返します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ToFourDigitYear	指定した 2 桁表記の年を 4 桁表記の年に変換します。 ( EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

JapaneseLunisolarCalendar クラス
System.Globalization 名前空間
JapaneseCalendar クラス

JapaneseLunisolarCalendar メンバ

月、日、年などの区分で時間を表します。年の計算には、和暦と同じ方法が使用されます。日および月は、太陰太陽暦を使用して計算されます。

JapaneseLunisolarCalendar データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	JapaneseLunisolarCalendar	JapaneseLunisolarCalendar クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック フィールド

	名前	説明
	JapaneseEra	現在の時代 (年号) を指定します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	AlgorithmType	現在のカレンダーの暦法 (太陽暦、太陰暦、または両者の組み合わせ) を示す値を取得します。(EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	Eras	オーバーライドされます。 この JapaneseLunisolarCalendar オブジェクトに関連する時代 (年号) を取得します。
	IsReadOnly	この Calendar オブジェクトが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。(Calendar から継承されます。)
	MaxSupportedDateTime	オーバーライドされます。 JapaneseLunisolarCalendar クラスでサポートされている最大の日付と時刻を取得します。
	MinSupportedDateTime	オーバーライドされます。 JapaneseLunisolarCalendar クラスでサポートされている最小の日付と時刻を取得します。
	TwoDigitYearMax	年の 2 桁表記で表すことができる 100 年間の範囲内で最後に当たる年を取得または設定します。(EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	AddDays	指定した DateTime から指定した日数が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddHours	指定した DateTime から指定した時間が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddMilliseconds	指定した DateTime から指定したミリ秒が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddMinutes	指定した DateTime から指定した分数が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddMonths	指定した日付から指定した月数が経過した後の日付を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	AddSeconds	指定した DateTime から指定した秒数が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddWeeks	指定した DateTime から指定した週数が経過した後の DateTime を返します。 (Calendar から継承されます。)
	AddYears	指定した日付から指定した年数が経過した後の日付を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	Clone	現在の Calendar オブジェクトのコピーである新しいオブジェクトを作成します。 (Calendar から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetCelestialStem	干支 (60 年周期) における指定した年の天干を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfMonth	指定した日付の日を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfWeek	指定した日付の曜日を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDayOfYear	指定した日付の年の年間積算日を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDaysInMonth	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の指定した月の日数を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetDaysInYear	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の日数を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetEra	オーバーライドされます。 指定した DateTime オブジェクトに対応する時代 (年号) を取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetHour	指定した DateTime の時間の値を返します。 (Calendar から継承されます。)
	GetLeapMonth	オーバーロードされます。 指定された年と時代 (年号) の閏月を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetMilliseconds	指定した DateTime のミリ秒の値を返します。 (Calendar から継承されます。)
	GetMinute	指定した DateTime の分の値を返します。 (Calendar から継承されます。)
	GetMonth	指定した日付の月を返します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetMonthsInYear	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の月数を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetSecond	指定した DateTime の秒の値を返します。 (Calendar から継承されます。)
	GetSexagenaryYear	指定した日付に対応する、干支 (60 年周期) における年を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetTerrestrialBranch	干支 (60 年周期) における指定した年の地支を計算します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	GetWeekOfYear	指定した DateTime の日付を含むその年の週を返します。 (Calendar から継承されます。)
	GetYear	指定した日付の年を返します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapDay	オーバーロードされます。 指定した時代 (年号) の指定した日付が閏日かどうかを確認します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapMonth	オーバーロードされます。 指定した年と時代 (年号) の指定した月が閏月かどうかを確認します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	IsLeapYear	オーバーロードされます。 指定した時代 (年号) の指定した年が閏年かどうかを確認します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ReadOnly	指定された Calendar オブジェクトの読み取り専用バージョンを返します。 (Calendar から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToDateTime	オーバーロードされます。 指定した日付、時刻、および時代 (年号) に設定された DateTime オブジェクトを返します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ToFourDigitYear	指定した 2 桁表記の年を 4 桁表記の年に変換します。 (EastAsianLunisolarCalendar から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

JapaneseLunisolarCalendar クラス
System.Globalization 名前空間
JapaneseCalendar クラス