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Gogol

名前 ゴーゴリ; ゴーゴリー

ニコライ・ゴーゴリ

(Gogol から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 21:25 UTC 版)

ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリウクライナ語:Мико́ла Васи́льович Го́голь[1] / ロシア語: Никола́й Васи́льевич Го́голь1809年4月1日ユリウス暦3月20日) - 1852年3月4日(ユリウス暦2月21日))は、ロシア帝国小説家劇作家。戸籍上の姓はホーホリ=ヤノーウシクィイ Го́голь-Яно́вський(ロシア語:ゴーゴリ=ヤノフスキーГо́голь-Яно́вский)。『ディカーニカ近郷夜話』、『ミルゴロド』、『検察官』、『外套』、『死せる魂』などの作品で知られる。


  1. ^ ウクライナ語名ではムィコーラ・ヴァスィーリョヴィチ・ホーホリ。
  2. ^ Nabokov, Vladimir (2017). Nikolai Gogol. New York: New Directions. p. 140. ISBN 978-0-8112-0120-9. https://books.google.com/books?id=pt64DgAAQBAJ 
  3. ^ 青山太郎著『ニコライ・ゴーゴリ』(河出書房新社、1986年9月)21-22ページ。
  4. ^ サイモン・カーリンスキーロシア語版(1924-2009)の研究による。
    Simon Karlinsky "The Sexual Labyrinth of Nikolai Gogol" Cambridge, 1976.
  5. ^ 全32章の日本語訳は『ゴーゴリ書簡集 作者の懺悔』原久一郎訳(鎌倉文庫、1949年7月)。
  6. ^ 『死せる魂』第二部の一部は焼かれず残っており出版もされている。
  7. ^ E・T・A・ホフマン、ルートヴィヒ・ティークウォルター・スコットジョージ・ゴードン・バイロンらロマン主義文学からの影響については古くから指摘されている。ゴーゴリとロマンチシズムとの関係については、諌早勇一「ゴーゴリの「ロマン主義」解釈」(Rusistika/東京大学文学部露文研究室年報2、1982年、40-48ページ)が詳しい。
  8. ^ 主人公アカーキイ・アカーキエヴィチを揶揄おうとした若い役人が、主人公の「心にしみとおる言葉」を聞き衝撃を受ける箇所。河出書房新社「ゴーゴリ全集」第3巻(1976年9月)197-198ページ。
  9. ^ スターリン時代の文芸批評家ウラジーミル・エルミーロフ(1904-1965)は、比喩やほのめかしで敵を嘲笑し諷刺するゴーゴリの巧妙な手法であるとした(エルミーロフ『決定版 ゴーゴリ研究』未來社、1955年10月)。
  10. ^ 河出書房新社「ゴーゴリ全集」第6巻(1977年1月)の評論集、同7巻(1977年12月)の書簡集、前掲『ゴーゴリ書簡集 作者の懺悔』。アンリ・トロワイヤ『ゴーゴリ伝』(中央公論社、1983年10月)に引用されている同時代人回想など。
  11. ^ 『友人との往復書簡選』を高く評価したレフ・トルストイとゴーゴリのそれぞれの晩年に於ける思想の相似性についてもしばしば指摘される(Boris de Schlœzer "Gogol", Paris, 1946. など)。
  12. ^ 代表的な論文は、ボリス・エイヘンバウム「ゴーゴリの『外套』はいかに作られたか」(1919年)(水野忠夫編、北岡誠司/小平武訳『ロシア・フォルマリズム文学論集1』せりか書房、1971年9月 所収)。
  13. ^ ドストエフスキーが「われわれはみなゴーゴリの『外套』から出た」と述べたという俗説は広く知られているが、実際は、フランスの外交官で文人のウージェーヌ=メルシオール・ド・ヴォギュエ(Eugène Melchior de Vogüé, 1848-1910)が、その著作『ロシア小説』(Le Roman russe, 1886年刊)のドストエフスキーを論じた章で、「四十年来文学の歴史に深く関わってきた一人物」の口に託した言葉であるとされる(青山太郎 前掲書、411ページ)。
  14. ^ 【映画批評】
    Фільм «Тарас Бульба»: мистецтво на службі…
    Гоголь и придворный кинематограф
    Цензурированный Бульба и режиссер Бортко в роли Андрея
    【参考映像】
    2009年の映画『タラス・ブーリバ』
  15. ^ なお根拠となる文献等は存在しない。
  16. ^ ゴーゴリは誰のもの(産経新聞 4月9日)
  17. ^ 青山太郎 前掲書、36ページ。なお、ウクライナ語によるこれらの作品は今に伝わらない。彼がウクライナ語で書いた文章は、1編のエピグラムと1通の書簡のみが現存する(同、24ページ)。
  18. ^ 青山太郎 前掲書、577ページ。
    Сочинения Г. П. Данилевского. — 8-е изд. — СПб., 1901. — Т. 14. — С. 92-100.


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