鹽竈神社 (仙台市宮城野区)
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鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は、宮城県仙台市宮城野区のJR仙台駅東口の初恋通沿いにある神社。「名掛丁塩釜神社」とも呼ばれる。当社は、同県塩竈市にある鹽竈神社の仮宮を端緒とし、現在は島崎藤村が下宿していた三浦屋の跡地に建つ。
- ^ 寛永11年(1634年)開山の真言宗寺院であった。
- ^ この記述に関して、宮城県神社庁のページには「寛文12年(1672)仙台藩4代藩主となった伊達綱村は、塩釜の鹽竈大明神(塩竈神社)を修造する際に原田甲斐を修造奉行に…」「1680年に鹽竈神社が完成して…」という記述がみられるが、原田が関わった修造は、3代藩主・綱宗が1659(万治2)年に着手し、その後隠居した綱宗に替わって藩主となった綱村が数え5歳になった1663(寛文3)年まで行われた「寛文の造営」であり、これらの説明と矛盾する。かつ原田は1671(寛文11)年の寛文事件(伊達騒動)の際に死去しているため、当該記述には再検討の必要がある。
- ^ ちなみに高福院は、日本鉄道本線(現JR東北本線)建設にあたって仙台停車場(現JR仙台駅)構内にあてがわれることとなり、同線が仙台に開通した明治20年(1887年)に仙台区荒町の満福寺(毘沙門天をまつる毘沙門堂があり、奥州仙臺七福神の1つに数えられている)に合併されて廃寺となった。
- ^ 最新版仙台市全図市街地町村及番地入(明治44年)(仙台市市民センター「名掛丁の変遷」) … 地図では東六番丁29番地の北側に「塩釜祠」と記載されている。
- ^ 仙台駅東第二土地区画整理事業(仙台市)
- ^ 仙台そぞろ歩き 文学編 (1) 藤村広場(河北新報 2008年10月2日)。
- 1 鹽竈神社 (仙台市宮城野区)とは
- 2 鹽竈神社 (仙台市宮城野区)の概要
- 3 脚注
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