芹沢厩舎関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 03:11 UTC 版)
「じゃじゃ馬グルーミン★UP!の登場人物」の記事における「芹沢厩舎関係者」の解説
芹沢(せりざわ)/大先生 ロンマンガンなどの調教師で名前は不明。右目が斜視で口が少し右に曲がっている。初登場時64歳。同じく調教師である息子の勇雄と区別するため「大先生」と呼ばれる。娘が竹岡竜二と結婚し、竹岡一人とわかばは孫にあたる。佑騎が所属した縁から渡会牧場を訪れるようになり、ヒコを引き受けてくれる。双子のヒコをしっかりと育て上げた駿平の仕事を評価し、渡会牧場の生産馬ではないジャンゴウを預けた。引退まで1年と少しとなった冬に心筋梗塞を起こして倒れるが、幸い一命を取り留めている。 競馬関係者は馬券購入を禁じられているため、引退後は馬券を買い捲るのが夢である。 芹沢 勇雄(せりざわ いさお)/若先生 芹沢の息子。近く独立予定の調教師で、父親と区別するために「若先生」と呼ばれる。父と同じく口が少し右に曲がっている。竜二とは義兄弟。 寺西 次郎(てらにし じろう) 芹沢厩舎の調教助手筆頭で、芹沢が倒れた後の厩舎を任されている。 竹岡 竜二(たけおか りゅうじ) 芹沢厩舎に所属する現役最年長のベテラン騎手。初登場時49歳。芹沢調教師の娘である阿佐子と結婚し、一人とわかばの2子を儲けたものの、既に阿佐子とは死別している。ロードウォリアに騎乗して臨んだ皐月賞で、騎手生活22年目にして初のGI勝利を獲得している。義理を重視してあまり実力のない馬に乗ることが多いが、人気以上の着順を収めることが多く、競馬ファンの間からは「人気薄の魔術師」と呼ばれる。ロンマンガンを始めとする自厩舎の馬に乗ることが多いが、同期のよしみからかストライクイーグルやバトルホークといった野々村厩舎の馬にも乗っている。最終話では既に騎手を引退しており、競馬解説者に転身している。 竹岡 一人(- かずと)/カズ 通称「カズ」。竹岡竜二の息子で父と同じく騎手であり、芹沢調教師の孫だが芹沢厩舎には所属せずに巽厩舎に所属する。腕はあまり良くなく、馬を無理矢理押さえつけて馬のやる気を削ぐことが多い。江端の騎乗停止によってアルデバランに乗る機会が回ってきたものの、成績が悪く菊花賞を最後に降ろされている。ジャパンカップでは、当日に行われたレース中の落馬によって全身に激痛が走るのを隠してストライクイーグルに騎乗し、ジャパンカップは制したものの、プロとしての資質が疑われて降ろされている。 渡会 佑騎(わたらい ゆうき) 渡会家長男でひびきの双子の弟。初登場時は競馬学校に通う騎手の卵で、寮生活のため家にはいない。後に騎手となり、研修先でもあった芹沢厩舎に所属する。無愛想で何事も斜めに見る性格で、特に実家に対しては口が悪く、生産馬の悪口ばかり言っている。自分のいない間に実家に入り込んでいた駿平を目の敵にして、駿平に対する人当たりが強い。兄弟子である竹岡竜二騎手の娘であるわかばにアプローチをかけているものの、竜二に反対されていてあまり進展していない。函館競馬場でのレースで馬の故障により落馬し、脳挫傷・硬膜下出血・肋骨と鎖骨の骨折という重傷を負い意識不明となるが、無事に回復し騎手として復帰している。駿平が牧場に来た当初に泊まっていた部屋は元は佑騎の部屋であり、その後、この部屋は結婚した駿平・ひびき夫妻の部屋となっている。部屋の件や佑騎が帰省した時の家族(特に母の千草)の対応を見る限り、渡会家では佑騎は「家を出た人間」と認識されている。最終話では駿平が育てた馬(ヒメの孫)にダービーで騎乗している。 竹岡 わかば 竹岡竜二の娘で一人の妹。初登場時は美浦第二中学校に通う中学2年生。成績優秀で、母親の死後は竹岡家の家事と家計を預かっている。佑騎よりアプローチをかけられていた。 竹岡 阿佐子(- あさこ) 芹沢調教師の娘で竜二の妻、一人・わかばの母親。故人。 河埜 美佐子(こうの みさこ) わかばの中学2年時の担任の先生。『Sire Line 2』にのみ登場。 久保山 順三(くぼやま じゅんぞう) 馬主。クボヤマ工機代表取締役社長。芹沢調教師の紹介でヒコを購入した。冠号は「アダタラ」。
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