華胥とは? わかりやすく解説

か‐しょ〔クワ‐〕【華×胥】

読み方:かしょ

《「華胥の国」の故事から》昼寝午睡

苦もなく自分を—に誘って」〈花袋重右衛門の最後


華胥

読み方:カショ(kasho)

ひるね


華胥

作者小野不由美

収載図書華胥の幽夢―十二国記
出版社講談社
刊行年月2001.7
シリーズ名講談社文庫

収載図書華胥の幽夢―十二国記
出版社講談社
刊行年月2001.9
シリーズ名講談社X文庫


華胥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 17:11 UTC 版)

華胥(かしょ)は中国に伝わる伝説上の国。華胥国、華胥氏とも書かれる。

西北の果ての地にあるとされ、全てが自然のままで為政者は無く、人々に欲望も無く、とても長寿であるという。三皇五帝のひとりとして中国神話で語られる伏羲の母は、この華胥の人であったとされている[1]黄帝が夢の中でこの国をおとずれ、その様子に感じ入り、自らの政治の規範としたといい、この伝説は「華胥の夢」という故事成語になっている。

理想郷としての華胥

古典籍にみられる記述を受け、華胥は聖人君子の理想郷として表現される。江戸時代後期の日本の儒学者中井履軒は『華胥国物語』を著わしており、その中で理想的な世界として華胥国を採り上げ、論じている。履軒本人は、自分の住所を「華胥国」庵室の入口を「華胥国門」自らを「華胥国王」とも号していた[2]という。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社、1993年 116-117頁
  2. ^ 西村時彦 『懐徳堂考』 懐徳堂記念会 1925年 105-106頁

華胥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:32 UTC 版)

十二国記」の記事における「華胥」の解説

華胥華朶、それは才国の宝重であり、枕辺挿して眠ることで国のあるべき姿見せるという。

※この「華胥」の解説は、「十二国記」の解説の一部です。
「華胥」を含む「十二国記」の記事については、「十二国記」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「華胥」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「華胥」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「華胥」の関連用語

華胥のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



華胥のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの華胥 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの十二国記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS