Collection.Item プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Collection.Item プロパティ (Int32)

Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

名前空間: Microsoft.VisualBasic
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Default
 Property Item ( _
    Index As Integer _
) As Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Collection
Dim Index As Integer
Dim value As Object

value = instance(Index)

C#

public Object this [
    int Index
] { get; }

C++

public:
property Object^ default [int] {
    Object^ get (int Index);
}

J#

/** @property */
public Object get_Item (int Index)

JScript

JScript では、インデックス付きのプロパティは使用できますが、新規に宣言することはできません。.

パラメータ

Index

(A) コレクションの要素の位置を指定する数式。Index は、1 以上でコレクションの Count プロパティ (Collection オブジェクト) 以下の値にする必要があります。または、(B) コレクションの要素の位置またはキー文字列を指定する Object 型の式。

プロパティ値
Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「Item プロパティ (Collection オブジェクト)」を参照してください。

Index の型が Object の場合、Item プロパティはこれを String、Char、Char 配列、または整数値として扱います。Item が Index を String または Integer に変換できない場合は、ArgumentException 例外をスローします。

Item プロパティは、コレクションの既定のプロパティです。このため、次の各コード行は等価です。

MsgBox(CStr(customers.Item(1)))
MsgBox(CStr(customers(1)))

使用例

Item プロパティを使用して、コレクションに含まれるオブジェクトへの参照を取得する例を次に示します。この例では、birthdays を Collection オブジェクトとして作成してから、キー "Bill" を Index 引数として使用して Bill の誕生日を表すオブジェクトを取得しています。

Visual Basic

    Dim birthdays As New Collection()
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 12), "Bill")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 13), "Joe")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 14), "Mike")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 15), "Pete")
<br /><span space="preserve">...</span><br
 />    Dim aBirthday As DateTime
    aBirthday = birthdays.Item("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))
    aBirthday = birthdays("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))

最初の呼び出しは Item プロパティを明示的に指定していますが、2 回目の呼び出しでは明示的に指定していません。Item プロパティは Collection オブジェクトの既定のプロパティであるため、いずれの呼び出し方法も同じ結果になります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
Collection クラス
Collection メンバ
Microsoft.VisualBasic 名前空間
その他の技術情報
Item プロパティ (Collection オブジェクト)
Collection オブジェクト (Visual Basic)
Add メソッド (Collection オブジェクト)
Count プロパティ (Collection オブジェクト)
Remove メソッド (Collection オブジェクト)

Collection.Item プロパティ (String)

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

名前空間: Microsoft.VisualBasic
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Default
 Property Item ( _
    Key As String _
) As Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Collection
Dim Key As String
Dim value As Object

value = instance(Key)

C#

public Object this [
    string Key
] { get; }

C++

public:
property Object^ default [String^] {
    Object^ get (String^ Key);
}

J#

/** @property */
public Object get_Item (String Key)

JScript

JScript では、インデックス付きのプロパティは使用できますが、新規に宣言することはできません。.

パラメータ

Key

コレクションの要素にアクセスするときに位置インデックスの代わりに使用できるキー文字列を指定する、一意の String 型の式。Key は、要素がコレクションに追加されたときに指定された Key 引数に対応します。

プロパティ値
Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「Item プロパティ (Collection オブジェクト)」を参照してください。

Index の型が Object の場合、Item プロパティはこれを String、Char、Char 配列、または整数値として扱います。Item が Index を String または Integer に変換できない場合は、ArgumentException 例外をスローします。

Item プロパティは、コレクションの既定のプロパティです。このため、次の各コード行は等価です。

MsgBox(CStr(customers.Item(1)))
MsgBox(CStr(customers(1)))

使用例

Item プロパティを使用して、コレクションに含まれるオブジェクトへの参照を取得する例を次に示します。この例では、birthdays を Collection オブジェクトとして作成してから、キー "Bill" を Index 引数として使用して Bill の誕生日を表すオブジェクトを取得しています。

