関連料理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 02:22 UTC 版)
豚カツは、さらに調理されて別の料理となったり、他の料理と組み合わせて供せられる。 カツカレー - カレーライスと豚カツを組み合わせた料理。 カツ丼 - 豚カツとタマネギをタレで煮て鶏卵でとじたものを丼飯に載せた料理。卵とじにせず豚カツをソースにつけて丼飯の上に載せたものは一般にソースカツ丼と呼ぶ。 カツサンド - 豚カツをウスターソース等で味付けし、サンドイッチの具としたもの。 豚カツ茶漬け - ご飯の上に豚カツや野菜、薬味などを乗せてお茶や出汁などをかけた料理。飲食店によっては最初に豚カツを出し、その余りを茶漬けにして提供する場合もある。 一口カツ - 一口で食べられるような小さく切った素材を使ったもの。軽食として食べられるようにこれを串に刺す場合と、素材を串に刺してから提供する串カツもあり、これは豚カツ専門店以外に軽食店や露店でも供されている。 焼きカツ - 原型となったカツレツに近いもので、油で揚げずに、フライパンや鉄板、オーブンで焼いた豚カツ。ステーキなどのように、熱した鉄板に乗せて供される場合もある。近年では脂肪の摂取を控えることを目的として、油で揚げず、少量の油を用いて電子レンジで「焼いた」豚カツのレシピも登場している。 変わりカツ - 肉の中にチーズやニンニクなど様々な具を詰めた「はさみカツ」、薄切り肉を用いた「紙カツ」、同じく薄切り肉を重ね合せた「ミルフィーユかつ」などがある。また、とんかつとして仕上げる前に、肉を下ごしらえ(角煮風に煮込む、など)して、加工した物を揚げる場合もある。 豚カツ弁当 - 豚カツを主品とする弁当である。内容は、ご飯、タレやウスターソース付の豚カツ(煮カツの場合もある)、繊切りの生キャベツや漬物などの付け合せで構成される。豚カツを含めたフライ類は揚げたての衣の食感も味の要素としてあることから、駅そば屋など駅構内における給食設備や特急列車・急行列車に連結されていた食堂車でも豚カツが供されることがあったが、豚カツ弁当が駅弁として供されるケースも決して少ないとは言えない。またテイクアウトのできる弁当屋やコンビニエンスストアでも、主力商品として常時メニューにおさまっている。 地方料理も多く、かつめし、エスカロップ、味噌カツ、トンカツラーメン、トルコライス、ボルガライス、タレカツなど、また地元のブランド豚を使用するなど町おこしの一環としても利用されている。
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