2004年 - 快速急行・区間準急が登場とは? わかりやすく解説

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2004年 - 快速急行・区間準急が登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:13 UTC 版)

小田急電鉄のダイヤ改正」の記事における「2004年 - 快速急行・区間準急が登場」の解説

2004年12月11日実施されダイヤ改正最大トピックスは、小田原線梅ヶ丘駅喜多見駅間の複々線化完成である。複々線化以前各駅停車優等列車待避できる駅は経堂駅成城学園前駅のみで、この区間優等列車追い越し可能な各駅停車本数も2本が限界であった1997年一部区間複々線化されてからもさほど変化はなかったが、本改正ではまとまった区間複々線化が行なわれたことにより緩急分離運転実現し優等列車各駅停車の運転に縛られることなくダイヤ設定を行うことが可能になった。これにより、特にラッシュ時優等列車については大幅なスピードアップ図られた。 この複々線化機に小田原線下北沢駅 - 新百合ヶ丘駅間をノンストップ走行する快速急行の運転を開始した新宿駅 - 小田原駅藤沢駅一往復のみ片瀬江ノ島駅)間での運転で、湘南急行快速急行発展的解消することになったまた、同時に増発実施され結果江ノ島線方面速達列車多くなったことから、「えのしま号」は減便されることになった特急ロマンスカーでは列車名変更が行なわれ、従来の「はこね号」および「サポート号」を整理し箱根登山鉄道直通特急を「はこね号」、小田原線内発特急を「さがみ号」に統一した。「さがみ号」の愛称復活したことにより、1999年から使用されてきた「サポート号」の愛称消滅することになったまた、改正では平日ラッシュ時上り通勤利用者向けの「さがみ号」の運行開始されたが、平日7時台に新宿到着する特急は本改正初め設定されたものであるこの他平日日中10時 - 17時30分)と土休日ダイヤにおいて、急行経堂駅にも停車するようになったまた、新種別として区間準急運行開始された。停車駅新宿駅代々木上原駅下北沢駅梅ヶ丘駅以西の各駅で、東北沢駅での工事により同駅での優等列車待避出来なくなったため、この区間限って優等列車同様の速達性を持たせる目的である。 その他の改正内容以下の通り新宿駅 - 新松田駅藤沢駅片瀬江ノ島駅間における、10両編成運転される急行増強複々線化工事に伴う各駅停車東北沢駅での通過待ち廃止唐木田駅発着千代田線直通多摩急行夜間における増発平日10本、土休日6本)と朝ラッシュ時における唐木田駅千代田線急行増便(1本)。これに伴って千代田線車両6000系06系)の外泊運用が4運用増え小田急車両1000形)が東京メトロ綾瀬車両基地夜間留置となる運用登場多摩線内発急行平日朝ラッシュ時における新設上り2本・下り1本)。 準急箱根湯本乗り入れ再開はるひ野駅開業多摩線 黒川駅 - 小田急永山駅間)。 また、改正前日12月10日をもって初代4000形運用終了となった2006年3月18日改正では、主に箱根登山線小田原駅 - 箱根湯本駅間におけるダイヤ改正実施された。それ以外ダイヤについて軽微な変更とどまっている。それまで日中列車については全列車小田急車両での運行となっていたが、本改正後、同区間において朝夕残っていた箱根登山鉄道車両による旅客列車をすべて小田急車両置き換えた。本改正後小田原駅 - 入生田駅間の三線軌条順次撤去されている。その一方箱根登山鉄道車両出入庫のため、入生田駅 - 箱根湯本駅間の三線軌条はこれ以後維持されている。なお、本改正前の同区間小田急車両小田急乗務員が、箱根登山鉄道車両箱根登山鉄道乗務員それぞれ担当していたが、本改正後箱根登山鉄道乗務員小田急車両担当するようになった早朝・夜間一部列車のみ)。

※この「2004年 - 快速急行・区間準急が登場」の解説は、「小田急電鉄のダイヤ改正」の解説の一部です。
「2004年 - 快速急行・区間準急が登場」を含む「小田急電鉄のダイヤ改正」の記事については、「小田急電鉄のダイヤ改正」の概要を参照ください。

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