鴻池財閥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 08:54 UTC 版)
鴻池財閥(こうのいけざいばつ)は、江戸時代に成立した日本の財閥。16世紀末、鴻池家が摂津国川辺郡鴻池村(現・兵庫県伊丹市鴻池)で清酒の醸造を始めたことにはじまる。その後、一族が摂津国大坂に進出して両替商に転じ、鴻池善右衛門家を中心とする同族集団は江戸時代における日本最大の財閥に発展し、明治維新後は華族の男爵家にも列した[1]。 大阪市の本邸跡は現在大阪美術倶楽部となっている。
注釈
出典
- ^ 華族大鑑刊行会 1990, p. 592.
- ^ 大阪美術倶楽部
- ^ 田中彰「六大企業集団の無機能化: ポストバブル期における企業間ネットワークのオーガナイジング」(『同志社商学』64巻5号、2013年)p.330-351, doi:10.14988/pa.2017.0000013201
- ^ 鴻池祥肇によるメールマガジン、“『こうのとりが運ぶ国会通信』第218号、2005年8月8日”. 2007年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。
固有名詞の分類
- 鴻池財閥のページへのリンク