開館ラッシュから全館閉館へとは? わかりやすく解説

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開館ラッシュから全館閉館へ(1928-1960)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 14:03 UTC 版)

志摩市立図書館」の記事における「開館ラッシュから全館閉館へ(1928-1960)」の解説

1928年昭和3年5月18日三重県庁は「市町村立図書館設置奨励ニ関スル件」という訓令発して図書館の設置呼び掛け以降三重県内で図書館の開館相次いだ志摩においても1928年昭和3年11月30日越賀村図書館越賀村越賀小学校内)、1929年昭和4年5月1日甲賀村図書館甲賀村甲賀小学校内)、1932年昭和7年3月24日波切町図書館波切町、波切小学校内)、1933年昭和8年3月31日立神村図書館立神村立神小学校内)、同年4月2日私立志島村青年図書館志島村志島小学校内)、同年7月20日片田村図書館片田村片田小学校内)、同年12月12日和具村図書館和具村)が開館した1933年昭和8年)に開館した図書館が多いのは図書館令改正影響している。1937年昭和12年)の記録によると、蔵書数が多いのは鵜方図書館(4,069冊)、波切町図書館(1,266冊)、的矢村的矢図書館991冊)で、閲覧者数が多いのは和具村図書館(7,354人)、越賀村図書館(4,530人)、片田村図書館(4,160人)であった。こうして図書館の開設進んだものの、太平洋戦争戦局厳しさを増すにつれて有名無実存在となり、そのまま閉館したものも多かった終戦後混乱乗り切り活動再開した志摩図書館は、鵜方村図書館(2,100冊)、的矢村図書館300冊)、磯部村図書館595冊)、越賀村図書館300冊)、甲賀村図書館393冊)、波切町図書館130冊)の6館であるが、閲覧者数は最も多い的矢村図書館でも1日10人にすぎなかった。しかし1950年昭和25年)の図書館法制定により、三重県図書館は8館まで減少し志摩から一旦図書館消滅した磯部町図書館開館するまでの間、志摩図書館機能公民館図書室が担うことになる。

※この「開館ラッシュから全館閉館へ(1928-1960)」の解説は、「志摩市立図書館」の解説の一部です。
「開館ラッシュから全館閉館へ(1928-1960)」を含む「志摩市立図書館」の記事については、「志摩市立図書館」の概要を参照ください。

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