阿児町立神
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阿児町立神（あごちょうたてがみ）は、三重県志摩市の大字[1]。真珠と海苔を組み合わせた養殖漁業地域であるが、近世までは大工を兼業する農村地帯であった[10]。
- ^ 配（ハイ）とは、志摩地方で使われる町・字内の小地域を指す語である[17]。
- ^ 水鳥を捕らえて商売をしていた[13]。
- ^ 真珠母貝が高騰し、周辺村では年数万円の収入を上げるようになったことと、真珠養殖方法が地蒔式（暗礁に貝を並べる方式）から垂下吊籠式（筏から貝を入れたカゴを吊り下げる方式）に変わり、筏の固定により従来の漁業を妨げないという契約条項が空文化したことが挙げられる[34]。
- ^ 2大地主勢力が並立していた鵜方村は、御木本の切り崩しが成功し、漁業権闘争に敗北した[37]。これを知っていた村の助役兼漁業組合長は漁業権獲得を無謀と考えたが、立神村には有力地主がいなかったため村民の一致団結が図りやすく、切り崩されずに済んだ[38]。
- ^ 0.6 m の立石は、満潮時に海面下に没する[49]。
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