きこ・える【聞(こ)える】
読み方:きこえる
[動ア下一][文]きこ・ゆ[ヤ下二]《動詞「き(聞)く」の未然形に上代の自発の助動詞「ゆ」が付いた「きかゆ」の音変化》
1 音・声などが耳で感じられる。自然に耳に入る。「汽笛が—・える」
2 聞いて、そのように受け取られる。そのように理解・解釈される。とれる。「彼が言うと本当らしく—・える」「皮肉に—・える」
3 相手の言うことを、納得して認めることができる。物事のわけが理解できる。わかる。「そりゃ、—・えません」
4
㋐話がある所にまで伝わる。知れる。「君のうわさは重役にまで—・えているぞ」
「十二年の山ごもりしてなむ久しう—・えざりつると」〈後撰・恋二・詞書〉
「昔、太政大臣(おほきおほいまうちぎみ)と—・ゆるおはしけり」〈伊勢・九八〉
6 《5の誤用から。「きこえたまふ」全体で》「言う」の尊敬語。言われる。おっしゃる。
聞こえる?
聞こえる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 14:45 UTC 版)
「聞こえる」(きこえる)は、岩間芳樹が作詞、新実徳英が作曲した合唱曲。
- ^ 「これまでの課題曲(過去の課題曲一覧)」 『Nコンアーカイブ』 NHK 。2012年11月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『教育音楽 中学・高校版』 音楽之友社、2006年。
- ^ 「続・『聞こえる』―20年近く経った今も歌い継がれるNコン課題曲が生まれた背景とその主人公は?」 『Nコンブログ』 、2011年2月19日 。2012年12月6日閲覧。
- ^ 齊藤忠彦; 杉山厚志 「中学校音楽科における鑑賞教材選択の視点と教材例」 『信州大学教育学部紀要』 114巻、37-46頁、2005年3月25日。ISSN 03737381 。
- ^ 『教育音楽 中学・高校版』 音楽之友社、1991年。
- ^ a b 山岡智子 「合唱曲「聞こえる」をすてきにしあげるとっておきの方法」 『TOSSインターネットランド』 Teachers Organization of Skill Sharing、2006年5月27日 。2012年11月10日閲覧。
- ^ a b c 「空に、樹に」出版譜の前書き。
「聞こえる」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちに声が聞こえるように,もっと近くにお寄りなさい
- 聞こえる方の耳で,私はそれが何の音か知ろうとした
- 「トミー,聞こえるかい」「うん,聞こえるよ」
- 部屋はしーんとしていたので針が落ちても聞こえるほどだった
- 聞こえるところで
- あなたの声がよく聞こえるには声を張り上げなければいけません
- 針1本落ちても聞こえるほど静かだった
- 遊んでいるときの子どもたちの興奮が聞こえるようだ
- 彼が言っていることは本当らしく聞こえるかもしれないが,信じてはだめだ
- これら2つの語は同じように聞こえるが,つづりは異なる
- 彼らの説明はもっともらしく聞こえる
- 町中でその時計が鳴るのが聞こえる
- 本当らしく聞こえる
- 聞こえる範囲内で
- ぐっすり眠りなさい.私は呼べば聞こえるところにいるから
- はっきりと波の音が聞こえる
- Xがわたしの耳に聞こえる
- 彼女の息づかいが聞こえる声はセクシーで好きだ。
- ワライカワセミの鳴き声は笑っているように聞こえる、
- その話は本当らしく聞こえるけれどフィクションだ。
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