阿野雲商業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 00:35 UTC 版)
長野県にある高校。守備が堅いが、打撃力がなく点が取れないという欠点を抱えている。 灰島陽(はいじま よう) 阿野雲商業1年ピッチャー。通称『ハイジ』。プライドが高く、超生意気で先輩を先輩とも思わない。おばあちゃんっ子。自称『柳の宿命のライバル』だが、柳には忘れられていた(倖のことはちゃんと覚えていた)。中学時代は変化球の名手と言われ、その予測不可能さで『山嵐』と呼ばれていた。劇中ではカーブとフォークを投げていた。 倖積十郎(ゆき せいじゅうろう) 阿野雲商業1年キャッチャー。通称『ユキ』。ハイジのなだめ役。たねからよくハイジのための手作りの物を持たされる。長野で名の知れた強打者。彼が点を取れないチームの為に編み出した、一か八かでホームランを打ちに行く打法は、『アルプス颪(おろし)』と呼ばれる。竜と互角かそれ以上の怪力を持つ。幼稚園の頃はハイジよりも身体が小さかったが、その優しさゆえ、給食でハイジや倉田の嫌いなものを食べてやったり、仲間の分まで強くなろうと必死で練習に励んだ結果、今では立派な体格の持ち主になった(単行本4巻収録の4コマより)。 平太 Nebel(へいた ネーベル) 阿野雲商業1年ファースト。通称『平太』。やたらとうるさい。ツッコミ兼ムードメーカー役。 倉田伶音(くらた れいん) 阿野雲商業1年ショート。通称『クラちん』。1年生の仲間としか話さない。パーカーでフードを被り、暗そうに思えるが、意外と口数が多い。野球とテレビだったらテレビの方が好き。合宿に小型テレビとアンテナ一式を持参し、甲子園試合後の桜と雨四光監督のインタビューを見せた。ハイジ主役のアクションRPGをプレイ済み。昔飼っていた犬、ペスに似ている二屋を倖とトレードしようとしたが、平太の抗議や緑が二屋を「私のもの」だと言ったことから断念したと思えたが、諦めてはいないようである。 舞山鞍人(まいやま くらうど) 通称『マイマイ』。阿野雲商業2年。ハイジ達の先輩。ハイジとの仲は最悪かと思われたが、実はハイジが同じ中学出身の仲間同士で固まってばかりで、チームに打ち解けないことに対して怒っていたことが判明。簿記2級。 瀬葉(せば) 阿野雲商業2年。普通の高校球児と思われていたが、ユニフォームの下にアニメTシャツを着込む隠れオタク。アミ彦曰く「スポーツマンとオタクのハイブリッド」。最近の悩みは、アニメ化された漫画のキャラと声優の声のイメージが合っていないこと。 灰島たね(はいじま たね) ハイジの祖母。手作りでおやきや靴下を作ってくれるが、孫への愛が行き過ぎて、ハイジ主役の手作りアクションRPGまで作るコンピューターおばあちゃん。ユキのためにではなく、ハイジの合宿中の様子を知るために盗聴器の入ったカモシカのぬいぐるみをユキに持たせる。 ペス 昔倉田が飼っていた犬。倉田本人は死んでしまったと思っているようだが、家出して今は倖の家の犬となっている。倉田曰く、二屋に良く似ているらしいが、実際はまったく似ていない。
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