BMW VI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 06:06 UTC 版)

BMW VI は1920年代にドイツのBMWで開発された液冷式V型12気筒の航空用エンジンである。大戦間期のドイツの主要航空エンジンの一つであった。
設計と開発
BMW VI はBMW IV の気筒数を倍にした発展型である。最初のV型12気筒エンジンは60度のバンク角で作られた。
1926年に生産を開始し、既に1,000基のBMW VI が供給された後で、1930年からドイツが再び軍用機の生産を許されると、追加需要により生産量は急速に上昇した。1933年にはBMW VI はBMW初の燃料直接噴射方式の実験に用いられた。
BMW VI は多くの出力と長距離飛行の記録を樹立した。その中には1930年に行われた、ヴォルフガング・フォン・グロナウの、2基のBMW VIを搭載したドルニエ Do.J 飛行艇による世界初の東から西への大西洋横断飛行も含まれる。
BMW VI は"シーネンツェッペリン"高速鉄道試験車両にも使用され、230.2 km/hの記録を樹立した。
多くの派生型が開発され、日本とソビエトでもライセンス生産された。
日本では日本陸軍が採用し、川崎がライセンス生産し、「ベ式四五〇馬力発動機」(BMW-6)という陸軍制式名称で呼ばれる。
ソビエトではミクーリン M-17としてライセンス生産し、1930年から1941年にかけて27,000基以上が生産された。ソ連軍の航空機や戦車に搭載され、独ソ戦において皮肉にもドイツ軍を苦しめた。
主な搭載機
- アルバトロス L 77
- アラド Ar 64
- アラド Ar 65
- アラド Ar 68
- ドルニエ Do 10
- ドルニエ Do 17
- ハインケル He 45
- ハインケル He 59
- ハインケル He 60
- ハインケル He 70
- ハインケル He 51
- 川崎 八八式偵察機
- 川崎 八八式軽爆撃機
- 川崎 九二式戦闘機
- ツポレフ TB-3
性能諸元(BMW VI d)
- 形式: 液冷V型12気筒
- ボア×ストローク: 160 mm×190 mm
- 排気量: 46.9 L
- 圧縮比: 7.3
- 全長: 1,810 mm
- 全幅: 859 mm
- 全高: 1,103 mm
- 乾燥重量: 510 kg
- 出力: 750 PS/1,700 rpm(離昇)
脚注
Gunston, Bill (1986). World Encyclopedia of Aero Engines. Wellingborough: Patrick Stephens. pp. 25
関連項目
「BMW VI」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はベンツを1台とBMWを2台所有している。
- 200万円前後で売られている高級大型バイクは米国のハーレーダビッドソンやドイツのBMWの得意分野だ。
- BMWジャパンは競争がより激しくなるだろうと考えている。
- BMWの新しい水素自動車
- BMWは先日,水素を動力とする新自動車「ハイドロジェン7」の発売を発表した。
- 7月11日,熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が英国にあるBMW社のMini(ミニ)のオックスフォード工場を訪れた。
- そのカードの持ち主の何割がVISAカードをもっていますか。
- VISUACTは、お客様の多様な環境やニーズにも柔軟に対応し、さまざまな運用方法をご提供します。
- すぐに降参してしまうので侵入に対して立ち向かえない?VIパーリントン
- 遺伝的に第VIII因子が欠乏するために生じる血友病
- HiOVISという,光ファイバーケーブルを使った多チャンネル型放送と完全双方向CATVのシステムを研究する実験プロジェクト
- 「踊る大捜査線THE MOVIE 2―レインボーブリッジを封鎖せよ!」が特に人気で,実写の日本映画としてこれまでで最高の収益を得た。
- 交渉人 THE MOVIE
- 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
- それらの映画の1本である2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は,現在でも日本の実写映画の興行収入歴代1位である。
- 三井住友VISA太平洋マスターズの最終ラウンドが11月11日,静岡県御(ご)殿(てん)場(ば)市(し)にある太平洋クラブで行われた。
- その他にも尺(しゃく)八(はち)奏者の中村明(あき)一(かず)さん,シンガーソングライターでギタリストの雅-MIYAVI-などの日本人アーティストも出演した。
- BMW_VIのページへのリンク