Free Software Foundation of India
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 06:29 UTC 版)

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略称 | FSFI |
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設立 | 2001年7月20日 |
種類 | 非営利団体 |
本部 | ケーララ州ティルヴァナンタプラム |
提携 | フリーソフトウェア財団 |
ウェブサイト |
www |
Free Software Foundation of India(略称FSFI)は米国に基盤を持つフリーソフトウェア財団(Free Software Foundation、略称FSF)のインドにおける姉妹団体である。2001年7月20日にケーララ州・州都ティルヴァナンタプラムに非営利団体として設立された[1][2]。FSFIは、インドにおける自由ソフトウェアの利用、開発の促進を主張する。この中には、人々に自由ソフトウェアについての啓蒙を行う、自由ソフトウェアがインドのような開発途上国の経済をどのように助けるのか、といったテーマが含まれる。FSFIは非自由ソフトウェアを解決手段とは見なさず、問題を解決することの障害であると見なす。インドでは、自由ソフトウェアは時折、現地にちなんだ言葉で、swatantra software(サンスクリットで「自由なソフトウェア」)と呼ばれる。
2004年、FSF創設者リチャード・ストールマンと当時のインド大統領、A・P・J・アブドゥル・カラーム博士が会談を持ち[3][4]、その後アブドゥルは、インドの計算機科学者や専門家に研究開発における自由ソフトウェアやオープンソースソフトウェアの利用を強く勧めるようになった[5][6]。
ロゴ
FSFIのロゴの左半分は、インド国旗にもあしらわれている有名なアショーカ法輪(アショーカ・チャクラ、Ashoka Chakra)に似ており、一方右半分は、CDをイメージしている。両者のシンボルの組み合わせは、政治的自由とソフトウェア的自由の間の類似性に注意を引くことを意図しており、FSF、そしてFSFIは後者を促進する役目を持つ。
アショーカ法輪は、加えて、ヒンドゥー教における時の象徴を長らく表しており、マハトマ・ガンディーの糸車(charkha、チャルカ)との類似性についても語られる。それ故この文脈においては、大英帝国の支配下からインドの自由を得るに至ったインド独立運動を象徴する。
組織構成
FSFIの組織構成は以下の通り[7]。
理事会
- ナーガールジュナ・G(Nagarjuna G.(Gnowgi)) - 代表
- Arun M. - 書記
- Anand Babu
- V. Sasi Kumar
- Y. Kiran Chandra
作業グループ
- Abhas Abhinav
- Abhradip Mukherjee
- フレデリック・ノローニャ(Frederick Noronha)
- Renuka Prasad
- Sasi PM
- Sayamindu Dasgupta
- Satish Babu
- Sunil Mohan Adapa
- Suraj
- Tathagata Banerjee
- Warren Brian Noronha
ウェブページ管理者
- Anivar Aravind
- Alpesh Gajbe
- Praveen A
- Sayamindu Dasgupta
- Sunil Mohan Adapa
脚注
- ^ “Why We Exist”. Free Software Foundation of India. 2011年4月7日閲覧。
- ^ “The What, Why and When of Free Software in India”. www.linuxjournal.com (2005年11月18日). 2011年4月7日閲覧。
- ^ “Kalam, Stallman discuss open source software”. www.hindu.com (2004年2月1日). 2011年4月7日閲覧。
- ^ “Stallman Goes to India”. スラッシュドット (2004年2月2日). 2011年4月7日閲覧。
- ^ “Indian President Advises Open Source Approach”. スラッシュドット (2004年7月2日). 2011年4月7日閲覧。
- ^ “Opt for open source codes for better software security: Kalam”. www.hindu.com (2004年7月2日). 2011年4月7日閲覧。
- ^ “Who's Who”. Free Software Foundation of India. 2011年4月7日閲覧。
関連項目
- フリーソフトウェア財団
- Free Software Movement of India
- リチャード・ストールマン
- アブドゥル・カラーム
外部リンク
- Free Software Foundation of India
- The What, Why and When of Free Software in India - Linux Journal誌による、FSFIのチームメンバーへのインタビュー。
「Free Software Foundation of India」の例文・使い方・用例・文例
- Mozilla Foundationは5月1日、メール/ニュースクライアントソフトの最新版「Thunderbird 2.0.0.14」をリリースした。
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
固有名詞の分類
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