鴻池とは? わかりやすく解説

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こうのいけ【鴻池】

読み方:こうのいけ

江戸時代大坂豪商の家の名。山中鹿之助次男新六を祖とする。摂津鴻池酒造業始め、のち大坂進出して海運業大名貸し行い両替業兼ねた


鴻池

読み方:コウノイケ(kounoike)

所在 兵庫県伊丹市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒664-0006  兵庫県伊丹市鴻池

鴻池

名字 読み方
鴻池こうのいけ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

鴻池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 05:04 UTC 版)

日本 > 兵庫県 > 伊丹市 > 鴻池
鴻池
鴻池神社(鴻池六丁目)
日本
都道府県 兵庫県
市町村 伊丹市
人口
2011年(平成23年)10月1日推計)
 • 合計 5,826人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
664-0006
市外局番 072

鴻池(こうのいけ)は、兵庫県伊丹市町名。現行行政地名は鴻池一丁目から鴻池七丁目。住居表示実施済み区域。郵便番号664-0006。

地理

伊丹市北部、旧川辺郡長尾村の南端に当たる。北を荒牧南、北東を北野、東を荻野、南東を瑞原、南を中野東、南西を中野北、西を宝塚市安倉南、北西を宝塚市安倉中と接する。

町内の全域が伊丹市立鴻池小学校および伊丹市立桜台小学校天王寺川中学校の校区に含まれる。

歴史

鴻池新六の肖像画

摂津国川辺郡鴻池村は鴻池直文(新六)を祖とする鴻池財閥発祥の地として知られる[1]。新六は慶長年間に清酒醸造法の鴻池流を確立し、鴻池流の流れを汲む伊丹酒江戸時代後期に灘五郷が台頭するまで長く清酒の代表格と言える存在であった。

1889年明治22年)、町村制施行に伴い川辺郡長尾村の大字鴻池となる。酒造業が下火になって以降は近隣の荒牧や山本と同様に園芸が盛んになり、1927年昭和2年)には苗木の燻蒸室が設けられた[1]1942年(昭和17年)、北東部の土地が接収され陸軍獣医資材支廠長尾分廠が置かれる。この土地は戦後の1951年(昭和26年)頃までに民間へ売却され[1]1970年(昭和45年)には鴻池から分離されて北野1〜5丁目となった[1][2]

長尾村は1955年(昭和30年)3月10日に全域が宝塚市へ編入合併されたが、3週間後の4月1日には南部の荒牧・鴻池・荻野・大野が宝塚市より伊丹市へ移譲された。2007年平成19年)、大字鴻池の全域と大字荒牧に最後まで残った5つの小字において住居表示を実施し、鴻池1〜7丁目の町丁が設定される[3]

地名の由来

町内にある西池および黒池(現在の鴻池第一公園)に鴻(ヒシクイ)が群れを成していたからとも「こうのいけ」の「こう」は国府を指し、摂津国の国府を当地に移す計画があった名残であるとも言われる[1]

交通

町内を南北に縦断する兵庫県道142号線と東西に横断する331号線が中心部で交差している。伊丹市バスでは鴻池、鴻池東、南畑、スポーツセンター前、天王寺川中学校前などの停留所を町内に設置している。

町内に鉄道は通っておらず、阪急伊丹線伊丹駅か宝塚市にあるJR西日本福知山線中山寺駅が最寄り駅となる。

施設

脚注

  1. ^ a b c d e 日本地名大辞典、582 - 583ページ。
  2. ^ 日本地名大辞典、498ページ。6丁目のみ荻野より分離。
  3. ^ 住居表示の実施(鴻池、荻野西、昆陽南、昆陽泉町6丁目、桑津4丁目)

参考文献

関連項目


「鴻池」の例文・使い方・用例・文例

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