認証されている品目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 13:36 UTC 版)
「飛騨・美濃伝統野菜」の記事における「認証されている品目」の解説
あきましささげ ささげ。旧丹生川村(現高山市)を中心に、高山市、飛騨市で栽培。気温の低下とともにさやの表面に紫色の美しい縞模様が現れる。 あじめコショウ トウガラシ。旧福岡町(現中津川市)で栽培。アジメドジョウに形が似ていることから、あじめコショウと呼ばれている。 きくいも きくいも。旧岩村町(現恵那市)を中心に栽培されている。 菊ごぼう 山ゴボウ(山菜の一種。正確にはキク科アザミの根)。中津川市を中心に栽培されている。柔らかく歯ごたえが良いのが特徴。漬け物(味噌漬け、醤油漬け等)に使用されている。切り口が菊に似ていることから、菊ごぼうという。 桑の木豆 インゲンマメ。旧美山町(現山県市)で栽培されている。完熟すると、さやや豆に赤いかすり模様が入る。 沢あざみ あざみ。旧春日村(現揖斐川町)で栽培。 十六ささげ ささげ。本巣市、羽島市で栽培されている。さやに16個の豆が入っている。 千石豆 フジマメ。岐阜市南部で栽培されている。 徳田ねぎ ねぎ。岐南町で栽培されている。青ネギと白ネギの中間の品種。 西方いも サトイモ。旧加子母村小郷地区(現中津川市)で栽培されている。 飛騨一本太ねぎ ねぎ。高山市原産という。高山市で栽培されている。 飛騨紅かぶ カブ。旧丹生川村原産。高山市で栽培されている。鮮やかな紅色であり、漬物に利用される。 まくわうり マクワウリ。旧真正町(現本巣市)原産。 守口だいこん 守口大根。旧川島町(現各務原市)、岐阜市で栽培されている。主に漬物に利用される。 わしみかぶら カブ。旧高鷲村(現郡上市)で栽培されている。紫に近い色合いで、下部ほど色が薄くなり、下の3分の2は白い。 堂上蜂屋柿 柿。美濃加茂市蜂屋町原産という。干し柿専用品種。干し柿は、スローフード協会の「味の箱舟」に認定されている。 弘法いも じゃがいも。旧根尾村(現本巣市)で栽培されている。肉質は堅く粘質。 瀬戸のたけのこ 孟宗竹の筍。中津川市で栽培されている。元々は薩摩藩からもたされたという。 種蔵紅かぶ カブ。旧宮川村(現飛騨市)で栽培されている。鮮やかな赤紫色の紅かぶで、円錐形であり、葉軸は赤い。 半原かぼちゃ かぼちゃ。瑞浪市で栽培されている。 伊自良大実柿 柿。旧伊自良村(現山県市)で栽培されている。 紅うど ウド。旧上矢作町(現恵那市)で栽培されている。鮮明な赤色と香りが強くて柔らかく、一般の山うどよりアクが少ない。 藤九郎ぎんなん 銀杏。旧穂積町(現瑞穂市)に原木があったという。羽島市、瑞穂市で栽培。最も大粒種である。 南飛騨富士柿 柿。主に下呂市で栽培。不完全渋柿であり、果実が四角ばりであるのが特徴。 高原山椒 山椒。主に高山市(旧上宝村)で栽培。一般的な山椒に比べて実が小ぶりで深い緑色。大変香りが良い。 島ごぼう 牛蒡。主に岐阜市で栽培されている。比較的短根、側根が多い。 久野川かぶら カブ。下呂市で栽培されている。葉や茎まで赤い。主に漬物に利用される。
※この「認証されている品目」の解説は、「飛騨・美濃伝統野菜」の解説の一部です。
「認証されている品目」を含む「飛騨・美濃伝統野菜」の記事については、「飛騨・美濃伝統野菜」の概要を参照ください。
- 認証されている品目のページへのリンク