黒の旅団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:22 UTC 版)
旧王国最大の軍事力を有する崖城都市・デグレアの特務部隊。聖女と噂されているアメルを拉致するため、レルム村を襲撃した。 ルヴァイド 声 - 置鮎龍太郎 黒の旅団の総指揮官。黒い甲冑を身にまとっていることから、「黒騎士」と呼ばれている。29歳。 父はデグレアの誇る二大将軍「鷹翼将軍」レディウスだが、反逆者として処刑されたため暗い少年時代を送る。その反動でデグレアへの絶対の忠誠を誓う。 旧王国軍人としての責務と、自身の騎士道精神との狭間で苦悩している。 優れた指揮能力、極めて高い戦闘力、的確な判断力と部下を見捨てない優しさと逆境にくじけない心の持ち主であり、部下からの信頼と忠誠は極めて篤い。 イオス 声 - 小松由佳 ルヴァイドの腹心の部下で特務隊隊長。旅団きっての槍術の使い手。20歳。聖王都での戦いを境に、何度も主人公たちの前に立ちはだかる。 ルヴァイドを妄信的に尊敬しており、彼に対する侮辱には真っ先に敵愾心をあらわにする。 元々は帝国軍人でありルヴァイドとは敵対関係にあった。 ゼルフィルド 声 - 増谷康紀 デグレアによって発掘された機械兵士。型番は後方支援型LD565で、高度な索敵能力と射撃能力に優れている。 機械兵士らしい冷徹な状況分析と正確な行動を取るが、一方でルヴァイドへの命懸けの忠誠を持つ。 ガレアノ 声 - 江川央生 「屍人使い」を名乗る謎の召喚師。普通では考えられないほどの魔力を有し、これを行使する力を持つ。その名乗りの通り、死体に悪魔を取り憑かせて操ることを得意とする。 実はデグレアの召喚師であり、黒の旅団とは別の特殊工作員として動いている。 ビーニャ 声 - 野田順子 「魔獣使い」を名乗る、ガレアノ同様に膨大な魔力とそれを行使する技量を持つデグレアの召喚師。 3人の召喚師の中で唯一の子供で自己中心的な性格。本来は眼鏡をかけた成人女性。黒の旅団の指揮下にある時すら命令を無視した行動を行う。また、自身が召喚した召喚獣に対しても平気で暴力をふるう。元々は蒼の派閥の召喚師で、主人公と同じく家名を持たない「成り上がり」。ミモザに憧れを抱いており、彼女に気にかけてもらおうと努力していたが気付かれることはなかった。憧れを抱いていたのは現在のミモザではなく、主人公やギブソンと出会う前の醒めていた頃の彼女で、変わってしまったことに絶望する。そんな時にレイムと出会って悪魔を憑依させる依代に選ばれてしまい、悪魔を受け入れたことで子供の姿になってしまった。 キュラー 声 - 平野正人 「鬼神使い」を名乗る召喚師。ガレアノ、ビーニャと同様にデグレアの召喚師。 悪鬼を人に取り憑かせ「鬼」へと変じさせることを得意とする。また、シルターンから召喚した鬼忍を直属の配下として従えている。 レイム 声 - 神奈延年 真実の歌を求めて大陸をさすらう白皙の吟遊詩人として幾度か主人公達の前に現れ、忠告を与えてくれる。 その正体はデグレアの元老院議会からの使者で「黒の旅団」の顧問召喚師。元老院議会からの使者ということで、その言葉は元老院議会と同等の力を持つ。ガレアノ、ビーニャ、キュラーの3人の召喚師をまとめる人物でもある。 人間を騙し、欺くことを至高の悦びとしている節があり、デグレアのために動いているわけではないようなそぶりも見せる。 人間の暗い情動や精神性を煽ることで他者を陥れるが、その時彼は一切の『嘘』は付かない。 物語の後半で彼の真の目的が明らかにされる。
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