開館以後(2016年3月-)
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「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の記事における「開館以後(2016年3月-)」の解説
2016年(平成28年)3月26日 、ふじのくに地球環境史ミュージアムが開館し、一般公開が始まる。開館初日の来館者数は約1,100人、開館2週間を迎えた同年4月10日には来館者1万人を突破した。 同年4月27日 、日本平ホテル(静岡市)で開催された第18回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM18)にあわせ、日本の丸川珠代環境相、中国の陳吉寧環境保護部部長、韓国の尹成奎(朝鮮語版)環境部長官の訪問を受けた。 同年 7月20日 、一般社団法人日本空間デザイン協会が主催する「DSA日本空間デザイン賞」の2016年の大賞に選ばれる。廃校を改修して学校の什器を活かし、説明ガイドを控えた来館者に「考えさせる」展示デザインが評価され、785点の応募作の中から大賞に選ばれた。開館半年を迎えた同年9月末までには、来館者は約5万人となった。 2017年(平成29年)2月17日、ムセイオン静岡に参加、「文化の丘づくり事業推進に関する協定」の締結調印式が行われた。 2018年(平成30年)2月、ドイツデザイン協会主催の「German Design Award 2018」において、「Fair and Exhibition(コミュニケーションデザイン部門 )」のWinnerを受賞。デザイン性に富んだ展示制作、施設展開を評価されている。同年3月 、 読売新聞によると、静岡県富士山世界遺産センターと兼任した2人の教授が安田喜憲館長等のアカデミックハラスメントで相次ぎ退職した。同年10月21日、来館者数20万人を達成。 2019年(平成31年)4月、日本博物館協会から国際会議「ザ・ベスト・イン・ヘリテージ2019」の日本代表として選定される。同会議はクロアチアのドゥブロヴニクで同年9月27日から28日に開催され、世界各国の博物館関係者等約100人を前に、安田喜憲館長と渋川浩一学芸課長が、ミュージアム設立方針や活動実績についてプレゼンテーションを行った。2019年9月、京都にて博物館世界会議 International Council of Museums (通称:ICOM) 国際会議(京都大会)「ICOM 2019 Kyoto」が開催され、Committee for Education and Cultural Action (CECA)セッションの口頭研究発表「各国博物館実践報告」にて、竹林知大客員研究員(Presenter)と山田和芳教授が、惑星地球科学と日本の伝統文化「お月見×月の科学」を融合した活動実績を報告した。 2020年(令和2年)1月22日、来館者30万人に達した。
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