美術チーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 02:12 UTC 版)
レゴシが所属するチーム。仕事内容は細分化されており、照明、衣装、小道具・大道具に分かれる。 ドーム(Dom) 声 - 室元気 種族 - クジャク 美術チームのリーダー。女性的な口調で話すが、性別はオス。周囲への気配りが上手く、和を大事にする性格で、不器用で口下手なレゴシのことを気にかけている。 また、徐々に心を開き成長しているレゴシの近況についてジュノに教えるなど、ジュノの恋を応援している。 カイ(Kai) 声 - 岡本信彦 種族 - マングース 美術チームの照明係。性別はオス。生まれた直後に実親から捨てられ、ハイエナ一家に育てられた過去を持つ。荒々しい口調で話すが、根は実直でコミュニケーション能力に長けている。 元は役者チーム所属で、テムの死亡を受けて彼とオーディションで争っていた「水の精 オディー」の役を得るチャンスが訪れたと期待するが、過去に犯した本番中の2度に渡るミスを理由に美術チームへ異動させられる。美術チームに異動した直後はその境遇を嘆いていたが、徐々に裏方の仕事にも楽しみを見出し、チームの動物たちとも友好的な関係になっていく。 キビ(Kibi) 声 - 井口祐一 種族 - アリクイ 美術チームの衣装係のオス。アリシェイクが好物。基本的には穏やかで懐が広く、レゴシとも友好的だが、噂を鵜呑みにしたり、厄介事を嫌ったりするなど、流されやすく臆病な一面も持ち合わせている。 ハルが性に奔放である噂を耳にしており、園芸部の部室を訪ねた際は本人と関わり合いになることを恐れてレゴシを置き去りにして逃亡し、レゴシが園芸部から戻ってきた際にその悪評について教えている。ストレッチ中にタオに腕を千切られてしまい、一時は恐怖のあまり肉食獣を拒絶するようになるが、手術で神経が繋がったことにより回復に向かっている。タオに悪意がなかったことは理解しており、「いつまでも肉食獣を怖がっていたくない」という思いから、タオが見舞いに来た際には彼の謝罪を受け入れ、和解する。 リズ(Riz) 声 - 白熊寛嗣 種族 - ヒグマ 高等部2年で音響チームに所属する:61。性別はオス。体格に似合わず、普段は温和で大人しく「ハチミツ好きの優しいクマさん」として認知されており、通常時は黒目だけが描かれている。演劇部内での存在感はあまりなく、体格を活かした力仕事に従事している場面が多い。 筋力抑制剤の副作用に加えて、ハチミツでは押さえられないほど筋力や食殺衝動の制御ができなくなっている深刻な悩みを抱えている。また、テムを食殺した真犯人でもあり、自分の肉食獣としての怖さを最も理解し受け入れてくれたことから、勢い余って殺害してしまうが、このときの記憶を美化して「種を超えた真の友情は捕食によってのみ築ける」という考えで自分の行為を正当化するようになる。その際リズの記憶の中ではテムは笑みを浮かべながらリズの口の中に入る回想や、『合意の上で食べた』と心の中主張する等、リズの都合のいい解釈がされている為、真相は定かになっていない。テム殺害の真相が判明して、レゴシに白い目で睨まれるようになると、捕食者としての本性を現した際は白目の中に黒目という表情で描かれる。表向き自らが食殺犯である事を棚に上げて肉食獣に厳しい言動を行う為レゴシの怒りを買う。レゴシや仲介に入ったピナの言動によって美化された記憶が血生臭い思い出に汚される事を恨み、大晦日の決闘を持ちかける。 大晦日の決闘ではその力でレゴシを圧倒するが、ルイの足を食ったレゴシの反撃を受ける。そして食肉を犯しても揺らぐことのない2匹の友情と自分自身を見失わないレゴシの姿を見て、自らの過ちと負けを認めた直後、ピナの通報で駆け付けた警官隊に逮捕された。
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