絶対国防圏とは? わかりやすく解説

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ぜったいこくぼう‐けん〔ゼツタイコクバウ‐〕【絶対国防圏】

読み方:ぜったいこくぼうけん

太平洋戦争中日本絶対に確保すべき領域として定めた地域千島列島からマリアナ諸島カロリン諸島西部ニューギニア経てビルマ(現ミャンマー)までを結ぶ線の内側


絶対国防圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/27 22:01 UTC 版)

絶対国防圏(ぜったいこくぼうけん)とは、太平洋戦争において、劣勢に立たされた大日本帝国本土防衛上及び戦争継続のために必要不可欠である領土地点を定め、防衛を命じた地点・地域である。


  1. ^ 今後採ルヘキ戦争指導ノ大綱”. 閣議決定 (1943年9月30日). 2020年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年2月25日閲覧。
  2. ^ Geelvink Bayであるから本来はオランダ語読みでヘールフィンク湾とするべきであるが、ここでは当時の海軍水路部の表記(海図852号「ゲールビング灣及附近」、海軍水路部、昭和7年9月)を用いた。
  3. ^ ホーランジア(現在のジャヤプラ)までを西部ニューギニアに含むとする説もあるようであるが出典が必要。
  4. ^ 1942年4月18日のドーリットル空襲は、航空母艦から発艦して中華民国上空で機体を放棄し、乗組員はパラシュート降下するという形で行われた。また、サイパン陥落以前より九州は中華民国からの通常爆撃が可能であった。
  5. ^ 1944年2月21日より兼任していた参謀総長は、木戸幸一の要求により直前の7月14日に辞職している。
  6. ^ 堀栄三『大本営参謀の情報戦記』、p81~p82
  7. ^ 大井篤『海上護衛戦』第3章 「絶対国防圏の戦略」、p113


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