Visual Basic

    Dim birthdays As New Collection()
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 12), "Bill")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 13), "Joe")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 14), "Mike")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 15), "Pete")
<br /><span space="preserve">...</span><br
 />    Dim aBirthday As DateTime
    aBirthday = birthdays.Item("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))
    aBirthday = birthdays("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))

最初の呼び出しは Item プロパティを明示的に指定していますが、2 回目の呼び出しでは明示的に指定していません。Item プロパティは Collection オブジェクトの既定のプロパティであるため、いずれの呼び出し方法も同じ結果になります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Collection クラス
Collection メンバ
Microsoft.VisualBasic 名前空間
その他の技術情報
Item プロパティ (Collection オブジェクト)
Collection オブジェクト (Visual Basic)
Add メソッド (Collection オブジェクト)
Count プロパティ (Collection オブジェクト)
Remove メソッド (Collection オブジェクト)

Collection.Item プロパティ

Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

詳細については、Visual Basic のトピック「Item プロパティ (Collection オブジェクト)」を参照してください。

オーバーロードの一覧

名前	説明
Collection.Item (Int32)	Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。 .NET Compact Framework によってサポートされています。
Collection.Item (Object)	Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。 .NET Compact Framework によってサポートされています。
Collection.Item (String)	Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。 .NET Compact Framework によってサポートされています。

参照

関連項目

Collection クラス
Collection メンバ
Microsoft.VisualBasic 名前空間

その他の技術情報

Item プロパティ (Collection オブジェクト)
Collection オブジェクト (Visual Basic)
Add メソッド (Collection オブジェクト)
Count プロパティ (Collection オブジェクト)
Remove メソッド (Collection オブジェクト)

Collection.Item プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したインデックスにある要素を取得または設定します。

名前空間: System.Collections.ObjectModel
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Default Property
 Item ( _
    index As Integer _
) As T

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Collection(Of
 T)
Dim index As Integer
Dim value As T

value = instance(index)

instance(index) = value

C#

public T this [
    int index
] { get; set; }

C++

public:
virtual property T default [int] {
    T get (int index) sealed;
    void set (int index,
 T value) sealed;
}

J#

/** @property */
public final T get_Item (int index)

/** @property */
public final void set_Item (int
 index, T value)

JScript

JScript では、インデックス付きのプロパティは使用できますが、新規に宣言することはできません。.

パラメータ

index

取得または設定する要素の、0 から始まるインデックス番号。

プロパティ値
指定したインデックスにある要素。

例外

例外の種類	条件
ArgumentOutOfRangeException	index が 0 未満です。 または index が Count 以上です。

解説

Collection は、null 参照 (Visual Basic では Nothing) を参照型に対して有効な値として受け取り、要素の重複を許可します。

このプロパティでは、myCollection[index] という構文を使用して、コレクション内の特定の要素にアクセスできます。

このプロパティ値を取得することは、O(1) 操作になります。また、このプロパティを設定することも O(1) 操作になります。

継承時の注意 派生クラスで SetItem をオーバーライドして、このプロパティの設定の動作を変更できます。

使用例

Collection が備える多数のプロパティとメソッドを使用した例を次に示します。このコード例では、文字列のコレクションを作成し、Add メソッドを使用していくつかの文字列を追加し、Count を表示して、文字列を一覧表示します。IndexOf メソッドを使用して文字列のインデックスを検索し、Contains メソッドを使用して文字列がコレクションにあるかどうかを判断します。Insert メソッドを使用して文字列を挿入し、既定の Item プロパティ (C# の場合はインデクサ) を使用して文字列を取得および設定します。文字列 ID による文字列の削除のために Remove メソッドを使用し、インデックスによる文字列の削除のために RemoveAt メソッドを使用します。最後に、Clear メソッドを使用してコレクションのすべての文字列をクリアします。

Visual Basic

Imports System
Imports System.Collections.Generic
Imports System.Collections.ObjectModel

Public Class Demo
    
    Public Shared Sub Main()
 

        Dim dinosaurs As New
 Collection(Of String)

        dinosaurs.Add("Psitticosaurus")
        dinosaurs.Add("Caudipteryx")
        dinosaurs.Add("Compsognathus")
        dinosaurs.Add("Muttaburrasaurus")

