華荻第三中学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:26 UTC 版)
「ひかる!チャチャチャ!!」の記事における「華荻第三中学」の解説
かつては古豪として知られていたが、現在は力をつけた上等中学や三星中学に人材を奪われ、光を失っていた。ひかるの台頭や三好の柔道部復帰によって、再び脚光を浴びるようになる。城西地区に属する。 西田ひかる 本編の主人公。坊主頭で背は低い。入部当初は髪の毛を伸ばしていたが、心機一転の意で坊主頭にした。気が弱く、苛められっこだが強靱な精神力と忍耐力を持ち、柔道部でも相手に積極的に投げられたりすることで、自身を強く磨いていった。 得意技は「鬼殺し」と呼ばれるはね腰であり、これは父が得意としたもの。しかし体格が小さいひかるには、はね腰が真に向いている技とは言えず、跳越と薪割を応用し、弱冠中学1年で幻の柔道技といわれる「山嵐」まで身に付けてしまう。 継ぎ接ぎの柔道着がシンボルで、これはひかるの母親が父親の遺品である中学時代の柔道着を縫い直したもの。そのため、川本小鉄に「ボロゾーキン」呼ばわりされた時には激しく怒りを見せていたが、後に逆にそのボロボロになるまで練習に励んだ父のことを偲ばせるアイテムとして、それを身に付けることを誇りに思うようになった。 「チビ」「ボウズ」と呼ばれる事が多い。 目の前の敵しか見えてないせいか、若林に祝福の言葉をかけて貰った際には、「何で若林がここに居るの?」と返している。 個人戦3位で秋の新人戦で優勝している。 森田優治 1年。気は強く、入部当初はひかるを馬鹿にして来たが後に彼の謙虚な姿勢に惹かれ、友情に篤くなりサポート的な立場となる。得意技は釣込腰だが、相手により様々な技を使いこなすバランス型である。三星中学柔道部から「弱肉組」とバカにされたが、地区大会決勝戦で「俺たちはいつまでも弱肉組じゃねー」と執念を燃やした。 春久光司 1年。長身のプロレスマニアでプロレスばりのバックドロップ(裏投げ)を披露する。あだ名はハルク。 金子直也 1年。腕力に乏しいため、華荻の二軍でも補欠扱いだったが、知識は豊富。 寺田正雄 1年。肥満体系で素質は悪くない。内股からの大内刈りの連絡技を披露するも、いい結果を出せなかった。 染矢薫 2年。性格は悪く、さぼり癖を持っている。入部したばかりのひかるにも目をつけ、目障りな彼を追い出そうとしたが、逆に一蹴されてしまう。腕力があり、素材は悪くはないが、下半身が弱いためにいつも出足払いによって負けていた。三好日明を尊敬しており、彼が部に戻ってからは見違えるようになった。 木村五郎 中学3年。主将で当校唯一の黒帯で、実力者。初登場当初は締まりのない表情の出で立ちだったが、三好が部に戻ってからは主将としての威厳を持つようになった。特技は内股。あだ名はラッシャー。 大里貴志 3年で副主将。団体戦では副将を務める。茶帯。 斉藤和一 3年。レギュラー、団体戦では中堅を務める。地区大会では足を負傷しながらも準決勝まで戦い抜いた。 三好日明 天才柔道家・三好尊徳の孫でエース。柔道の天才少年と呼ばれ、新聞にも載っていた。柔道始めるにあたり、多数の柔道書籍を買おうとするひかるに受身が重要とアドバイスを送り、書籍も1冊で充分と説明する。母親の死にも関わらず、柔道の試合に出た父に対して反目している。彼が柔道を辞めたのは、家族の仲を引き裂いた柔道を恨むようになったからであるが、その父親に暗黙の復讐を果たすため、柔道部復帰を決意する。得意技は浮き落としという空気投げだが、これも三船久蔵という天才柔道家が長年の鍛錬の末に編み出した幻の技といわれているものである。 早乙女千春 顧問。39歳。西田俊介や三好大蔵とは学生時代からの同期だが独身。『夕やけニャンニャン』が好きで沢山録画している。部員に西田俊介の大学時代の柔道ビデオを見せる。西田俊介の強さに部員が驚愕する。
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