比較言語学とは? わかりやすく解説

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ひかく‐げんごがく【比較言語学】

読み方:ひかくげんごがく

言語学研究分野の一。同系統の二つ上の言語比較し、それらの親族関係言語史的関係などについて研究するもの。


比較言語学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 06:42 UTC 版)

比較言語学(ひかくげんごがく、英語: comparative linguistics)とは、言語学歴史言語学)の一分野であり、親縁関係や同系性が推定される諸言語比較することにより、同系性や親縁性(語族語派)を見出したり、あるいは共通祖語を再構したりしようとする学問


  1. ^ 松本克己『世界言語のなかの日本語』三省堂2007,p.7.
  2. ^ 田中克彦『クレオール語と日本語』岩波書店1999,pp.5-9.


「比較言語学」の続きの解説一覧

比較言語学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 13:33 UTC 版)

文献学」の記事における「比較言語学」の解説

言語間の関係を研究するのが比較言語学である。18世紀にはじめて注目されるようになったサンスクリット語ヨーロッパ系言語類似性は、インド・ヨーロッパ語族考え方生み出した。また過去言語解読理解するために希少言語研究することも19世紀始まった

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比較言語学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:30 UTC 版)

日本語の起源」の記事における「比較言語学」の解説

日本語の起源解明するための方法一つとして、比較言語学が用いられる。比較言語学は歴史言語学のうち印欧語族起源明らかにするなかで発展してきたものである主な手法は、「祖語」を仮説的想定し、それに沿って言語変化規則比較対照することによって言語間の系統関係導き出すという方法である。文献資料のないオーストロネシア語族適用して数多く業績出ているので、8世紀頃までのものしか文献資料が見つかっていない日本語にも、ある程度適用可能とされてきた。しかし、例えば比較言語学者高津春繁も、セム・ハム語族研究においてすら、印欧語族比較方法そのまま用いることは無理であるとしている。

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比較言語学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 22:02 UTC 版)

エミール・バンヴェニスト」の記事における「比較言語学」の解説

比較言語学の分野では、インド・ヨーロッパ語族研究知られ、それらの諸制度語彙史的変遷通じて西欧世界無意識的構造探究したまた、ソグド語文書バクトリア碑文の解読などでも、秀れた業績挙げた。その集大成である『インドヨーロッパ制度語彙集』(1969年2巻で刊)では、人類学考古学民族学民俗学観点から古代イラン語ギリシア語古代ゲルマン語ゴート語サンスクリット語古代スラブ語トカラ語ヒッタイト語古代アイルランド語その他に亘って膨大な言語史事実をまとめた。

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比較言語学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 17:42 UTC 版)

エルンスト・ヴィンディシュ」の記事における「比較言語学」の解説

ベルトルト・デルブリュック共著で『統辞論研究』(全5巻、1871-1888)を出版した。 Syntaktische Forschungen. Halle an der Saale: Buchhandlung des Waisenhauses. (1871-1888). https://archive.org/details/syntaktischefor04windgoog/page/n8

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比較言語学

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 13:08 UTC 版)

名詞

比較言語学 (ひかくげんごがく)

  1. (言語学) 親縁関係推定される言語比較して親縁性を見出した共通祖語再構試み学問

関連語


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