黒犬傭兵団→奉仕国家
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ヴォルト 本作の主人公。傭兵軍団「黒犬傭兵団」の団長。一騎当千の強さを誇り「傭兵王」と謳われるほどの高い統率力と采配力、そして荒っぽいが「新魔軍」においても種族を越えて支持を得るほどのカリスマ性を持つ。また戦乱をこよなく愛し、戦場での凌辱、略奪も嬉々として行う。その戦闘力を買われて七盾同盟軍に雇われて先鋒として魔軍の居城、「黒の城」に突入して魔軍の女王・オリガを拘束したが、魔軍を手中に収めてからは退屈な世界をひっくり返そうと突如、「奉仕国家」の建国を宣言、魔軍の力と優れた采配力で同盟軍に襲い掛かる。 150年後を描いた「II」では死去しているが、奉仕国家こと「ニグラムスティア帝国」の建国王として伝説的存在となっている。 ヒックス ヴォルトの側近で、主に斥候や折衛役を務める。黒犬傭兵団初期のメンバーで、男気のあるヴォルトに忠誠を誓っており、ヴォルトも信頼を寄せている。 キーン ヴォルトの側近で、主に参謀や報告官を務める。黒犬傭兵団初期のメンバーで、他の荒っぽい団員に比べ物静かな性格。カリスマ性のあるヴォルトに忠誠を誓っており、ヴォルトも信頼を寄せている。 シャムハザ 黒犬傭兵団の一員で、あらゆる異形の蟲を自在に操る「蟲使い」。身体中に包帯を巻き、黒のマントを羽織っている。かつてはカグヤの同門だったが出奔し、カグヤのアナルに執着を持っている。 サー・ジョン・マンデヴィル 寡黙な老伯爵でクロエの元主人。クロエにあらゆる調教を施しどんな性技にも順応できるよう開発した張本人で、クロエは彼の名を聞くだけでも恐怖する。しかし彼自身クロエに惹かれており、クロエをどうしても手元に置きたくてヴォルトの下へ貰い受けに来た。 ベアズリー 一の砦の大臣。アリシアに対して欲情を抱いており、ヴォルトとの取引でアリシアを性奴隷として貰い受ける条件で砦を売った。 モルタデッラ兄弟 頭が豚の「豚人族」という亜人種で、兄のコンティと弟のポンティの双子の兄弟。二の砦の宮廷御用商人で、戦況が不利と悟るや否や新魔軍に寝返り、前々からプリムに欲情を抱いていた事もあり、プリムの身柄と引き換えに二の砦を陥落させるための協力をした。 ミシェル・パンティエール 貴族の御曹司で世間知らずのボンボン。過去にマイアを護衛として雇った時に一目惚れし、何度も交際を迫ったがことごとく断られた。その逆恨みから、四の砦を売る事を条件にマイアを奴隷として貰い受けようとヴォルトの下へ訪れた。 クラウス・カーティス 同盟軍の文官でクラウディアの夫。代々武官の出であるレーヴァンタイン家において文官の道を選んだため、父・グラーヴよりレーヴァンタインの姓を許されず、母方の姓を名乗っている。温厚で実直な性格の持ち主で、クラウディアもその人格に惹かれ結婚した。夫婦円満な事で有名だが未だに子供がもうけられず、それに悩むクラウスに申し訳ない気持ちを感じている。 グラーヴ・レーヴァンタイン 同盟軍の将軍でクラウディアの養父。歴戦の戦士でクラウディアの剣の師でもある。家の存続に執着しているが、未だに息子のクラウスとその妻のクラウディアとの間に子供が出来ないため、しびれを切らしてクラウディアに自分の子供を産ませようと画策し、ヴォルトと裏取引をした。 大司教 セレスティンに付き従う重鎮で、女神・ラーレンティアの教えを伝える大司教。しかし戦況的に同盟軍が不利とみると、保身のためセレスティンに「国を騙した魔女」の汚名をかぶせ、同盟軍を売ろうとした。
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