青色発泡怪獣 アボラス
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「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「青色発泡怪獣 アボラス」の解説
第19話「悪魔はふたたび」に登場。 3億5000年前の超古代文明ミュー帝国で「青い悪魔」と恐れられ、液化されてタイムカプセルに封印されていた青い古代怪獣。眉間が一本角状に伸びた巨大な頭部や大きく横に裂けた口が特徴であり、強靭な体力の持ち主。口からは、何でも溶かす白い泡状の溶解液(溶解泡)を放射する。東京のビル工事現場で発掘され、調査のために運ばれた鉱物試験所で電撃による10万ボルト以上の電気ショックを受けて復活する。 その後、都市を蹂躙しながら、野獣の闘争本能によって引き寄せられるように先んじて復活した怪獣バニラと旧国立競技場にて激突する。科学特捜隊の原子弾で弱ったバニラを倒し、ウルトラマンと対決する。ウルトラマンに溶解液を浴びせてスペシウム光線を阻止するが、溶解液はウルトラマンに弾き飛ばされる。持ち前の体力で2発のスペシウム光線に耐えるが、3発目には耐えられず倒される。 第35話「怪獣墓場」の怪獣供養では、遺影として写真が飾られている。 スーツアクター:中村晴吉、鈴木邦夫(ノンクレジット) 着ぐるみは初代レッドキングを青く塗装して改造したもので、頭部は新規造形である。本話の撮影後、着ぐるみは頭部を差し替えて金色に全体を塗り直して再改造されて2代目レッドキングになった。 デザインは成田亨によるもので、頭部は恐竜の頭骨をモデルとしている。 山田正弘が単独執筆した準備稿「前世紀からの使者」では、前世紀人に操られる液体怪獣であり(バニラは登場しない)、普段は小型の瓶に収められている。この設定は『ウルトラセブン』のカプセル怪獣の原型になっている。最後は自分の吐いた泡をウルトラマンに跳ね返され、膝打ちとウルトラチョップの連打を受けて消滅する。南川龍(野長瀬三摩地)が加筆した決定稿「悪魔はふたたび」で、アボラスはウルトラスラッシュ光線を受けて木端微塵となり、「ウルトラマンの足もとで切れ切れに飛び散ったアボラスの残骸」というト書きで終了している。 第26話「怪獣殿下(前篇)」では、治少年のイメージイラストに登場している。 一峰大二の漫画版の「怪獣アボラスの巻」やPS2用ゲーム『ウルトラマン』では、バニラ共々ウルトラマンに八つ裂き光輪で倒される。なお、漫画版ではバニラと体色が入れ替わっている。 書籍『ウルトラマン白書』掲載の金城哲夫の文芸ノートでは、バニラ共々「宇宙怪獣」と区分されている[要ページ番号]。 『ウルトラファイト』では、溶解液は終始「冷凍光線」とされているため、映像で溶けている建物が「凍っている」とナレーションされている。 『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では、溶解液は「メルトバブル」と命名された。
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青色発泡怪獣 アボラス
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「ザ☆ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「青色発泡怪獣 アボラス」の解説
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。 怪獣墓場で眠っていた個体を、バラドン星人によりアーストロン、ゴーストロン、ゴキネズラ、レッドキング、バニラと共に蘇生させられたうえで怪獣島に収容され、地球へ送られた。 武器は『ウルトラマン』登場時と同一で、外見上の相違は緑色の体色に肩に生えている角。バニラと激しく戦ううちにゴキネズラとも戦う。最終的にはその3体でレッドキングと戦闘中のジョーニアスを襲撃するも、3体とも倒された。 資料によっては「バニラと同士討ちの末に共倒れになった」旨が説明されているが、誤りである。
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