黒狼の騎士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:37 UTC 版)
皇子は死に、ジグリットは皇子と入れ替わってしまった。その賢さで周囲の皆を欺き続け、近衛隊長フツに暴かれそうになりながらも巧みに皇子のふりをするジグリット。その頃、冬将の騎士ファン・ダルタは苦悩していた。彼は故郷の亡霊にさいなまれていたのだ。それを皇子(ジグリット)に救われた彼は、皇子の正体がジグリットだと気づきジグリットこそが自分の望む皇子だと感じる。そして歴史の奔流はその流れを緩めはしなかった。タザリア国王急逝——皇子の正体に気づいていた王はジグリットに国の行く末を頼みこの世を去った。それとともに動き出す不審な影。ジグリットは何度も刺客に襲われるが、冬将の騎士とともに有力貴族の野望を食い止める。
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