2021年-2度の綱取り挑戦-とは? わかりやすく解説

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2021年-2度の綱取り挑戦-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:42 UTC 版)

貴景勝光信」の記事における「2021年-2度の綱取り挑戦-」の解説

2021年1月場所開始直前1月9日伊勢ヶ濱審判部長は、2020年11月場所で白鵬鶴竜の両横綱朝乃山正代の2大関休場したこと、2021年1月場所も両横綱初日から不在となっていることから「レベルの高い優勝全勝優勝)したら上がるとか、はっきり言われると困る。決まっていることではない」「(11月場所では)横綱もやっていない。やはり結果見てから。(2場所連続優勝横綱昇進の)確定ではない」とした。綱取り目指し迎えた1月場所だったが、初日から4連敗喫し、場所後の横綱昇進可能性が完全に消滅した。また3日目北勝富士戦で見せたビンタのような張り手については八角理事長より、「張り手あったけ精神的に粘り強くいかないと。(北勝富士戦で)張り手にいくようじゃね。」と苦言呈された。その後も2勝7敗と星を伸ばすことができず、10日目左足関節靭帯損傷診断書提出し休場し予定されていた隠岐の海戦は不戦敗となり負け越しとなった。なお、この途中休場について解説北の富士勝昭自身コラムで、「かつて大関魁傑は『休場敵前逃亡』であると決して休まなかった。大関旭国土俵死ねたら本望と言っている。北の富士大関時代2度負け越しているが休場サラサラ考えたことはなかった。最近大関簡単に休場するが、朝乃山正代もすでに休場経験している。そしてラストサムライ貴景勝まで休場とは情けないことだ。これから軽々しく武士道』を口にしない方がいい。あほらしくて今日これまでにします」と酷評し貴景勝休場を『敵前逃亡』であると痛烈に批判した。翌場所は綱取りから一転自身3度目カド番となった。この時、親方衆から太り過ぎと声が出ていたため、183kgまで太っていた体重を2ヵ月間で166kgまで減量した3月場所12日目に隠岐の海押し出し破り角番脱出13日目には髙安が3敗へ後退したことにより先頭グループ星一つの差となり優勝争い急遽加わる結果となった。しかし、千秋楽大関復帰を狙う3敗で単独トップ照ノ富士敗れ10勝5敗で終えた照ノ富士昇進によって、4大となった5月場所2日目敗れた以外は順調に白星重ねるが、9日目に大栄翔敗れて2敗に後退した。この時点で、照ノ富士に2差をつけられる展開となったその後連勝重ねるが13日目に、優勝争い残っていた平幕遠藤不覚取って3敗に後退。この時点照ノ富士は1敗となっていたが、再び2差をつけられてしまう。14日目は正代との大関同士対戦制し照ノ富士遠藤敗れたことで自力優勝可能性復活千秋楽、星の差1つでの照ノ富士との直接対決制して優勝決定戦もつれ込む。その決定戦では叩き込み敗れて優勝とはならなかったが、2場所続けて千秋楽まで優勝争いに絡む活躍見せた。なお、横綱審議委員会では次の場所で優勝をすれば横綱昇進の話も出てくるとし綱取りとなる。7月場所初日伊勢ヶ濱審判部長は綱取りについて「レベルが高い優勝全勝優勝くらい」が求められるとの見解示した。その7月場所では、初日白星をあげるも2日目逸ノ城戦で首を痛め3日目からは休場再出場もせず負け越しとなり本場所1月場所同様に綱取り場所での休場負け越しとなった。翌9月場所自身4度目カド番となる。迎えた9月場所では、2日目には四つ相撲霧馬山押し出し敗れるなど頭から当たる相撲取れず苦し序盤となる。初日からの3連敗含めて6日目終わって2勝4敗の成績。だが、7日目からは徐々に持ち味発揮し始めてそのまま6連勝として12日目に角番脱出した初日から3連敗した後に角番脱出したのは史上初めての事となった。さらに優勝争い先頭走っていた新横綱照ノ富士が2敗目を喫した事で優勝可能性出てくるも、同じく優勝争いをしていた平幕妙義龍照ノ富士相次いで敗れて脱落した千秋楽関脇御嶽海完敗喫して8勝7敗で場所を終えた。場所後、花田虎上自身コラムで「貴景勝には来場所、休場してでも徹底的に首の治療専念してもらいたい万全の状態でお客さん相撲見せるのがプロだと思います」とコメントした11月場所好調7日目終了時点全勝キープしており、他に7日目時点全勝照ノ富士のみ。中日逸ノ城戦は内容的に負けている相撲であったが髷掴みによる反則勝ち白星拾った10日目明生戦で押し出し敗れて1敗に後退し、この時点全勝照ノ富士1人となった結局14日目に照ノ富士優勝決定するが、この場所は終わってみれば最後まで優勝争い加わった上で12勝3敗であった

※この「2021年-2度の綱取り挑戦-」の解説は、「貴景勝光信」の解説の一部です。
「2021年-2度の綱取り挑戦-」を含む「貴景勝光信」の記事については、「貴景勝光信」の概要を参照ください。

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