        Console.WriteLine("{0} dinosaurs:", dinosaurs.Count)
        Display(dinosaurs)
    
        Console.WriteLine(vbLf & "IndexOf(""Muttaburrasaurus""):
 {0}", _
            dinosaurs.IndexOf("Muttaburrasaurus"))

        Console.WriteLine(vbLf & "Contains(""Caudipteryx""):
 {0}", _
            dinosaurs.Contains("Caudipteryx"))

        Console.WriteLine(vbLf & "Insert(2, ""Nanotyrannus"")")
        dinosaurs.Insert(2, "Nanotyrannus")
        Display(dinosaurs)

        Console.WriteLine(vbLf & "dinosaurs(2): {0}",
 dinosaurs(2))

        Console.WriteLine(vbLf & "dinosaurs(2) = ""Microraptor""")
        dinosaurs(2) = "Microraptor"
        Display(dinosaurs)

        Console.WriteLine(vbLf & "Remove(""Microraptor"")")
        dinosaurs.Remove("Microraptor")
        Display(dinosaurs)

        Console.WriteLine(vbLf & "RemoveAt(0)")
        dinosaurs.RemoveAt(0)
        Display(dinosaurs)
 
        Console.WriteLine(vbLf & "dinosaurs.Clear()")
        dinosaurs.Clear()
        Console.WriteLine("Count: {0}", dinosaurs.Count)

    End Sub
    
    Private Shared Sub Display(ByVal
 cs As Collection(Of String))
 
        Console.WriteLine()
        For Each item As
 String In cs
            Console.WriteLine(item)
        Next item
    End Sub
End Class

' This code example produces the following output:
'
'4 dinosaurs:
'
'Psitticosaurus
'Caudipteryx
'Compsognathus
'Muttaburrasaurus
'
'IndexOf("Muttaburrasaurus"): 3
'
'Contains("Caudipteryx"): True
'
'Insert(2, "Nanotyrannus")
'
'Psitticosaurus
'Caudipteryx
'Nanotyrannus
'Compsognathus
'Muttaburrasaurus
'
'dinosaurs(2): Nanotyrannus
'
'dinosaurs(2) = "Microraptor"
'
'Psitticosaurus
'Caudipteryx
'Microraptor
'Compsognathus
'Muttaburrasaurus
'
'Remove("Microraptor")
'
'Psitticosaurus
'Caudipteryx
'Compsognathus
'Muttaburrasaurus
'
'RemoveAt(0)
'
'Caudipteryx
'Compsognathus
'Muttaburrasaurus
'
'dinosaurs.Clear()
'Count: 0

C#

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Collections.ObjectModel;

public class Demo
{
    public static void Main()
    {
        Collection<string> dinosaurs = new
 Collection<string>();

        dinosaurs.Add("Psitticosaurus");
        dinosaurs.Add("Caudipteryx");
        dinosaurs.Add("Compsognathus");
        dinosaurs.Add("Muttaburrasaurus");

        Console.WriteLine("{0} dinosaurs:", dinosaurs.Count);
        Display(dinosaurs);
    
        Console.WriteLine("\nIndexOf(\"Muttaburrasaurus\"): {0}",
 
            dinosaurs.IndexOf("Muttaburrasaurus"));

        Console.WriteLine("\nContains(\"Caudipteryx\"): {0}",
 
            dinosaurs.Contains("Caudipteryx"));

        Console.WriteLine("\nInsert(2, \"Nanotyrannus\")");
        dinosaurs.Insert(2, "Nanotyrannus");
        Display(dinosaurs);

        Console.WriteLine("\ndinosaurs[2]: {0}", dinosaurs[2]);

        Console.WriteLine("\ndinosaurs[2] = \"Microraptor\"");
        dinosaurs[2] = "Microraptor";
        Display(dinosaurs);

        Console.WriteLine("\nRemove(\"Microraptor\")");
        dinosaurs.Remove("Microraptor");
        Display(dinosaurs);

