義士親善友好都市交流会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:53 UTC 版)
「赤穂義士祭」の記事における「義士親善友好都市交流会議」の解説
通称「忠臣蔵サミット」。平成元年に兵庫県赤穂市の呼びかけにより、「赤穂義士ゆかりの地」の所在する全国の自治体が、親善と友好を深めながら情報交換を行い、地域の活性化と発展向上のために相互協力していくことを目的に創設。毎年、一回開催される忠臣蔵サミットは加盟自治体のひとつが開催地となっている。 北海道砂川市 岩手県一関市 栃木県大田原市 茨城県笠間市 茨城県桜川市 群馬県安中市 群馬県藤岡市 東京都千代田区 東京都中央区 東京都港区 東京都新宿区 東京都墨田区 東京都豊島区 新潟県新潟市 新潟県新発田市 長野県諏訪市 愛知県南知多町 愛知県西尾市 滋賀県大津市 滋賀県野洲市 京都市山科区 兵庫県赤穂市 兵庫県明石市 兵庫県相生市 兵庫県豊岡市 兵庫県加西市 兵庫県加東市 兵庫県丹波篠山市 岡山県津山市 広島県三次市 長崎県平戸市 熊本県山鹿市以上、加盟自治体(32市区町、2021年末現在)。 現在、兵庫県多可町、香川県小豆島町と土庄町が参加調整中 。将来的には中国・武林市(wu lin)、韓国・ソウル特別市(ハンソンブ)などの参加も計画されている。(平成29年調べ)。 西尾市(旧・吉良町)、一関市、墨田区、千代田区、中央区、新宿区、豊島区、安中市、藤岡市、諏訪市、新潟市、平戸市などが、過去の恩讐を越え参加いただいている。一方、義央の菩提寺・万昌院がある中野区(天領)、義士祭当日に先祖の供養がある米沢市(上杉家)及び鹿児島市(島津家)、泉岳寺により寄進の梵鐘を廃棄されてしまった 熊本市(細川家)、松の廊下で毛利師就が刃傷を受けた下関市と小林平八郎の曽孫遺品を有し松陰神社が吉良領に建つ萩市(毛利家)、浪人や町人の集団に江戸藩邸を襲撃され屋敷を移動した岡崎市および浜松市(水野家)、家中に大石氏があるも一貫して吉良方に与した弘前市(津軽家)、再興された高家吉良氏の領地があった世田谷区と横浜市(蒔田流吉良家)は、参加辞退の立場を変えていない。 また、義士を粗略に扱い非難された松山市(久松家)、吉良と親密だった吉田町(伊達家)、脇坂赤穂事件のたつの市(脇坂家)については自治体レベルの交渉自体が記されていない(民間レベルでの各市との交流はある。前項の興聖寺による松山義士祭も参照)。 義士を尊敬し同じデザインの衣装に因む新選組を擁した会津若松市(松平家)、赤穂藩の宗家である広島市(浅野家)については、それぞれ長州やアメリカとの複雑な関係、「平和市長会議」のホストという立場などから参加可否の検討段階までに至っていない。
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