表示の形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:37 UTC 版)
表示の形式解説表示例終点のみを表示 「(終点)」(終点のみ表示) 系統番号などが付加されていないか表示する必要のない路線の経由地を明記する必要のないもの 経由地と終点を表示 「(経由地)(終点)」(経由地と終点を表示) 系統番号などが付加されていないか表示する必要のない路線の経由地を明記する必要のあるもの 系統番号などと終点を表示 「(系統番号など)(終点)」(系統番号などと終点を表示) 系統番号などが付加されている路線で経由地を明記する必要のないもの 系統番号などと始点終点両方を表示 「(系統番号など)(始点)-(終点)」(系統番号などと始点-終点を表示) 系統番号などが付加されている路線で経由地を明記する必要のないもの短距離区間の場合や、使用頻度が低い表示のコマ数節約で見られる。 系統番号などと経由地・終点を表示 「(系統番号など)(経由地)(終点)」(系統番号などと経由地さらに終点を表示) 一般に上に該当しないもの 大まかな地名と終点を表示 「(地名(終着)地名)」 「(地名(終着))」 終着停留所名ではあまりに細かすぎる場合は、市町村名や広域地名を表示させてわかりやすくする場合がある(中距離系統や団地路線に多い) 系統番号や経由地などが別の幕に記載されることもある。また高速バス、都市間バス、中距離・郊外路線、近距離団地路線などでは、終着の停留所名ではなく都市名或いは大まかな地名を記載し、わかりやすくする場合(例:「都城」、「つくば・土浦」、「○○団地」など)や究極的には終着停留所名と一致しない場合(「新鹿沼」)もある。これらは、ターミナルなどでインデックスの役割を果たすためである。 また、行き先となる駅の所属路線名やバス路線向かう方向などの情報を方向幕の地の色によって示している路線もある。
※この「表示の形式」の解説は、「方向幕」の解説の一部です。
「表示の形式」を含む「方向幕」の記事については、「方向幕」の概要を参照ください。
表示の形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/12 06:07 UTC 版)
学年や組を制服に可視的に表示させる形式として、次のようなものがある。 襟文字の、学年・組が分離式のバッジ: 最歴史的な原形をとどめる学年章・組章のスタイルである。今日でも、旧制中学の伝統をもつ高校の一部に、このスタイルがみられる。襟文字の組章とセットで装着される場合(例:福岡県立小倉高等学校)も、学年章のみ単独で用いられる場合もある(事例多数)。しかし、大きく目立つ算用数字やローマ数字の襟文字で所属学年ないしはクラスを不特定多数の公衆にさらすことには、生徒の個人情報保護の観点から問題がありうる。この変種として、Freshman, Junior, Seniorという英単語の頭文字の文字バッジをつけさせる方式や袖のボタンの数で学年を可視的に表示させる例もある。 学年・組をセットで1個に表示させるようにしたバッジ:個人情報の過度な露出を避ける等の理由から、文字のフォントサイズを小さくし、1個のバッジに「I-A」のように学年・組を表示させるようにしたバッジが、全国の公立中学校を中心に、広く装着を義務付けられている。県立・私立高等学校でも、この型のバッジの装着を義務付け、生徒各人に所属学年だけでなくクラスも表示させている学校がある(例:千葉県立匝瑳高等学校)。バッジの地色は一般に紺で、その上に白文字で学年・組を表示する。学校によっては数字を遠くから読みにくいデザインにして個人情報を保護する事例、学年ごとに地色を色分けし、所属学年の視認性を高めている事例などの変種もある。また、襟文字バッジは、友人や先輩などとバッジを交換することにより容易に自分の所属しない学年・組を詐称できる。これを防止するため、刺繍した学年・組の襟文字を詰襟に縫い付けさせる校則の学校がある(例:私立開成中学校)。山梨県の中学校では、学年・組と生徒の名前とを一体に刺繍した布を胸に装着させるケースが多く見られる。 学年を色分けで表示させたバッジ: これは、色が象徴する意味を知らない限り、不特定多数の公衆には所属学年が分からないので、生徒の個人情報保護により配慮した学年章の形式といえる。色分けの学年章を校章とは別に装着させるケース(例:香川県立高松高等学校)もあるし、校章そのものの中に学年色を導入して、1つのバッジで済ませたり、校章の下に学年色の布地を付けさせたりするケース(例:かつての東京都立目黒高等学校)もある。また、色分けの仕方も、学年ごとに固定する方式(例:富山県立富山中部高等学校)と、赤・緑・青の3種類(色の組み合わせは学校により異なる)の持ち上がりで、校章バッジの色を3年ローテーションで使い回す移動式がある。前者の学年固定式の場合、生徒は、毎年校章バッジを買い替えることになる。移動式の場合は、バッジ買い換えの必要が無く、毎年色が意味する学年が変わることになるから、生徒を保護する度合いがより高いが、自分の嫌いな色に当たった生徒は、3年間それと付き合わねばならないので苦痛であろう。なお、バッジではなく、ブレザー型制服やセーラー服につけるネクタイを学年色にしたり、また学年色の上履きを構内で履用させたりして学年の識別を行う学校もある。このような学年色式で所属クラスをも表示させる場合、クラス名のみを襟文字バッジ表示で補うことがある(例:洛南高等学校)。
※この「表示の形式」の解説は、「学年章」の解説の一部です。
「表示の形式」を含む「学年章」の記事については、「学年章」の概要を参照ください。
- 表示の形式のページへのリンク