鴻池の名を持つものとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:53 UTC 版)
「鴻池財閥」の記事における「鴻池の名を持つものとの関係」の解説
鴻池家、とくに鴻池善右衛門家は、江戸時代において豪商の代表格として知られた。「鴻池の犬」やはてなの茶碗などの上方落語にもその名が登場している。 大阪の中堅ゼネコン鴻池組は、大侠客として知られた鴻池忠治郎が創業した企業であり、鴻池財閥とは直接の関係がない。鴻池組から分かれた鴻池運輸や、鴻池組の会長・社長が設立した鴻池奨学財団も同様である。参議院議員鴻池祥肇は鴻池忠治郎の弟鴻池藤太郎の孫であり、本人も認めているように江戸期の財閥鴻池家とは結びついていない。なお、鴻池忠治郎の一族も先祖を山中鹿介とする伝承を持つと鴻池祥肇はメールマガジンで述べているが、山中鹿介の子孫は鴻池財閥を起こした山中幸元であり、前述の通り鴻池財閥と鴻池祥肇は全く無関係のため真偽は不明。 兵庫県伊丹市鴻池は、始祖・新六が創業した地であり、のちにここから「鴻池」の屋号・家名が使われるようになった。大阪府東大阪市にある鴻池新田は、3代鴻池善右衛門宗利が開発した新田であり、鴻池町などの地名もこれに由来する。
※この「鴻池の名を持つものとの関係」の解説は、「鴻池財閥」の解説の一部です。
「鴻池の名を持つものとの関係」を含む「鴻池財閥」の記事については、「鴻池財閥」の概要を参照ください。
- 鴻池の名を持つものとの関係のページへのリンク