        Console.WriteLine("\nRemoveAt(0)");
        dinosaurs.RemoveAt(0);
        Display(dinosaurs);

        Console.WriteLine("\ndinosaurs.Clear()");
        dinosaurs.Clear();
        Console.WriteLine("Count: {0}", dinosaurs.Count);
    }
    
    private static void
 Display(Collection<string> cs)
    {
        Console.WriteLine();
        foreach( string item in
 cs )
        {
            Console.WriteLine(item);
        }
    }
}

/* This code example produces the following output:

4 dinosaurs:

Psitticosaurus
Caudipteryx
Compsognathus
Muttaburrasaurus

IndexOf("Muttaburrasaurus"): 3

Contains("Caudipteryx"): True

Insert(2, "Nanotyrannus")

Psitticosaurus
Caudipteryx
Nanotyrannus
Compsognathus
Muttaburrasaurus

dinosaurs[2]: Nanotyrannus

dinosaurs[2] = "Microraptor"

Psitticosaurus
Caudipteryx
Microraptor
Compsognathus
Muttaburrasaurus

Remove("Microraptor")

Psitticosaurus
Caudipteryx
Compsognathus
Muttaburrasaurus

RemoveAt(0)

Caudipteryx
Compsognathus
Muttaburrasaurus

dinosaurs.Clear()
Count: 0
 */

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Collection ジェネリック クラス
Collection メンバ
System.Collections.ObjectModel 名前空間
Collection.Count プロパティ

Collection.Item プロパティ (Object)

Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

名前空間: Microsoft.VisualBasic
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Default
 Property Item ( _
    Index As Object _
) As Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Collection
Dim Index As Object
Dim value As Object

value = instance(Index)

C#

public Object this [
    Object Index
] { get; }

C++

public:
property Object^ default [Object^] {
    Object^ get (Object^ Index);
}

J#

/** @property */
public Object get_Item (Object Index)

JScript

JScript では、インデックス付きのプロパティは使用できますが、新規に宣言することはできません。.

パラメータ

Index

(A) コレクションの要素の位置を指定する数式。Index は、1 以上でコレクションの Count プロパティ (Collection オブジェクト) 以下の値にする必要があります。または、(B) コレクションの要素の位置またはキー文字列を指定する Object 型の式。

プロパティ値
Collection オブジェクトの特定の要素を、位置またはキーに基づいて返します。読み取り専用。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「Item プロパティ (Collection オブジェクト)」を参照してください。

Index の型が Object の場合、Item プロパティはこれを String、Char、Char 配列、または整数値として扱います。Item が Index を String または Integer に変換できない場合は、ArgumentException 例外をスローします。

Item プロパティは、コレクションの既定のプロパティです。このため、次の各コード行は等価です。

MsgBox(CStr(customers.Item(1)))
MsgBox(CStr(customers(1)))

使用例

Item プロパティを使用して、コレクションに含まれるオブジェクトへの参照を取得する例を次に示します。この例では、birthdays を Collection オブジェクトとして作成してから、キー "Bill" を Index 引数として使用して Bill の誕生日を表すオブジェクトを取得しています。

Visual Basic

    Dim birthdays As New Collection()
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 12), "Bill")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 13), "Joe")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 14), "Mike")
    birthdays.Add(New DateTime(2001, 1, 15), "Pete")
<br /><span space="preserve">...</span><br
 />    Dim aBirthday As DateTime
    aBirthday = birthdays.Item("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))
    aBirthday = birthdays("Bill")
    MsgBox(CStr(aBirthday))

最初の呼び出しは Item プロパティを明示的に指定していますが、2 回目の呼び出しでは明示的に指定していません。Item プロパティは Collection オブジェクトの既定のプロパティであるため、いずれの呼び出し方法も同じ結果になります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
Collection クラス
Collection メンバ
Microsoft.VisualBasic 名前空間
その他の技術情報
Item プロパティ (Collection オブジェクト)
Collection オブジェクト (Visual Basic)
Add メソッド (Collection オブジェクト)
Count プロパティ (Collection オブジェクト)
Remove メソッド (Collection オブジェクト)